一 周忌 お布施 袋。 一周忌、三回忌のお布施の書き方は?袋は何を選べばいい?

一周忌のお布施袋の書き方・封筒はどんなものを使う?

一 周忌 お布施 袋

親族が亡くなった際、その後の一連の法事・法要で、お坊さんにお布施(おふせ:謝礼・寄付のこと)を渡す機会も増えてきます。 ただ、お布施は「どのような袋を用い、どのように表書きや裏書きを書けばいいのかよくわからない」という声をよく聞きます。 昔のように、お坊さんとの深いお付き合いが少なくなってきたり、親が亡くなったりして、誰に聞けばよいのかわからない人も多いからです。 また、身内の法事・法要は、月参りなどの定期供養を除き、多くの人にとってそれほど多く経験する行事ではありません。 そうしたことから、お坊さんへ渡すお布施袋の書き方や渡し方の作法についても、未経験の人も多いのです。 法事・法要で使用するお布施袋については、「適した袋の選び方」「表・裏面の正しい書き方」の最低限のマナーを知っていれば、問題ありません。 初めてでも、お坊さんとの関係を良好に保て、法要を進めることができます。 今回は、法事・法要で、「お坊さんに渡す、お布施袋の選び方や書き方のマナー」について解説します。 1、お布施袋はどんなものを使えばいいのか? 1-1、お布施の本来の目的とは? お布施の一番の目的は、お坊さんへの感謝とお礼を伝えることです。 また、実質お布施とは寺院への寄付金であり、檀家(だんか)さんが属する檀那(だんな)寺を経済的にサポートすることを意味します。 一方、仏教的には信者であるあなたが欲を差し出す「修行」のひとつとされています。 修行のため財産を差し出して、我欲を捨てることがもともとのお布施の意味です。 そのため、お布施は本来あまり形式にこだわった、仰々しく豪華な袋である必要はありません。 また、葬儀やお通夜などの弔事で遺族に渡す御香典や御仏前とは意味合いが違います。 お布施は遺族に対するお悔やみの金品ではありません。 したがって、原則的には水引のついた不祝儀袋を使わなくてもよいとされています。 逆に簡易な袋を使用したからといって、お坊さんに対して失礼になることはほとんどありません。 ただ、現実には、仏事の種類や地域・宗派の違いなどにより、お布施袋にもいろいろなタイプのものが使用されています。 お布施袋のタイプや中袋の有無などによって、若干書き方も違ってきます。 以下ではそのお布施袋の4つのタイプについてみていきます。 それぞれ地域や宗派また、仏事の種類によって使われ方が違います。 あなたの状況に適したお布施のタイプを選びます。 ただ、どんな仏事でも共通して使えるお布施袋もあるので、あまり神経質になる必要はありません。 タイプ1:水引なしの無地に「御布施」と書かれたお布施袋 タイプ1のお布施袋は、水引が付いておらず「御布施」と印刷された市販の袋です。 または、無地の封筒に自分で「御布施」と墨で書いてもかまいません。 いずれも水引はなしです。 このタイプはどのような仏事でも使える万能お布施袋です。 どんなお布施袋がよいか迷ったらこのタイプ1を選べば問題ありません。 安価な単純封筒タイプのものと、少し高級感があって見栄えのする、折って使用する多当折りタイプ(中袋付き)のものがあります。 多当折りタイプの中にも、無地のものと装飾柄付きのものがあります。 また、多当折りタイプのお布施袋は、3万円~10万円以上を包む場合に適しています。 無地より装飾柄付きのほうが少し高級感があります。 こうしたタイプ1のお布施袋は、宗派を問わずあらゆる仏事で使えますので最も無難です。 私はいつもこのタイプ1のお布施袋を使っています。 アマゾンや楽天で注文すれば翌日届くので便利です。 ただ、地域によってはあるいは宗派によっては、水引のついた不祝儀袋を使う場合もあり、次に解説します。 タイプ2:黒白の水引がついた不祝儀袋 黒白の水引がついた不祝儀袋は、一般的には通夜・葬儀での香典や、その後の仏事での遺族への御仏前を包む際に用います。 また、地域によっては次の写真のように、お布施を包む際に用いられることがあります。 あなたが檀家さんであれば、檀那寺のお坊さんに一度確認してみると安心です。 檀家さんでない場合は、タイプ1のお布施袋で問題ありません。 タイプ3:黃白の水引がついた不祝儀袋 黃白の水引がついた不祝儀袋は主に関西地方で用いられます。 一周忌以降の仏事で、遺族に渡す御仏前を包む場合や、お坊さんに渡すお布施袋として用いられることが多いです。 私の実家は大阪なので、かつて法事の時はこうした黄白のお布施袋を使っていた記憶がありますが、現在では水引なしの袋を使用しています。 宗派により違いがあり心配な人は、檀那寺のお坊さんや実際にお布施を渡す予定のお坊さんに一度確認してみるのが確実です。 お坊さんに聞けなかったり、どうしたらよいか迷ったりしたら、タイプ1の水引なしのお布施袋を選んでおけば無難です。 地域により、お坊さんに渡すお布施や戒名料を包む際にも用いられることがあります。 寺院の格式が高くお布施金額も相当料を要求される場合などは、このタイプ4の双銀の水引がついたお布施袋を使用する例が多いです。 金額がそれほど高額でない場合(5万円以下)は、先述のタイプ1~3を使用します。 なお、浄土真宗の一部では、仏壇を買ったときの入仏供養と、お墓を作った時の供養で使用するお布施袋には、紅白の水引のついたお布施袋を渡す場合もあります。 浄土真宗の人は、そうした法要の際、一度菩提寺に確認してみることをお勧めします。 次に、お布施袋の書き方について解説します。 2、お布施袋の書き方、お金を入れる向き 2-1、お布施の表面の書き方 お布施袋の表書きですが、どのタイプのお布施袋でも共通して、漢字で上部に「御布施」と書きます。 または、市販の「御布施」と印刷されたお布施袋を使用します。 お布施以外に、交通費であるお車料や、宴席代であるお膳料を渡す場合は、それぞれ「御車料」「御膳料」と記してください。 そして、それぞれの袋の下部には、「名字のみ(例:鈴木)」または「フルネーム(例:鈴木一郎)」と書きます。 中袋のない単純封筒タイプのお布施袋の場合は、裏面に、「住所、氏名、電話番号、金額」を書いておけば、よりていねいです。 お布施はお坊さんに対する労働対価ではありませんので、本来は金額を書く必要はないとされています。 しかし、寺院の記録や経理・税務上、「書いてあった方が都合がよい」とお坊さんから聞きます。 そのため、書いておいたほうがより親切です。 なお、省略する場合は、住所などは書かずに金額のみでもオッケーです。 こうしたタイプの場合は、外包みの裏面ではなく中袋に書きます。 中袋の一般的な書き方は、表面に金額、裏面に住所・氏名・電話番号などを書きます。 次の写真のようになります。 さらに数字の頭に「金~」、最後に「~圓也」を入れます。 そして、うす墨(薄い墨)ではなく濃墨(普通の真っ黒な墨)を使用します。 葬儀などお悔やみ事・弔事では、親族に渡すお香典はうす墨で書く習慣があります。 ただ、お坊さんに渡す、お悔やみ事でないお礼としてのお布施は、普通の真っ黒な墨で問題ありません。 葬儀など急な弔事では、墨をゆっくり磨る時間がなく、薄い墨のまま急いで書いて駆けつける、ということが薄墨の由来です。 したがって、お布施は、お坊さんに対してしっかり準備しましたということを示すために濃墨が良いとされています。 このときに使用する筆は、市販の筆ペンが便利です。 なお、筆ペンには濃墨用とうす墨用があるので間違えないようにしてください。 最近は、サインペンの感覚で書ける筆ペンもあります。 ちなみに、だんだんと薄墨の習慣はなくなっているようです。 地域によっては濃い墨のお香典でも作法違反ではないとされているようです。 葬儀でのお香典などでは、古いお札を使ったり、新札にわざわざ折り目を入れたりして使用します。 これは「不幸に対してあらかじめ新札を準備している」という失礼を避けるためです。 その一方で、お布施はあらかじめ準備しておくものなので、新札を用意するようにします。 なお、袋にお金を入れる向きですが、お布施袋の表面に肖像画(=福沢諭吉さん)がくるように入れます。 お香典とは反対の向きになるので注意してください。 【お金・中袋・上包みの向き】 また、上包みの包み方は、もともとお布施袋を購入した時に折ってあった包み方をそのまま再現すればオッケーです。 通常は、裏面が上から重ねるようになる仏事用の包み方になっています。 お坊さんへの感謝とお礼を伝えることが、お布施の目的ですので、あまり形式張ったマナーに気を使うより、感謝の気持ちを込めることのほうが大切です。

次の

一周忌のお布施のマナーとは?お布施の包み方や封筒の表書きの書き方を解説|お坊さんのいないお葬式|日本全国の葬儀場をご案内

一 周忌 お布施 袋

それでは、 一周忌のお布施袋の書き方について見ていきましょう。 表書きの書き方 お布施は仏教の概念ですが、神道やキリスト教でもお礼としてお金を包むことがあります。 概念は違くても表書きの書き方はよく似ているので、間違えないように 宗教別に使用する言葉について整理してみましょう。 仏教の場合 上段に 「御布施」または「お布施」と書きます。 最近は、コンビニなどでも印字済みの封筒が販売されています。 それでも十分ですが、できれば 手書きにしたほうが丁寧です。 神道の場合 上段に 「御礼」または「御祭祀料」と書きます。 キリスト教の場合 キリスト教では教会に対する謝礼を「献金」、神父や牧師に対する謝礼を「御礼」と言います。 「献金」に「御礼」を含めてお渡しする場合もあります。 表書きの上段にはそれぞれ 「献金」「御礼」と書きます。 神道やキリスト教の場合、コンビニなどで印字済み封筒の 取り扱いがあまりありません。 筆で書くようにしましょう。 名前の書き方 次に名前の書き方について見ていきましょう。 また、下段に書く名前は 3人までとします。 4人以上の場合は、表書きに代表者を1名書き、残りの方を「他一同」とし、全員の住所・氏名・金額を内袋や別紙に書きます。 夫婦連名の場合は、表書きの下段中央に世帯主の名前、左側に配偶者の名前を書きます。 金額の書き方 次に金額の書き方について見てみましょう。 基本的に金額を書く必要はありませんが、もし書く場合は「中包み・中袋」の裏面右側(または表面の中央)に書きます。 その場合、裏面には金額のほか、住所および氏名も書きます。 金額は基本的にアラビア数字ではなく、 漢数字の旧字を書きます。 下記はよく使用される金額の書き方例です。 100,000円 金拾萬圓 このように、 数字の頭に「金」を付け、最後は「圓」を書きます。 補足ですが、従来は「金参萬圓也」のように、最後に「也」を付けるのが一般的でした。 これは、金額の書き足しを予防するために書いていた風習が残るもので、最近では「也」を付けないのが一般的になってきています。 しかし、まだまだ「也」を付けたほうがよいとする考え方も残っているので、「也」は付けても付けなくても問題ありません。 また、市販の封筒には金額を横書きする欄が設けられている場合があります。 その場合はアラビア数字で書いても問題ありません。 また、お札を封筒に入れるときは、人物(福沢諭吉等)が描かれている側が封筒の入口側に来るように入れましょう。 そして、中に入れる金額は、「4」や「9」は 縁起が悪い数字とされているので避けましょう。 住所の書き方 次に住所の書き方について見てみましょう。 住所は 中包みの裏面左側に氏名とあわせて書きます。 ただし、住所についても基本的に書く必要はありません。 しかしお寺側のことを考えると、金額や住所が明記してあればその後の処理がしやすくなるため、 書いたほうがより丁寧になります。 一周忌のお布施は薄墨で書くの? お布施袋には 「奉書紙」か「白い封筒」を使用します。 奉書紙を使用すると非常に丁寧な印象になります。 奉書紙に包む まず、お札を半紙で包むか中袋に入れ、そのお札が入った「中包み・中袋」を奉書紙で包みます。 奉書紙は サラサラしている面が表で、ざらざらしている面が裏です。 注意したいのが包み方です。 僧侶側にご不幸があったわけではないので、弔事の折り方ではなく、 慶事の折り方で包みます。 白い封筒に包む 白い封筒を用意し、表書きを手書きします。 表書きが印字されている市販の封筒を利用してもよいでしょう。 その場合、 蓮の花が印刷されている袋は仏教でしか使用できません。 神道・キリスト教の場合は、蓮の花の印刷がないものを選びましょう。 また、気をつけたいのが封筒の形状です。 二重封筒は「不幸が重なる」ということを連想させ、マナー違反になるため避けましょう。 水引は必要? さて、お布施に水引は必要でしょうか? 水引はその色と結び方によって慶事と弔事で使い分けます。 慶事の場合は紅白や金銀などの色とし、何度でも起こると良いという意味から、蝶結びのように何度も結び直しができる結び方をします。 一方、弔事の場合は 黒白や銀白などの色とし、一度限りを願って、端を引いてもほどけない 結び切りという結び方をします。 したがって、その意味合いからお寺にお渡しするお布施には、お寺にご不幸があったわけではないので、 一般的に水引をつけません。 しかし、地方によっては水引をつける風習がある地域もあります。 特に風習がなければ、水引をつけないのが無難でしょう。 一周忌のお布施の渡し方 お布施の渡し方にもマナーがあり、直接手渡しをしたり、床に置くのは失礼とされています。 お布施の正しい渡し方には次の2通りの方法があります。 お盆にのせて渡す まず、お布施を お盆に載せて渡す方法です。 切手盆などの小さなお盆の上にお布施を載せ、 僧侶が文字を読める方向に向けて差し出します。 袱紗に包んで渡す お盆がない場合は、袱紗で包んで渡しましょう。 この際、包み方は 弔事の包み方で包みます。 弔事の包み方を説明いたします。 袱紗をひし形に広げ、中央よりやや右側にお布施を置きます。 袱紗の右の角、下の角、上の角を中心に向けて折り曲げ、最後に左の角を折って包みます。 僧侶に渡す際に袱紗を開いてお布施を取り出し、いったん袱紗の上にお布施を載せてから、僧侶にお渡しします。 いずれの場合も、お布施をお渡しするときは一周忌法要の前後とし、 挨拶(お礼)の言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。 一周忌のお布施の金額相場とは? さて、法事ではお布施以外に僧侶に謝礼としてお渡しするものが二つあります。 それが 「お車代」と「御膳料」です。 お車代 自宅などお寺以外の会場で法事を行う場合には、僧侶に お車代をお渡しします。 したがって、法事をお寺で行う場合や、施主側で会場までタクシーなどの送迎を用意している場合は必要ありません。 お礼も兼ねて、およそ 5千円〜1万円をお渡しする場合が多いようです。 御膳料 御膳料とは、法事の後に催されるお斎 とき と呼ばれる会食の お食事代のことです。 僧侶にもご参加いただけるようにお声がけをしますが、 会食を遠慮される場合があります。 その場合に御膳料をお渡しします。 また、施主側の都合でお斎を行わない場合も御膳料をお渡しします。 御膳料について詳しく知りたいという方は、以下の記事も合わせてご覧ください。 お布施とは僧侶のお勤めに対する謝礼であり、お寺側にお渡しすることでご本尊をお守りする寺院の活動に役立てることができる。 お布施の表書き上段には「御布施」または「お布施」と筆で書き、下段に施主のフルネームまたは家名を書く。 金額を書く必要はないが、もし書く場合は、「中包み・中袋」裏面の右側(または表面の中央)に書く。 「中包み・中袋」裏面の左側には氏名・住所を書く。 住所は必ずしも書かなければならないものではない。 お布施袋は薄墨ではなく濃墨で書く。 お布施は「奉書紙」か「白い封筒」で包む。 封筒の場合、二重袋は避ける。 風習がなければ水引はつけないほうが無難。 お布施は、法要の前後に挨拶(お礼)の言葉を添えて、切手盆のような小さめのお盆に載せ、正面が僧侶側に向くように差し出してお渡しする。 または、袱紗に包み、僧侶の前で袱紗を開き、袱紗の上にいったん載せてから僧侶のほうへ向けてお渡しする。 法事の際は、僧侶にお渡しする謝礼として、お布施の他に「お車代」・「御膳料」がある。 いかがでしたか? 本記事により、お布施の準備が滞りなくできれば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「終活ねっと」では、他にも法事にまつわる情報が満載です。 これからもぜひ「終活ねっと」をお役立てください。

次の

法事・法要別、お布施袋の選び方とおすすめ10選

一 周忌 お布施 袋

【もくじ】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 宗派別一周忌のお布施の相場とは? 仏教は多数の宗派に分かれており、それぞれに異なる教義や思想があります。 法要に対する考え方や相応しい振る舞いも宗派によって違ってくるので困惑もあるでしょう。 では、お布施の相場額も宗派によって差異が見られるので注意が必要です。 代表的な宗派の宗派別一周忌のお布施の相場と概略について見ていきましょう。 浄土真宗の場合について 浄土真宗は、鎌倉時代の初期に親鸞聖人によって開かれた大乗仏教の一派です。 阿弥陀如来をご本尊とし、南無阿弥陀佛の念仏で知られています。 浄土真宗は日本仏教の宗旨となっており、 阿弥陀仏の本願によって成仏することという教えが特徴です。 浄土宗の場合について 浄土宗は法然を宗祖とする大乗仏教の宗派です。 ひたすら念仏を唱える 専修念仏を教えとしており、念仏に触れ続けることで雑念を捨てて精神の安定とやすらぎを追及しています。 苦しい修行を否定しているのも特徴で、京都の公家を中心に広がりました。 御布施は 3万円程度が一般的です。 曹洞宗の場合について 曹洞宗は禅宗の一派です。 日本での開祖は鎌倉時代の僧侶道元で、福井県の永平寺と横浜市の総持寺が総本山となっています。 禅宗は座禅を組んで修行をすることを目的としており、曹洞宗は 悟りを求めずにただひたすら坐禅をする只管打坐が特徴的な教えです。 曹洞宗のお布施の相場額は 3万円程度、多くとも5万円を包みます。 それぞれの相場は法要の規模によっても変わってきます。 真言宗の場合について 真言宗は空海によって平安時代に開かれました。 密教の立場をとっており、 即身成仏によって生きながら仏さまの悟りを得ることが可能という教えが特徴です。 後に多くの分派が生まれ、全体の教義は細分化が進んでいます。 総本山は嵯峨天皇より賜った教王護国寺です。 お布施の相場は 3万円程度です。 お車料はお寺からの距離が 近い場合は5,000円程度で、遠ければ1万円ほど包むこともあります。 天台宗の場合について 天台宗は比叡山延暦寺を開いたことで有名な最澄が天台大師の教えを日本に広めたことから興った宗派です。 天台宗は根本経典とされている妙法蓮華経を擁し、さまざまな日本仏教の宗派に影響を与えています。 誰でも仏性が備わっていて一人ひとりが皆仏になれると説いており、この考えはほかの大乗仏教の宗派にも広く受け継がれました。 お布施の額は少なくとも 3万円は包むのが一般的です。 お車代は平均が 7,000円前後で多くても1万円ほど包みます。 臨済宗の場合について 臨済宗は禅宗の一派です。 鎌倉時代に中国に渡った僧侶栄西によって日本に伝えられ、公家や武士に広まりました。 同じ禅宗である曹洞宗との違いは 問答を重視している点で、 師との公案問答によって悟りを得るのが基本的な教えです。 身分が高い人々に人気だったため、幕府の保護を受けて規模を大きくしました。 臨済宗のお布施は一般的には 最大で5万円程度となっています。 日蓮宗の場合について 日蓮宗は、僧侶日蓮が宗祖の鎌倉仏教の一派です。 法華経が釈迦の教えを正しく伝える唯一の経典であると主張し、ほかの宗派に対して厳しい姿勢を見せた時代もありました。 勢いのある読経や唱和が特徴で、日蓮宗のお寺では朝夕に太鼓を打ちながら大勢で勢いよく唱和する様子が見られます。 一周忌法要の際に用意すべきお金とは? 年忌法要で僧侶に贈る謝礼金はいくつか種類があります。 お布施と聞くと読経のお礼という印象を抱く人は多いかもしれませんが、実際にはほかの名目にもお金を包むことがあるので確認しましょう。 こちらでは一周忌法要で用意する機会が多い、お布施・お車代・お膳料について、マナーとともに紹介します。 お布施 お布施とは、一般的には 僧侶に読経をあげてもらったときや戒名を授かったときにお礼の意味を込めて渡す金銭を指します。 しかし、本来のお布施は僧侶に対価を払うことを意味しているのではありません。 お布施はお寺のご本尊に財産を寄与することであり、 感謝の気持ちを示すものです。 お布施の額はそれぞれの気持ちで決めるものなので、相場や適正金額という考え方自体がありません。 いくら包むかは法要の規模や檀家とお寺との関係によって異なりますが、いくら包めばよいのか戸惑う人は相場をひとつの指針とするのがよいでしょう。 お布施の源流は仏教の修行の一環である六波羅蜜のひとつにあります。 六波羅蜜は修行者が煩悩を絶つために実践する六つの徳で構成されており、その中のひとつ「布施」は見返りを求めず人に施すことです。 布施は 財施・法施・無畏施の3種で構成されており、その中の金銭や財産を施す財施が現代のお布施に繋がっていきました。 お車代 お車代とは 交通費として包むお金です。 包む金額はお寺から法要会場までの距離を目安として決めます。 お寺で一周忌法要を行うのであれば不要です。 また、施主が直接タクシーを手配して実費を負担する場合も、僧侶にお車代を渡す必要はありません。 用意する場合は実際にかかる交通費よりも多めに包むのが一般的です。 お車代は白い封筒を用意して包むのが一般的です。 表書きはそのまま「お車代」として、下段に「〇〇家」もしくは施主の名前をフルネームで記します。 墨の色は薄墨ではなく通常の 黒い墨を用いましょう。 お膳料 お膳料は法要の際に 食事の代わりとして僧侶に贈る謝礼です。 葬儀や年忌法要では食事の席を設けますが、僧侶がこの食事を辞退したときに渡します。 僧侶が会食に出席した場合は不要です。 用意するときは白い封筒で包み、表書きは「お膳料」と書きます。 下段には施主の姓名か家名を記入しましょう。 墨は黒墨を用います。 お布施の適切な書き方とは? お布施を用意する際の悩みどころのひとつが、表書きの書き方ではないでしょうか。 施主になる機会は多くありませんので、書き方がわからない人も少なくないでしょう。 こちらでは、表書きに加えて住所や金額の書き方についても紹介します。 表書きの書き方について お布施を入れる封筒は水引がついた袋ではなく、白い封筒を用います。 市販の封筒でも問題ありませんが、 二重構造になっているものは避けて郵便番号を記入する枠がないものを選びましょう。 地域によっては香典袋に入れるところもありますが、その場合は不祝儀袋を用います。 お布施の表書きは 「御布施」や 「お布施」と記入するのが一般的です。 ほかにも「御礼」、「御経料」、「御回向料」と書く場合もあります。 お住まいの地域によっては違う表書きを用いる場合もありますので、その場合は身近な習慣を優先しましょう。 表書きの下段には施主の名前を記入します。 「〇〇家」と施主の姓のみにするか、施主のフルネームにするか、どちらを選んでも問題はありません。 表書きを書くときに使用する墨は通常の墨を用います。 薄墨はお通夜や告別式の際に弔問客が持参する香典袋に使用するものと覚えておきましょう。 住所を書くかどうかについて お布施は直接手渡すので、住所は書かなくても問題ありません。 地域によっては住所を記載するところもあります。 書く場合は封筒の裏側の左下に縦書きで記入しましょう。 市販されているお布施用の封筒には、住所や包んだ金額を記入する枠が用意されている物もあります。 この場合は記入してもマナー違反ではありません。 金額を書くかどうかについて 封筒の表側に表書きと名前を記入している場合は、 金額は記入しないのが一般的です。 中袋がある封筒を使う場合は中袋に金額を記入します。 中袋に金額を書くときは、袋の表側中央に縦書きで記載します。 金額を書くときは「金〇〇円」と記入しますが、金額を書くとき用いる数字は「壱」、「萬」といった 大字です。 市販の封筒では横書きの記入欄が用意されていることもありますが、この場合はアラビア数字で横書きしても構いません。 お布施を渡すタイミングはいつ? お布施は僧侶が法要で読経を終えて退席するタイミングで渡します。 僧侶が法要後の会食に出席する場合は会食後に渡しましょう。 お布施を渡すときは封筒のまま手渡しするのではなく切手盆や ふくさの上に乗せて渡すのが作法となっています。 お布施袋の文字が相手側に向くようにして盆やふくさを両手で持って渡しましょう。 お車料やお膳料も用意しているのであれば、このとき一緒に渡します。 一周忌法要の流れとは? 一周忌法要は僧侶の入場で始まります。 施主は僧侶を伴って仏前に移動し、始まりの挨拶をして開式です。 その後僧侶による読経が始まり、参列者は順にをしていきます。 読経が済むと僧侶の法話で終了です。 その後に墓地へ移動します。 墓地でそろってお墓参りをした後は、用意がある場合は会食会場へ移動を行います。 そして、食事会を始めてひと段落着いたところを見計らって施主が閉式の挨拶をするのが一周忌法要当日の一連の流れです。 まとめ 一周忌法要は初めて行う年忌法要です。 施主を務めることになったとき、はじめての場合も多いので勝手がわからない中で準備を進めていかなければならず、困惑することも多いでしょう。 しかし、前もって情報を集めて時間をかけて準備をすれば難しいことはありません。 お布施の相場も渡す際のマナーも事前に確認することで対応可能な事柄です。 宗派のしきたりなどを確認し、しっかりと準備を進めましょう。 一周忌法要でほかにわからないことがあれば、「」にご相談ください。 小さなお葬式では法要での僧侶の手配を行っており、各種サポートも承っています。 法要の準備でお困りの方はぜひ小さなお葬式をご利用ください。 葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

次の