ヨハン イブラヒム レビル。 ガンダム人物考察「レビル将軍」

起きたらマ・クベだったんだがジオンはもうダメかもしれない

ヨハン イブラヒム レビル

アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』 2019年4月29日(28日深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の放送が開始されています。 2019年8月5日の放送は第12話「赤い彗星のシャア」でした。 あらすじ アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のあらすじです。 公式webサイトの「INTRODUCTION 作品概要」のページにはこのように書かれています。 登場人物 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の主な登場人物です。 しかし、ファーストガンダムこと『機動戦士ガンダム』の登場人物など皆さんの方がよくご存知と思いますから、改めて紹介する必要を感じません。 メインキャスト• シャア・アズナブル:池田秀一• アムロ・レイ:古谷徹• セイラ・マス:潘めぐみ• デギン・ソド・ザビ:浦山迅• ギレン・ザビ:銀河万丈• ドズル・ザビ:三宅健太• キシリア・ザビ:渡辺明乃• 1,2話ではキャスバル・レム・ダイクンが「 田中真弓」さん、アルテイシア・ソム・ダイクンが「潘めぐみ」さんが声を演じていました。 上記で紹介していない登場人物も多数存在します。 1話で登場したサスロ・ザビが「藤真秀」さん、ランバ・ラルが「喜山茂雄」さん、クラウレ・ハモンが「沢城みゆき」さん、ジオン・ズム・ダイクンが「津田英三」さん、アストライア・トア・ダイクンが「恒松あゆみ」さん、ジンバ・ラルが「茶風林」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、タチが「北沢力」さん、ドノバン・マトグロスが「小形満」さんでした。 2話で登場したローゼルシアが「一城みゆ希」さん。 3話で登場したテアボロ・マスが「巻島康一」さん、ミライ・ヤシマが「藤村歩」さん、シュウ・ヤシマが「牛山茂」さん、ガイアが 「一条和矢」さん、オルテガが「松田健一郎」さん。 4話で登場したマッシュが「土屋トシヒデ」さん、シャア・アズナブルが「関俊彦」さん、ロジェ・アズナブルが「宗矢樹頼」さん、ミシェル・アズナブルが「進藤尚美」さん、リノ・フェルナンデスが「前野智昭」さん、ゼナ・ミアが「茅野愛衣」さん。 5話で登場したトレノフ・Y・ミノフスキーが「坂東尚樹」さん。 6話で登場したテム・レイが「坂口候一」さん、ヨハン・イブラヒム・レビルが「中博史」さん。 7話で登場したゴップが「楠見尚己」さん。 8話で登場したカイ・シデンが「古川登志夫」さん、ハヤト・コバヤシが「中西英樹」さん、フラウ・ボゥが「福圓美里」さん、ハロが「新井里美」さん。 9話で登場したゼナ・ザビが「茅野愛衣」さん、コンスコンが「竹田雅則」さん、ガルシア・ロメオが「家中宏」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、コズン・グラハムが「丹沢晃之」さん。 10話で登場したドレンが「白熊寛嗣」さん、デニムが「大畑伸太郎」さん、ティアンムが「大川透」さん。 11話で登場したリュウ・ホセイが「田中美央」さん、メガネが「鈴木晴久」さん。 12話で登場したマ・クベが「山崎たくみ」さんでした。 12話「赤い彗星のシャア」 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の12話は「赤い彗星のシャア」でした。 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第12話「赤い彗(すい)星のシャア」 シャアはルウム会戦の功績で少佐に昇進、「赤い彗星」の異名をとるジオンの英雄となる。 アニメは原作のままではなく、シーンが端折られているか入れ替えられているかオリジナル要素を入れているかしているようですから、正確なものかはわかりません。 12話の内容を簡単に書きます。 宇宙世紀0079年1月15日でしたか、「ルウム戦役」が勃発し、戦闘は地球連邦軍の4分の1の戦力しか持たないジオン公国の圧勝に終わっています。 ジオンは戦勝に沸き、パレードが催されています。 シャアは戦艦5席を沈めた功績により 少佐に昇進、シャアがジオンのエースパイロット「赤い彗星」として内外から脚光を浴びる存在になりました。 敵の大将レビル将軍を捕虜とした黒い三連星も ジオン十字勲章を授与されたようです。 ついでにガルマ・ザビもルウムの残敵掃討の功績で少佐になった様子。 戦争の継続を望んでいないデギン・ザビ公王は、捕虜となったレビルと面会し、彼に対し 和平工作を持ちかけます。 しかしその一方、 ギレン・ザビとキシリア・ザビは戦争継続を望んでおり、特にキシリアは(表向き)和平交渉のため地球へ向かわせる全権大使に、戦争推進派で地球通の マ・クベ中将を任命しました。 その頃、ドズル・ザビは連邦軍が「 V作戦」なるモビルスーツ開発計画を進行しているとの情報をキャッチしていて、シャアを呼びその探索と破壊を命じます。 シャアには「 ムサイを超えたムサイ」である『 ファルメル』を与え、また任務のためなら単独行動をも許すという破格の待遇をしています。 ある夜、レビルは何者かの導きによってムンゾを脱出。 サラミス級巡洋艦に乗り込み宙域を脱出しようとしたところで、単独行動中のシャアの乗艦に遭遇してしまいました。 レビルどうなる? シャアはどうする? というところです。 理解や認識に誤りがあったら申し訳ありません。 レビルを逃したのは誰か? 12話で最大の疑問点はレビルを逃したのは誰か? です。 命じた人物は 誰が命じたものか、これはデギン公王でしょう。 デギンは、戦争はここで終わりにして、 スペースノイドの勝利とジオンの連邦からの独立を勝ち取りたい、と考えています。 しかし、ジオン軍総帥である長男ギレンは戦争継続を強く望んでいます。 そんな息子に恐ろしさを感じているデギン、長女のキシリアを呼んでレビルを逃がす算段を取り付けたようです。 実行者は誰か ということで、レビル救出の具体的な作戦を画策した人物はキシリアやキシリア機関の者と考えられます。 と同時に 連邦側にジオンの内通者がいることが、レビルがサラミス級に乗り込めた理由になっているようです。 彼らが警備をかいくぐってレビルをムンゾから救出し、地球へ連れ戻したと。 キシリアたちはあくまでも連邦軍がレビルを奪い返したことにしたいのですね。 などと考えるならば、作戦の手引きはキシリアや機関の者が行ったと捉えるべきでしょう。 ルウム戦役でジオンの御前会議をリークした人物と同じかもしれませんね。 戦争続行へ デギンの見込み違いは、デギンが頼った キシリアもまた戦争継続を望んでいるという点です。 キシリアはギレンのことは好かないようですけど、戦争継続の一点に関してはギレンと同意見です。 戦争を続けて地球を手に入れたい、だからキシリアは連邦軍がレビルを奪い返したことにしたいのです、たぶん。 キシリアは、戦争が継続される中でギレンを追い込み倒したい、ゆくゆくは自分がジオンを率いて全てを支配下に置きたい、とまで考えているのかも。 デギンは、キシリアが自分の思い通りに動いていると見せて実際には反対のことをしている、とまでは考えられなかったみたいですね。 年老いたからでしょうか、デギンは人を見る目がない、という視点は最終回まで持っておくと良いでしょう。 おわりに ということでアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第12話の感想記事でした。 次回が最終回ですかね。 レビルがどう出るかが最終回の見どころになるでしょう。 『機動戦士ガンダム』の物語をご存じの方なら結末は言わずもがな。

次の

ヨハン・イブラヒム・レビル

ヨハン イブラヒム レビル

概要 [ ] とによる休戦条約としてのの調印直前に行われたによる演説。 これが引き金となり南極条約は戦時条約として締結されるに至った。 の敗北を避ける事はできたものの、同時にの長期化に繋がった事もあり、その点で視聴者からのレビルの評価が分かれる。 特にの戦争早期終結の意を事前に汲んでいた『THE ORIGIN』では、それが顕著。 いくつかの媒体で演説の様子が描写されているが、それぞれの媒体で演説内容に差異がある。 内容 [ ] 機動戦士ガンダム 小説版 [ ] 地球連邦に生き残った国民すべてに、私は訴えたい。 ジオンには、すでに兵はない!艦もなければ、武器、弾薬もない! なのに、なぜそのジオンに降伏をしなければならないのか! 国民よ!討つべきは、連邦政府の軟弱な政府高官である。 絶対民主主義の名のもとに隠れ、何一つ決定する事のできない高官に、 連邦の生き残った一人びとりの意志を託すわけにはゆかない! ジオン公国のデギン・ソド・ザビが、公国の実権を握った時に語った傲慢不遜な言葉を思い起こすがいい! ジオンの民は選ばれた民である、とデギンは言った。 地球連邦の民は、旧来の因習にとりつかれて、 宇宙圏を生活の場としはじめた人類の意識が拡大しつつあるのに気づかぬ古き人々であるという。 その古き人々の連邦に、ジオンの国民が従ういわれはないと言う! 地球型官僚の堕落は、確かにデギンの言う通りではある。 連邦軍にあってもそれは事実であろう。 しかし、連邦の国民よ。 デギン・ザビの語る一面の真理にのみ眼を奪われてはならない。 ジオンは地球から最も離れたサイドであるが、その彼等が宇宙の深淵を見たなどという戯言を誰が信じようか! デギン・ザビが、地球の一部の堕落に事よせて、ジオン公国の正当性を主張するなど、許せるものでない。 しょせん、ジオンの独裁をたくらむザビ家一統の独善である。 百歩ひき退ってザビ家のジオン独裁を認めたとしても、 なに故に、地球連邦そのものまでがザビ家の前に膝を折らなければならないのか! 地球連邦とは、個人の主権の確立の上に立った政府である。 人類が有史以来初めて宇宙に進出したのも、地球連邦という人類の英知の結晶たる政府があったればこそであろう。 しかるに、あのギレン・ザビは言う。 討つは地球連邦の軟弱である、と!討てばよろしい。 軟弱の源を! しかし、四十億の罪なき人々を殺戮したギレン・ザビに何を語る資格があろうか! ギレンは言う。 自然体系の中、一人、人類のみが強大にふえつづけるのは、自然の摂理に対する冒涜である。 それを今こそ管理して、自然体系の中の一つの種として生息しなければならない時、 四十億の死は人類の自然に対してなさねばならぬ贖罪であると! これが、真理か?一つの種、一つの生命系をその自らの手によって抹殺させるに等しい罪を犯して、 ギレンは何を得ようというのか?・・・得るものは、ない! 人があって、はじめて独裁もふるえようというのに、自らの生命系をも断とうとする暴挙には、 我々は素朴に理解しかねるのである。 その男が、またしてもルナツーさえ地球に叩きつけてみせると言う。 何を根拠にギレンは、それを言うのか?彼のイデオロギーが絶対真理であるからなのか? 否!彼の独善でしかない。 連邦が軟弱で腐敗堕落しきっているのか? これも、否である。 ジオンの脅威に勇敢に闘った善良有能なる国民は、未だ健在である。 では、ジオンは、連邦に比べて強大な軍事力があるというのか?これもまた、否である。 国民諸君!聞き給え!すでにギレンの言葉は脅しにしかすぎない。 不肖、私は、幸いにしてジオンに捕らわれ、ジオン本国の実態に触れた。 ジオンの国民は疲れきっている。 軍事力の増強は、明日すぐ間に合うというものではない。 ルナツーを地球へぶっつけるなどと、やってもらおうではないか! ギレン・ザビよ! ルウム戦役ですでにジオンの兵力は尽きている。 一人の兵を育てるのに、何日かかる?ギレンは知らぬわけではあるまい。 そして、地球連邦の国民、一人びとりへ私は訴える。 もはや、ジオンに兵はいない! そのジオンに跪くいわれはないのだ!起てよ国民!今こそ、ジオンをこそ、我等の前に倒すべきである。 機動戦士ガンダム THE ORIGIN [ ] ヨハン・イブラヒム・レビルです。 統合軍大将として友軍ルウム救援作戦を指揮しました。 結果は大敗でありました。 司令官であった私の作戦と戦闘指揮が原因であります。 私は負傷しジオン本国で捕虜となりました。 今こうして友軍基地からお話ができるのは、勇敢なる我が軍将兵により救出されたからであります。 数十万の将兵と多数の艦艇を失いました。 責任は全てこの私にあります。 私がその栄光と誇りを失わしめた友軍によって救出されたのは神の御加護があったからです。 敗北による喪失と屈辱の汚名をそそぐべしという神のおぼしめしがあったからです! もしも再びその任を命ぜられることがあるならば、私は全身全霊を以て雪辱を期すでありましょう。 現在、南極に於て休戦条約の交渉が行われていることは知っております。 しかしっ、現時点での休戦はなりません! それは「休戦」ではありません! 「降伏」であります! 永き歴史と文化・文明を有するこの地球市民が専制と独裁に屈するということであります!! コロニー落としというような蛮行を彼らが敢えて行ったのは何故か!? 彼らも苦しいのです! このような行為は既にして彼らのあがきなのです! ジオンの力を過大に評価するべきではないっ! 人的・物的資源がもとより限られているコロニー国家ジオンは、長く困難な戦いを戦い得ない! それ故にジオンは早期講和を望んでいる! その思惑に乗るべきではない! 戦い続けるべきである! ジオンに兵無し! 我々は必ず勝利する!! 機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ [ ] 私はこの目で、ジオンの内情を具に見てきた。 我が軍以上にジオンも疲れている。 先述のコロニー落としと、ルウムでの戦いも、ジオンにとってはギリギリの勝利でしかなかったのだ。 我々も苦しいが、ジオンも苦しい。 彼らに残された兵はあまりにも少ない。 登場作品 [ ] 第1巻 PART4「ニュータイプ」より。 演説全文の初出。 第14巻「ルウム編・後」より。 小説版1stに比べ、発言が全体的に攻撃的な内容となっている。 1作目『ギレンの野望』のゲーム内ムービーが初出。 以降のシリーズには短縮されたものが収録されている。 リンク [ ]• 脚注 [ ].

次の

レビル将軍(ヨハン・エイブラハム・レビル)

ヨハン イブラヒム レビル

地球連邦軍の軍人でジャブロー所属の技術仕官。 階級は大尉。 29話にて、それまでの戦いで損傷を被っているホワイトベースの修理責任者として登場する。 マチルダ・アジャンの婚約者であり、オデッサ作戦が終わったら結婚するはずだった。 それを知ったアムロはショックを受けると共に、自分の未熟さのためにマチルダを守りきれなかったことを詫びようとする。 ウッディはそんなアムロに対して思い上がりを一喝すると共に、マチルダが身を挺して守ろうとしたホワイトベースに対する特別な愛着を吐露した。 そんな中シャア率いるマッドアングラー隊と、ジオン北米キャリフォルニアベースから発進した援軍がジャブローに対して総攻撃を敢行する。 「ウッディ大尉、ホバークラフトじゃ無理です! 下がってください! 」と退くよう呼びかけるアムロを無視し、シャアのズゴックとアムロのガンダムによる戦闘の間に割って入り、ミサイルでズゴックのモノアイを潰すが、ズゴックの腕でコクピットを叩き潰され、戦死。 地球連邦軍参謀本部の所属で階級は大将(提督)。 ミライの父とは個人的に付き合いがあった。 ミライの仲人を買って出る発言をしており、相当に親密な仲だったと推察される。 レビルと違い終始前線に出ずジャブローの司令部に篭っていたため「ジャブローのモグラ」という不名誉なあだ名を付けられているが、劇中では特に無能という描写は無く、むしろ官僚主義的な人物として描かれている。 実際にジャブロー強襲の際には敵部隊の規模から敵軍の狙いを正確に把握しており、ソロモン陥落後はジオンが和平交渉に乗り出してくるとの予想もデギン公王が直々に行動を起こしたことから的外れでもなかった(ただし、ギレンのソーラ・レイでデギン諸共、連邦軍主力艦隊が大打撃を被ったため実現しなかった)。 尾けられてジャブローの侵入口を露見してしまったホワイトベースを「永遠に厄介者」と評す一方、ジオンが彼らに注目し、その戦闘力を高く評価していると判断。 ホワイトベースを第13独立部隊に任じ、反攻作戦の陽動を命令。 この作戦は成功し、ジャブローから発進した連邦軍主力艦隊は無防備な打ち上げ直後を狙える位置にいたシャアの迎撃を受けることなく宇宙への進出を果たしている。 なお、ホワイトベース発進時に際しては直々に訓令をしている。 地球連邦軍の航空航宙機パイロットで階級は中尉。 外見は陽気なラテン系の伊達男。 ホワイトベースがジャブローを発ち、再び宇宙に向かう際に配属された。 のっけからミライ・ヤシマやセイラ・マスへ言い寄るお調子者で軟派な言動とは裏腹に砲術・戦闘機の操縦に長けた職業軍人。 第34話~第36話ではGファイターのパイロットとして出撃し、目覚しい戦果を挙げている。 そして、ソロモン攻略戦も終盤に差し掛かった頃、機体損傷のため一度帰還するが、その時に彼の身を案じてブリッジから駆けつけたミライへ母の形見の指輪を預け、別れ際にキスを交わしている。 再度出撃した際にドズル・ザビが搭乗するビグ・ザムが出現し、長距離ビームをバリアーで無効化しつつ圧倒的な火力で総指揮官ティアンムの旗艦タイタンを初めとする多数の艦船・MSを撃破された。 その猛進撃を食い止めるためにGアーマー(劇場版ではコア・ブースター)で攻撃が有効になるギリギリまで接近しての特攻を敢行する。 が、コクピット付近にビグ・ザムのクローが命中し、気迫で更に無理押したための衝撃でGファイターの機体が大破、宇宙へ投げ出され戦死を遂げる。 宇宙世紀0062年9月12日生まれ。 ジオニズムの提唱者ジオン・ズム・ダイクンの娘であり、本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。 シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンは実兄である。 幼少の頃に父ジオンが死去し、当時ダイクン派だったジンバ・ラルの元へ兄と共に引き取られる。 それと同時に、ジオン共和国の独裁化を目論むザビ家の迫害から逃れるべくマス家の養女となり、アルテイシア・ソム・ダイクンからセイラ・マスに名を改め、素性を隠しながら地球で過ごすこととなる。 その後、兄がサイド3(ジオン公国)へ向けて旅立ったと同時に、自らはサイド7へ移住していった。 父の死に際しては、幼少で未だよく事情を理解できなかったことに加え、目的のため立ち去った兄とは違い、マス家で健やかに優しく成長した経緯もあって、「ザビ家への復讐」といった負の感情は全く持ち合わせていなかった。 医学を志しており、サイド7には医療ボランティアとして滞在していた。 ホワイトベースの司厨長。 ホワイトベース艦内における逼迫した食糧事情の中にあって、恰幅・顔色とも良かったのでカイに自分だけ美味いものを食べているのではないかと疑われた事もある。 リュウとアムロだけは正規パイロット並の食事を用意するようブライトに指示されていた。 備蓄の塩が底をついているとブライトに訴え、塩湖へ進路を向けさせたこともある。 尚、この回でブライトは捕虜となったコズンに「食事は悪い」「我々だってロクな物が食べられない」と発言しているが、塩が足りない逼迫した事情だけが原因ではないような真に迫る響きがあった。 サイド6に立ち寄った際、フラウやアムロとエレカに乗って食料の買出しに出かけ、買い物の袋を大量に抱え店を出る姿が見られたのを最後に登場しなくなった。 地球連邦軍の軍人で階級は中将。 一年戦争開戦時、コロニー落としを阻止するべく艦隊を率いて出撃、ジオン軍と交戦。 しかし敵の新型兵器「モビルスーツ」の性能、機動力の前に艦隊は苦戦し、コロニーのジャブロー直撃だけは免れたものの大損害を被ってしまう。 その直後のルウム戦役の時は予備の戦力と共に後方で待機していた。 この二つの戦いでほぼ壊滅状態となった連邦軍宇宙艦隊を建て直すため、ビンソン計画を立案しその実現に努力した。 この戦力強化が後に、オデッサ作戦・ジャブロー防衛戦後の迅速な反攻と早期のジオン本土防衛線陥落へ繋がる伏線となる。 それから時を経て一年戦争末期、地球連邦軍がチェンバロ作戦を実行し、宇宙要塞ソロモンに攻め入った際(TV版第35、36話)には第2連合艦隊の指揮官として、ソーラ・システムの展開作業を指揮。 ソロモンに対して大ダメージを与える事に成功する。 その後ソロモンへの攻撃に参加するが、ビグ・ザムが発射した大型メガ粒子砲によって乗艦タイタン(マゼラン級戦艦)ごと撃破され戦死。 ホワイトベースに乗艦する技術士官として登場。 サイド7に入港後、そこで極秘に建造されていたガンダムなどのMSをホワイトベースに積み込む任務に当たるが、ジオン公国軍のシャア・アズナブル少佐の率いるモビルスーツ部隊が奇襲をかけてきたため、サイド7の避難民よりもガンダムを優先してホワイトベースに移送させようとする。 しかし、アムロによって偶然起動されたガンダムがジーンのザクを撃破した爆発に巻き込まれ、宇宙服はあらかじめ着用していたもののスペースコロニーに開いた穴から宇宙へ投げ出される。 その後の経緯は不明だが、ホワイトベースがサイド6に寄港する第33話(および劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』中盤)にて偶然アムロと再会する。 しかし、酸素欠乏症の後遺症を患っており、以前の精悍さはなくなっていた。 軍服姿のアムロを見ても動じず軍人になったことを承知しており、自作したガンダム用の回路部品を手渡しているが、時代遅れの古い型式であり、アムロは変わり果てた父親の姿に落胆し投げ捨てている。 劇場版では、ガンダムが大活躍している様子をテレビで見てはしゃぎ、外に飛び出したところで階段を踏み外し、転げ落ちるシーンが追加された。 富野由悠季の小説『密会〜アムロとララァ』では、この時テム・レイは死亡したと記述されている。 ホワイトベースの初代艦長で階級は中佐。 RX計画のV作戦において製造されたガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの3機種のMSを受領するべく、ホワイトベースでジャブローからサイド7へ入港した。 しかし、サイド7に向かう途中にゲリラ掃討作戦から帰還途中のシャアのムサイ級戦艦「ファルメル」に後をつけられてしまい、サイド7へ侵入したザクにMS工場などを目撃され戦闘となる。 ガンダムがサイド7内で史上初のモビルスーツ戦をしている傍ら、ファルメルの迎撃に自ら加わるが、第2話冒頭でミサイルの爆風により破片が宇宙服に多数突き刺さる重傷を負う。 そしてホワイトベースは3機のMSを積み込んでサイド7を脱出。 シャアの追撃を必死に振り切りつつルナツーに逃げこむも、融通の利かない生硬な対応しかしない司令官ワッケインを苦しい息の中で懸命に説得。 シャアの罠に掛かったマゼラン艦がゲートを塞いだ形となった際にワッケインがホワイトベース主砲で排除させたが、そのバックファイアの衝撃により息を引き取る。 彼の亡骸はホワイトベースのクルーらによって宇宙葬にされた。 地球連邦軍補給部隊のミデア機長で階級は中尉。 軍種は未詳(連邦もジオンも統合軍運用されていた可能性がある)。 レビル将軍の特命により、ミデア輸送機のみという大胆な編成で護衛もなく、ホワイトベースへ赴き多量の物資を送り続けた。 その補給は孤立無援で戦闘をし続け疲弊していたホワイトベースクルーにとって、物心両面においてまさに渇きを癒すオアシスともいうべきものだった。 オデッサ作戦前の黒い三連星の強襲時には、エンジンの修理が終わったばかりのホワイトベースを救うため自らのミデア輸送機を発進させ、ガンダムにジェットストリームアタックを仕掛ける黒い三連星のドムに機銃掃射をしながら割って入り、オルテガのドムへ体当たりを敢行する。 しかし、攻撃を邪魔されて「もう少しのところだったのに」と激怒したオルテガにより、乗機の操縦室を叩き潰され戦死した。 一年戦争開戦時の階級は中将で、当時から連邦軍きっての名将として名を馳せていた。 ルウム戦役で、旗艦アナンケに座乗し連邦軍の指揮を執るが、ジオン公国軍の新兵器モビルスーツの威力によりまさかの惨敗を喫する。 そして自身も黒い三連星によって捕虜となるが、南極条約調印直前に脱走に成功する。 その上で「ジオンに兵なし」の演説を行い、ジオン軍の実情を暴露し徹底抗戦を主張する。 この演説により、南極条約の内容は講和条約ではなく、NBC兵器や大質量兵器の使用禁止・捕虜交換などの交戦規定に留まることになり、連邦軍は対ジオン反攻作戦「V作戦」を開始することになる。 なおこの時に大将に昇進。 ソロモン攻略戦後、第一大隊を率いジオン本国を攻略する途上の宇宙世紀0079年12月30日作戦時間21:05、ジオン公国総帥ギレン・ザビの命令によりゲル・ドルバ照準で発射されたソーラ・レイの直撃を受け、和平交渉に赴いたデギン・ザビもろとも光の渦に呑み込まれ戦死した。 地球連邦軍の兵士で、階級は曹長。 恰幅のいい体格をした温厚な青年。 連邦軍に志願入隊して間もなくモビルスーツパイロット候補生としてホワイトベースの乗組員になるが、サイド7へのザク強襲以降は乗組員の中で数少ない正規軍人として、コア・ファイターでの戦闘支援や他のパイロットを気遣うなど面倒見の良い一面も見せていた。 ホワイトベースが地球に降りてからはガンタンクの操縦手としてハヤト・コバヤシと共に出撃している。 戦闘の指揮を執るブライト・ノアとは異なり、艦内の統制をするサブリーダー的な役割を担った。 ランバ・ラル隊がホワイトベースに白兵戦を仕掛けてくる第20話にて、艦内の銃撃戦でランバ・ラルと相討ちになり重傷を負う。 そして、クラウレ・ハモンを筆頭としたランバ・ラル隊の生き残りが再び攻撃を仕掛けてきた第21話において、マシントラブルで移動不能になっていたガンタンクに怪我を押してジープで近づき、操縦手をしていたジョブ・ジョンを押しのけ内蔵されていたコア・ファイターに乗り、ガンダムの真後に肉薄し止めを刺さんとしていたクラウレ・ハモンの乗るマゼラトップに特攻し戦死する。 戦死後、二階級特進で中尉(劇場版『哀・戦士編』では死後3階級昇進で大尉)に任命された。 地球連邦軍所属で階級は中尉。 ルウム戦役などで優秀な佐官クラスの人材が大量に失われたためか、中尉のままサラミス級巡洋艦(名称はサラミスあるいはマダガスカルとする説がある)の艦長になった。 ルナツーから地球に向かうホワイトベースを護衛。 大気圏に突入する際はカプセルに乗り移ってホワイトベースを先導した。 しかし途中でシャア率いるジオンのモビルスーツ隊の攻撃を受け、カプセルが被弾、自身も負傷してホワイトベースに収容される。 地球降下後は階級の関係で一時的にホワイトベースの艦長代理となるが、敵中に孤立した状況で適切な指揮が執れたとは言えず、ブライトと対立する場面も多々あった。 第9話にてマチルダの補給部隊が帰還する際にサラミスのカプセル乗員と共に引き取られ下艦する。 ジオン公国突撃機動軍所属の大柄な軍人。 階級は少尉(第16話)、または中尉。 マ・クベの副官として常に付き従い、雑務をこなしていた。 マ・クベとは長年にわたるつきあいだったが、マ・クベの「骨董品(壺)蒐集」という趣味には特に興味を示さなかった。 20話でマ・クベの指示でラルにドムが届かないと虚偽の報告をした際に、愚直に任務を遂行する覚悟を示すラルを「戦馬鹿(いくさばか)」と心の中で冷笑していた。 テキサスコロニーでの戦闘でマ・クベが戦死し、彼が「良い物」として寵愛していた白磁の壺をキシリアの元に届けるよう託されるが、マ・クベ戦死直後に周辺宙域でデラミンの指揮下に入る。 ホワイトベースへの先制攻撃を進言するも、バロムの到着を待ち満を持してホワイトベースを攻撃するというデラミンによって退けられる。 その後、バロムのチベがワッケイン艦隊と交戦していると知り、救出に動いたところを逆にホワイトベースに先制されて均衡は一気に崩れ、デラミン艦隊は全滅、彼も戦死した。 結局、マ・クベから託された壺は、キシリアの元に届くことはなかった模様。 一番の巨漢。 階級は中尉。 面長であったため、ヘルメットも特注の物を使用していた。 白兵戦や近接戦闘を得意とし、コンビネーション攻撃の「とどめ」の役を担う。 第24話でガンダムにジェットストリームアタックをかけた際、3番目にガンダムに攻撃を仕掛けようとするが、マチルダ・アジャンの乗るミデア輸送機がフォーメーションの最中に突撃を敢行、オルテガのドムは体当たりされ、攻撃を阻まれる。 オルテガのドムは、ミデアの操縦席めがけて両手を組んで打ち下ろし、これを撃破。 しかしマッシュが戦死したことで2機は後退。 その後第25話でガイアと共に再びガンダムに挑むが、Gスカイイージーに乗ったガンダムにビームサーベルで胴斬りにされ敢えなく戦死する。 リーダーで、髭面の男。 階級は大尉。 長距離戦闘を得意とし、常に攻撃の先頭に立つ役目を担う。 自ら先駆けて敵機の技量や能力を分析し、瞬時に有効な手段を判断する。 テレビ版第24話でガンダムにジェットストリームアタックをかけた際、先頭を切ってガンダムに向かっていくが、乗機のドムはジャンプしたガンダムの「踏み台」にされてしまい攻撃はかわされてしまう(この際に口走ったセリフは有名)。 その際にマッシュ機が撃墜され撤退。 そして第25話でオデッサ戦の最中、オルテガと共に再度ガンダムに挑むが、遂にオルテガも眼前で倒されてしまう。 怒りに燃えてガンダムをGスカイイージーから蹴落とし、上空からヒート剣を振りかぶって襲いかかるが、交錯した際にビームサーベルで機体を貫かれ撃破された。 ジオン公国軍の士官で階級は大尉。 百戦錬磨の猛者だが、高齢のため最前線からは退き、補給部隊にて後方を支えていた。 ファルメル(シャア専用ムサイ)への物資及びモビルスーツの補給任務中にホワイトベースからの襲撃を受けるが、旧ザクで出撃してザクおよび補給物資を放出し、補給任務を遂行する。 その後、自艦パプアを沈められた為憤激し、単身でガンダムに挑む。 ガデムの搭乗した旧ザクは武器を持っていなかったが、戦闘では射撃の回避、および格闘戦でのショルダータックルを見舞うなど、歴戦の経験から来る能力の高さを見せる。 しかし、ガンダムの性能の高さのためダメージをほとんど与えることが出来ず、逆にビームサーベルで機体を切断される。 脱出しようとしたが間に合わず、機体が爆発して戦死した。 ジオン公国軍地球方面軍司令。 階級は大佐。 デギンの四男。 放映開始時の設定年齢は20歳。 ガルマは司令官でありながら、ブラウンに塗装された専用戦闘機であるドップに搭乗し、前線に出撃することも多かった。 シャアに「ジオン十字勲章」ものの獲物だとそそのかされ、いくどとなくホワイトベースへ攻撃を仕掛けるものの、ガンダムに搭乗するアムロの奮闘と新米指揮官らしくないブライトの奇策によってホワイトベース隊に連敗する。 ホワイトベースが北米大陸を抜け、太平洋に出ようとする第10話で「親友」シャアの口車に乗り、囮となってあらぬ方向へ逃走するガンダムをガウで追跡するよう誘導され、待ち伏せしていたホワイトベースおよびガンキャノン、ガンタンクに総攻撃を受ける。 その際、シャアから裏切りを告げられ、愕然としながら初めて「親友」の正体と本性に気づく。 嘲笑するシャアの声が響く中、ガウ攻撃空母の舵を自ら取り180度回頭させてホワイトベースを道連れにすべく体当たり攻撃をかけるも間一髪でかわされ、爆発四散するガウの中で戦死する。 ジオン公国軍突撃機動軍司令で階級は少将。 デギンの長女。 ギレンとは政治的に、ドズルとは軍事的に対立していた。 乗艦はグワジン級戦艦グワジンあるいはグワリブ。 ガルマの死に憤るドズルに左遷されたシャアを登用してマッドアングラー隊(大西洋潜水艦隊)を預けたり、腹心マ・クベ大佐を地球に派遣して中央アジア(オデッサ)を中心に鉱物資源を採掘させるなどした。 宇宙世紀0079年12月31日、長兄ギレンが父デギンを謀殺したことを知り、これを機に宇宙要塞ア・バオア・クーの戦いの最中に司令部でギレンを射殺。 兄に代わって総司令となるが、皮肉にもそれまで優勢だった戦況がこの暗殺による指揮系統の混乱をきっかけに暗転。 戦局が絶望的となった時点で、司令部のトワニング大佐に事後処理を任せ、ザンジバル級機動巡洋艦で脱出を図るが、発進寸前に(部下を見捨てて逃げるキシリアの不人情を許せないと判断した)シャアがブリッジに向けて放ったバズーカ砲の直撃によって死亡。 ジオン公国の総帥にして階級は大将。 デギンの長男。 放映開始時の設定上の年齢は35歳。 身長190cmの長身。 少年時代から政治活動に参加し、デギンの隠退後は、ジオン公国の実質的最高指導者(総帥)となっていた。 一年戦争末期ア・バオア・クーにおいて連邦軍との最終決戦を目論むが、デギンは事態を憂慮し独断でグレート・デギンに座乗して連邦軍との和平交渉に赴く。 自らの戦略に従わない老いた父を完全に見限ったギレンは、グレート・デギンの進路こそレビルが率いる連邦軍の主力・第一艦隊の進攻コースと読む。 そして和平交渉が始まる前に事を決しようと、予定を大幅に前倒ししてソーラ・レイを「ゲル・ドルバ照準」に最終設定し作戦時間21:05に発射を指令、レビル将軍もろとも父デギンまでも謀殺した。 しかし、ゲル・ドルバ線上からグレート・デギンの識別信号が確認されたとの報告を受け、ギレンが父を殺したと知ったキシリアにより、宇宙世紀0079年12月31日、「父殺しの男」としてア・バオア・クー攻防戦の作戦指揮中に射殺された。 この際もキシリアに無防備に背中を見せ、銃口を向けられても「冗談はよせ」と一笑に付していたが、その余裕の姿勢が仇となった。 ランバ・ラルの内縁の妻。 ランバ・ラル隊と共に地球へ降りてきた。 正式な軍人ではないが部隊内ではラルと同等の敬意を受けており、ギャロップのブリッジで常にラルの傍らにいる。 第12話でラルと共に登場。 第19話ではラル隊と共に砂漠の町ソドンで食事に立ち寄った店内で、ホワイトベースを脱走中のアムロと偶然出会い、気に入って食事を奢ろうとしている。 第20話でラルの戦死を知り、怒りにまかせてギャロップで突撃するが、ガンダムに撃破されてブリッジを射出して脱出。 続く第21話では、タチ中尉の増援を受けた上でラル隊の生き残りを指揮し、ホワイトベースへ特攻をかける。 ギャロップの生活用ユニットである「カーゴ」にギャロップのエンジンを搭載し、爆弾を積んでホワイトベースに突撃させてアムロの注意を逸らせ、マゼラトップで背後を取ることに成功したが、止めを刺そうとした瞬間、横から突っ込んできたリュウ・ホセイのコア・ファイターと激突し、彼と共に爆死する。 ランバ・ラル隊の副隊長で階級は中尉。 ラル同様ゲリラ戦の専門家でラルやハモンの信頼も篤い。 ガルマの仇討ち部隊として組織されたランバ・ラル隊のNO. 2として、ザンジバルやギャロップでハモンと共に指揮を執っていた。 本来は彼が隊の副官であるが、彼はハモンを立て補佐役に徹している。 初めての白兵戦で混乱するホワイトベースクルーの隙に乗じてキュイからパーソナルジェットで取り付き、ブリッジの風防へ時限爆弾を仕掛ける。 その時、窓の向かい側で彼に食ってかかるキッカを見て、軍艦に子供がいることに驚き、ガラス越しにミライへキッカを連れて避難するよう促し、いかにも人間味のあるラル隊の一員らしい行動をとった。 爆破で風防を破った後、ホワイトベース内部へ侵入しようとしたが、内側からの銃撃を浴びて戦死。 ジオン軍の前線基地のひとつに所属する青年で、階級は曹長。 地球の環境(昼夜の温度差や害虫)に慣れず、戦功を立ててジオン本国に帰りたいと思っていた。 連邦軍のモビルスーツの噂を耳にし、有志を募った上で大胆な強襲作戦を企てる。 なお上官はガンダムに興味を示さず、作戦はクワラン達に丸投げで、参加もしていない。 クワランはギャルのザクの陽動でガンダムをおびき出し、ワッパで奇襲を行った。 高性能の時限爆弾(一発でシールドを破壊する威力)を5個セットすることに成功したが、リモコンの起爆装置がなく時限装置であった。 ガンダムへの取り付けの困難さを想定しタイマーを30分に設定していたが、予想外に簡易に取り付けられたため排除する時間的余裕を与えてしまうことになり、オムルの指示を受けて作業したアムロによって、時間ぎりぎりですべて排除されてしまった。 クワランらはアムロが爆弾を処理する様子を遠くから監視していたが、いつ爆発するとも知れぬ爆弾を命懸けで外した「馬鹿」の顔を見るため、処理を終えて一息つくホワイトベース隊に、仲間と共に民間の青年団を装って現れ激励するなど、最後まで大胆不敵であった。 ランバ・ラル隊の一員で階級は少尉、彼の率いるザクIIのパイロット。 12話で初登場後、16話で再びラルと共にホワイトベースを攻撃、その際にセイラの乗るガンダムを追い詰める。 しかし、アコースを撃破して駆けつけたアムロのガンキャノンによって乗機は転倒。 コズンはコクピット内で昏倒した。 そのまま機体ごと捕獲され捕虜となったことにより、ジオン兵で初めてホワイトベースへ搭乗した人物となる。 食事を渡しに来たセイラにシャアの消息を訊ねられ「失脚し故郷に帰った」と伝える。 17話ではスキを見て奥歯に仕込んだ爆薬で独房の鍵を破壊し、ホワイトベースからの脱走を試みるが、同様に独房入りしていたセイラをジオン関係者と思って脱走に誘うが、それを断った彼女の通報で脱走が発覚。 第2通信室から無電で木馬の戦力に関する情報を送信した。 最終的にはパーソナルジェットで逃げようとしたところ、オムルが放ったロケット弾の爆風でドアごと吹き飛ばされ、死亡した。 ジオン公国宇宙攻撃軍コンスコン機動部隊司令官で階級は少将。 ドズル・ザビの腹心の一人。 キシリアがシャアを重用していることに反感を抱いたドズルの命令で地球連邦軍第13独立部隊(ホワイトベース)を攻撃するため、チベ級重巡洋艦1隻、ムサイ級軽巡洋艦2隻およびリック・ドム12機からなる機動部隊を率いて出撃した。 サイド6付近において地球連邦軍第13独立部隊との間で2度にわたって戦闘を行っている。 1回目はホワイトベースがサイド6の戦闘禁止区域外に所在するペルガミノの浮きドックに入渠しようとして戦闘禁止区域外に出てきたところを襲撃。 ペルガミノの浮きドックを戦闘に巻き込んで破壊し、ホワイトベースの修理という目的は妨害した。 だが驚異的なニュータイプ能力を発揮し始めたアムロが駆るガンダムをはじめとする第13独立部隊の応戦によりムサイ級巡洋艦「クワメル」を失い、さらにリック・ドム12機も3分経たずに全滅。 この時はシャアの指揮するザンジバルが飛来したため、ホワイトベース側が追撃を行わなかったことにより、窮地を脱することができた。 ムサイ級1隻、リック・ドム6機の増援を受けていた[13]。 サイド6での修理をあきらめ、覚悟を決めて出てきたホワイトベース側がサイド6の領空を示すブイを通過直後にコンスコン機動部隊の先手を取る形で攻撃を開始したことで早々にムサイ1隻を喪失。 サイド6のテレビ局が生中継する中、ムサイとリック・ドム隊はまたも全滅。 自身が座乗するチベ1隻となったコンスコンは、チベにホワイトベースへの特攻を命じるも、チベはガンダムのビームサーベル攻撃で轟沈し、彼も戦死した。 第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」に登場。 階級は大尉。 口ひげをたくわえたロマンスグレーのナイスミドル風の容姿であり、若年層に数多く発生例が見られたニュータイプ(のパイロット)としては後のシリーズを通しても異色の存在。 また、意味不明な言動やエキセントリックかつ情緒不安定な性格の多いニュータイプ(または強化人間)の中にあって、その落ち着きのある謹厳実直な人柄も極めて異例である。 ジオン公国の擁する木星エネルギー船団の隊長を務め、核融合のエネルギー源であるヘリウム3採取・運搬に従事していた。 一年戦争末期、危険な任務に就きながら再三にわたって無事に生還する彼に高いニュータイプの素養が見られることがフラナガン機関の調査で明らかとなり、ギレン・ザビ自ら執務室にて謁見、キシリア・ザビ配下のニュータイプ部隊に送り込まれる。 その際にギレンからキシリアの元へ派遣する意味を問われ、その政治的な意図を察するもあえて「閣下の深いお考えは分かりません」とはぐらかして答えている。 その後ドロス級空母でグラナダに着任。 キシリアも「木星帰りの男」シャリア・ブルの報告を受け、ララァ・スン以上の戦果を期待していた。 着任早々、戦闘データ記録係のシムス・アル・バハロフを伴ってブラウ・ブロに乗りホワイトベース隊を急襲。 オールレンジ攻撃を全開に駆使することでブラウ・ブロの真価を初めての操縦で遺憾なく発揮し、迎撃に出たガンタンクを翻弄、ガンキャノンの両脚を吹き飛ばす。 ガンダムとも戦いシールドを破壊するが、同じくニュータイプの素養が飛躍的に高まりを見せていたアムロに頼みの有線ビーム砲を撃ち落された末に本体の位置を特定されてしまい、攻撃をかいくぐられ左右の分離も不可能な真横から至近距離のビームライフルを浴びて撃破され戦死。 デニム率いる偵察部隊の一員。 1話ではザクでサイド7へ侵入。 地球連邦軍のV作戦によって製作されたモビルスーツ(MS)の部品を目の前に戦功を焦り、偵察任務を放棄し攻撃を仕掛ける。 そしてアムロが偶然乗り込んだガンダムと対峙。 史上初の「MS同士の戦い」を繰り広げるも、頭部の動力パイプを掴まれ引きちぎられる。 その後デニムの指示でスレンダーのいるスペースコロニー出入口まで逃げようとしたが、ガンダムのビームサーベルで背後から機体を真っ二つに切断され戦死。 史上初のMS同士の戦闘を行ったという名誉と、命令無視のあげくに撃墜されたという不名誉とを同時に得る結果となった。 そして彼のザクはコロニーの壁に穴をあけるほどの大爆発を起こしたが、後にモノアイカメラのみ回収された。 階級は軍曹。 1話にて、デニム・ジーンと共にザクIIでサイド7へ偵察に赴き、スペースコロニーの出入口付近でデニムから待機を命じられた。 V作戦によるモビルスーツ開発施設を確認した後に、サイド内で戦闘を始めた二人のザクIIがガンダムに撃破されるのを目撃し、母艦のファルメルへ帰還した。 この時点では、V作戦に最初に接触した3人のうち、唯一生き残ったパイロットであった。 コロニー内での戦闘には参加していなかったはずだが、報告時になぜか腕を負傷して包帯で吊っていた。 シャア自らサイド7への再偵察を行った際には、案内人として突撃隊員に指名されている。 2話ではシャアを援護するために再度ザクIIで出撃し、ガンダムの未確認武装(ビームライフル)を視認してうろたえ、シャアから「当たらなければどうという事はない」と宥められるも、結局ビームライフルの直撃で乗機を撃破され戦死する。 ドズルの妻でミネバの母。 名はゼナ・ラオ・ザビとも。 ドズルを深く愛しており、連邦軍による攻略戦が間近という極めて危険な時期に、本国サイド3ではなく、宇宙要塞ソロモン内で娘ミネバや侍女らと共に暮らしていた。 しかし、連邦軍の侵攻に伴ってドズルに促され、ミネバを連れてソロモンを脱出する。 救援に向かっていたグラナダのマ・クベ艦隊(アニメ版では「明らかに遅すぎる援軍」とナレーションが入っている)と出逢うも、冷酷なマ・クベに危うく脱出艇を見捨てられかける。 同乗していたバロムの諫言もあって何とか救出されたもののソロモン要塞の陥落や、ドズルの単機特攻から壮烈な戦死という最期を知り、涙に暮れる。 その後、バロムによって無事にグラナダへと送り届けられた。 一年戦争後はミネバを連れてアクシズに逃れるが、宇宙世紀0081年、心労により病死した。 濃いあごヒゲと斜めに走る顔の傷が印象的なジオン将校で階級は大尉(32話では何故かマリガンに少尉呼ばわりされていた)。 宇宙へ向かう機動巡洋艦ザンジバルの艦長も兼ねていたと思われるが、キシリアに無断でマッドアングラー隊を離れ木馬追撃任務を遂行するシャアに乗り込まれ(結果的に)艦を接収されてしまう。 本来はビグロ(とリック・ドム)の実戦テストに使用するはずだったが、急遽ホワイトベースを追撃することとなる。 優れた身体能力を持っており、耐G能力に優れていたことから、ビグロのテストパイロットに抜擢された。 またヘルメットには、角付きドクロが描かれている。 デミトリーを始めとする部下からは大変慕われていたことが第32話のマリガンの説明で明らかになる。 テレビ版第31話では、大気圏離脱直後のホワイトベースと交戦。 ビグロの猛スピードでホワイトベース隊を翻弄した。 セイラのGブルイージーをクローで掴み放り投げた上に、アムロのGスカイをも圧倒する。 急遽換装したガンダムのビームライフルをことごとく回避しつつ、メガ粒子砲とミサイルでさらに猛攻を加えた。 双方が接近した際にビグロのアームにガンダムをひっかける形となり、急激な加速度のショックでアムロは気絶する。 しかし、メガ粒子砲でとどめをさす寸前にアムロが意識を取り戻し、ビグロの弱点であるメガ粒子砲をビームライフルで撃たれ、愛機と共に爆死した。 ジオン公国軍宇宙攻撃軍司令で階級は中将。 身長210cmの巨漢。 放映開始時の年齢は28歳。 ザビ家の三男。 宇宙世紀0079年12月24日、連邦軍によるソロモン攻略戦で地球連邦軍の量産MSジムによる熾烈な攻撃や、新兵器ソーラ・システムにより甚大な被害を受け、劣勢に追い込まれる。 ソロモンを支えきれないと判断したドズルは、妻子を脱出させた後にソロモンの放棄を命令し、自らはビグ・ザムに搭乗して出撃。 残存兵力が撤退する時間を稼ぐため、連邦艦隊の中心部へ特攻をかけた。 ドズルの操るビグ・ザムは強力な磁界(後のIフィールド)を張り巡らせて長距離ビーム砲を無効化し、大型メガ粒子砲でティアンム提督の旗艦「タイタン」を撃沈、さらに拡散ビーム砲の斉射によって連邦軍のサラミス級巡洋艦やモビルスーツを多数撃破した。 この圧倒的戦果に自信を得たドズルの「ビグ・ザムが量産化できれば連邦に勝てる」という意味のセリフは印象的であり、現在でも引用されることが多い。 しかし、Iフィールドジェネレーターによるバリアシステムの弱点を見抜いたスレッガー・ロウは、自らが操縦するGファイター(劇場版ではコア・ブースター)とアムロ・レイの操縦するガンダムを合体させ、攻撃が有効となるギリギリの距離まで接近しての攻撃をかける。 この捨て身の攻撃でスレッガーは戦死したが、ビグ・ザムはガンダムのビームサーベルで撃破され、ドズルは戦死した。 ジオン公国宇宙攻撃軍所属で階級は少尉。 後に大尉。 シャアの副官を務めるが、MSパイロットでもあるシャアは自ら出撃する事が多く、その間は旗艦ファルメルの指揮を任されている。 地球にコムサイで降下した後もシャアを補佐し、テレビ版第7話や第12話ではシャアと共にコムサイやルッグンを操縦。 コア・ファイターやホワイトベースと戦っている。 シャアに偽装工作を依頼されるなど[7]、シャアに信頼されている描写があった。 シャアの左遷後は大尉に昇進し、ムサイ級軽巡洋艦三隻およびリック・ドムを擁するキャメル・パトロール艦隊の指揮官となっていた。 テレビ版第32話で再登場。 ホワイトベースを追うシャアの挟撃要請に応えてホワイトベース隊に艦隊戦を挑む。 しかしシャアの到着を待つことなく攻撃をかけた結果、以前に比べて格段に技量の向上したホワイトベース隊の攻撃に圧倒されてしまう。 僚艦のトクメルとスワメルを相次いで撃沈され、旗艦のキャメルもブリッジをガンダムのビームサーベルで切り裂かれる。 ドレンは生身のまま宇宙空間へ放り出されていった。 テレビ版第36話に登場する。 キシリアの部下で階級は大佐。 デラミンからは「司令」と呼ばれている。 ソロモンが陥落しなかった場合のみという限定的なマ・クベ付きの参謀として艦隊に随伴していた[11]。 キシリアの命令によりソロモンの救援に向かう途上で、ソロモンから脱出してきた友軍と遭遇。 ソロモンへ急行するため脱出艇を見捨てようとしたマ・クベに諫言。 マ・クベはこれを受け入れ、脱出艇の回収を行った。 ゼナとミネバは救われたがソロモン救援には間にあわず、当初の任務は果たせなかった。 テレビ版第37話では、マ・クベの命でゼナとミネバをグラナダへ送り届けた後、デラミン艦隊との合流を急ぐ途上でワッケインが乗るマゼラン級戦艦と遭遇する。 交戦したが戦艦には敵わず、乗艦チベと共に戦死。 なお、彼の乗るチベはカラーリングが通常のワインレッドではなく、ムサイのような緑色だった。 ユーコン艦長で階級は大尉。 マッドアングラー隊におけるシャアの副官。 MS隊を指揮したり、ホワイトベースにスパイを潜入させるなど活躍する。 第28話にて、ホワイトベースに潜入したスパイ107号(ミハル)と接触するため、民間(ベルデ漁業組合)の飛行機がジオン戦闘機の攻撃に遭ったように装ってホワイトベースに救助を求め、部下のキャリオカと共に潜入に成功する。 また、トイレに立つフリをしてミハルとの音声通話にも成功し、ホワイトベースの目的地が南米ジャブロー宇宙船用ドックとの情報を入手している。 その後、一連の作戦でMS4機を失った責任を感じ、シャアからグラブロを借り受けて出撃する。 この時、マッドアングラーにはズゴックが5機残っていたが、そのうちでブーンが連れていったのはグラブロが牽引できる2機のみである。 ブーンはホワイトベースに追いつくとガンダムの片足を掴んで引きちぎるが、それがかえってガンダムに自由を与えることとなり、グラブロのコクピットをビームサーベルで貫かれて戦死したうえ、牽引していたズゴックを2機とも撃破された。 キシリア・ザビ配下のジオン公国突撃機動軍大佐。 副官はウラガン、部下にはクリンク、バイス、ラング、ヘイブなど。 ジオン軍の地球侵攻作戦では資源採掘地帯オデッサの基地司令となり、資源採掘・輸送、基地防衛などを統轄していた。 また占領地では、任務の傍ら骨董品蒐集に努めており、特に北宋期と推定される白磁の壺は彼に寵愛され執務室に多数並んでいる。 また基地の防衛に努める一方、地球連邦軍の副将エルランに内通を促すなど策謀家としても活動した。 このように軍人としての功績はあるが、計算高い性格の上に情が薄く、官僚的で政治的な駆け引きには長けるものの、任務達成のためなら手段を選ばない狡猾な印象が強い。 ガルマ・ザビの仇討ちのため地球に降下したランバ・ラル隊にも、一旦は十分な補給を保証するものの、ラルがキシリアと対立するドズル・ザビの部下という政治的な理由からその約束を反故にしたり、ソロモンから脱出して来た兵士たちを見捨てようとするなど、黒い三連星やバロム大佐から「前線に立つ兵士たちの気持ちが分かっていない」と批判を受けていた。 また、独自の軍服に赤いスカーフを着けたものを常用していることからも、その気質がジオン軍に数多い武人よりは文人的であることがうかがわれる。 だが、TVシリーズの後半では自ら新型モビルスーツ・ギャンに搭乗し、策を弄したとはいえニュータイプとして覚醒しつつあったアムロ・レイを相手に戦い、モビルスーツパイロットとして一般兵士を凌ぐ技量をみせ、キシリアへの忠誠を示している。 宇宙世紀0079年の一年戦争中に、シャア・アズナブルによって見出され、フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女。 ジオン軍少尉。 彼女のニュータイプ能力は非常に高く、サイコミュシステムを搭載したモビルアーマー「エルメス」によるオールレンジ攻撃により、宇宙要塞ソロモン攻略戦の後に集結していた地球連邦軍の艦船やモビルスーツを次々と撃破し、ソロモンの亡霊と恐れられた。 インド系で肌は浅黒い。 額にはヒンドゥー教の女性がしているビンディが見られる。 出撃時以外は裾の広がった黄色のワンピースドレスを着用。 そのため、キシリアに見咎められたこともある。 なお、劇場版ではキシリア謁見時は軍服を着用している。 その後ガンダムとの戦いで、ニュータイプとして目覚めていたアムロ・レイと意識を共鳴させるも、割って入ったシャアをかばい、ガンダムのビームサーベルによりコクピットを焼かれ戦死する。 ベルファストに住む少女。 幼い弟のジルと妹のミリーを養うために物売りのかたわら、ジオン公国軍のスパイ活動を行っている。 ジオン公国軍でのコードネームはスパイ107号。 ホワイトベースの連邦軍編入に反感を抱き艦を降りたカイと出会い、スパイ任務を遂行しようとする。 その後、連邦兵に変装してホワイトベースに潜入し、スパイ活動を開始するが偶然にもカイに遭遇。 彼とアムロの会話からホワイトベースの進路を聞き出しジオン軍へ伝える。 その後マッドアングラー隊によるホワイトベースへの攻撃の際、自分の弟妹くらいの子供(カツ・レツ・キッカ)が艦内に居るのを目の当たりにし、自らの行った行為を後悔する。 その後、罪滅ぼしとしてカイと共にガンペリーに乗り応戦するも、直撃を受けて自動での発射が不可能になったミサイルを自らの手で発射させ、ズゴックを撃破。 しかしミサイル発射の際の爆風で身体を吹き飛ばされ、大西洋の海上に落ちて散った[2]。 ジオン公国軍が地球にて占領したアメリカ大陸のニューヤーク市の前市長エッシェンバッハの娘。 ガルマ・ザビと相思相愛となり、結婚の約束まで交わした仲だったが、ジオンを憎む父親の猛反対を受けていた。 ガルマはもし結婚を聞き届けてもらえないならば、ジオンを捨ててもよいほど彼女に惚れ込んでいた。 ホワイトベースを追って出撃したガルマの身を案じた彼女は、自家用ジェット機でガルマの陣中見舞いを試みるが、使用人らの制止に遭い父親からは平手打ちされて果たせずに終わる。 一方、ガルマはホワイトベースとの戦闘で最期に彼女の姿を思い浮かべつつ戦死。 その報を父親から聞かされた彼女は彼の名を呼び泣き崩れる。 そして11話でガルマの基地を訪ね、部下であったダロタに訴えて仇討ちのためガウ攻撃空母3隻で出撃。 他の2機を撃墜されるも、負傷したダロタに代り自らガウの操縦桿を握ってガンダムへ特攻、その衝撃でガンダムを操縦不能に追い込む。 修理のため外に出たアムロを銃を構えて狙い撃とうとするが、自身もガウの特攻時に深手を負っており、力尽きてガウから転落し死亡。 その際の彼女がアムロを仇(かたき)と呼んだことは、アムロに深い衝撃を与えた。 この後アムロ、カイ、リュウ、ハヤトによって名も知らぬ女性として砂漠に埋葬される。 アムロ・レイの母親。 宇宙での暮らしに馴染めず、夫のテム・レイに幼いアムロを託して別居し、地球でひとりで生活をしていた。 一年戦争中は避難民キャンプでボランティアの救護活動をしており、そこで息子アムロと久々の再会を果たす。 しかし、偵察に来たジオン兵マグとロスに対し銃を発砲、ひとりに重傷を負わせたアムロを見て驚き、昔の優しかった頃に戻って欲しいと諭す。 彼女の言葉に反発して走り去るアムロに絶望の言葉を投げかけ、男手で育てたことが原因ではと夫テムを内心責める言葉を洩らした。 アムロは、過酷な戦争の渦中で生きる自分を受け容れぬ母との断絶を感じ、ホワイトベースのクルーとして敬礼、キッパリと別れを告げる。 その後の消息は不明。 サイド6の検察官。 眼鏡をかけたインテリ風の青年で、スレッガー曰く「優男(やさおとこ)」。 ミライ・ヤシマとは許婚の関係にあった。 親同士が勝手に決めた結婚話ではあったが、カムランは戦争の勃発で行方不明となっていた婚約者ミライの捜索に非常に熱心であった。 しかし、ミライは元々この結婚話に冷淡であった上、何かというと名門を誇る父親の力を当てにして物事を自力で成し遂げようとせず、戦争をまるで他人事のように考えるカムランとの間に性格的なズレも感じていた。 またサイド6でカムランと再会した当時のミライは艦長のブライトにほのかな好意を寄せており、婚約は自然消滅のような形で解消したと思われる。 それでもカムランのミライへの思いは強く、補給も修理も与えないというサイド6政庁の意に反してペルガミノの浮きドックを斡旋、修理の手筈を整える。 しかしドックはコンスコン艦隊によって破壊され、ホワイトベースは損傷したままサイド6に逆戻りせざるをえなかった。 彼は出航するホワイトベースに、ジオン軍のコンスコン隊が待ち伏せしているにも係わらず自家用機での水先案内を申し出る。 このカムランの行為も、自分の気を惹こうとするスタンドプレーとしか見ないミライにとってはありがた迷惑でしかなかったが、ブライトは彼の提案に非常に乗り気だった。 スレッガーがミライを平手打ちの後に窘め、それが後押しとなって水先案内は実行に移される。 東南アジアの島に住む元ジオン兵。 ジオン公国軍の地球侵攻の折、自分の操縦するザクIIのマシンガンによる攻撃で意図せず子供達の親を殺してしまう。 その後に子供達をも殺せと命じられたが、従わずに軍を脱走。 孤島にその子供達ロラン・タチ・クム・チヨと一緒に住み、農作業に勤しみつつ面倒を見ていた。 その間も子供達の親を殺してしまったことで夜ごと悪夢にうなされ苦しんでいた。 脱走時にザクを持ち出しており、作中ではそれを用いて島に近づく者は連邦・ジオンを問わず強制武装解除させていた。 巧みな操縦によりアムロのコア・ファイターが撃ったミサイルを投石で撃墜したり(このミサイルの爆発でコア・ファイターも不時着している)、火器を持たずに追っ手のザクに格闘戦を仕掛け、ザク・マシンガンに耐えつつ正拳突きでコクピットを直撃・撃破するという戦いぶりを見せた。 その後、アムロはガンダムでザクを海に沈めて処分。 ドアンは怒る子供達をなだめつつ、戦いから解放してくれたアムロに感謝している。 サイド6の実業家。 サイド6付近の戦闘禁止区域外に浮きドックを所有し、戦闘禁止区域外での戦力回復行為が中立規定に抵触しないことを利用して地球連邦軍、ジオン公国軍双方の艦船の修理を有償で請け負い、大きな利益を得ている。 ホワイトベースが中立のサイド6へ入港した際、カムラン・ブルームのコネで修理をペルガミノ所有の浮きドックにて行おうとするが、サイド6の戦闘禁止区域を出て、浮きドックに近づいたところでジオン公国軍のコンスコン隊に襲撃を受けてしまう。 この浮きドックには両軍とも世話になっていることから攻撃が控えられてきたが、ホワイトベース撃沈のみを目標とした、国際問題に発展することも辞さないコンスコン隊のなりふり構わない攻撃による煽りで浮きドックも戦闘に巻き込まれて破壊されてしまう。 ホワイトベースに乗っていたサイド7の避難民の一人。 ホワイトベースが地球に降りた際、亡き夫の故郷であるセント・アンジェを目指して息子コーリーと共に下船する。 親子で歩いていた所を、ジオン公国軍のルッグン機長バムロに発見されるが、彼は母子の行く先に何もないことを心配し救援キットを渡す。 その後、バムロたちはガンダムと交戦し負傷したため、ペルシアは彼らの手当をした。 バムロは別れ際にセント・アンジェがすでに消滅してしまっていること(目の前の荒涼とした大地と付近にはなかったはずの湖が一年前までセント・アンジェだった場所であること)を告げ、一緒にホワイトベースを下船した避難民のところに戻ることを勧めた。 彼女はその事実に衝撃を受け、思わずその場に泣き崩れている。 その後は親子共にバムロの助言に従い、ミッド湖畔の避難民らの住む人家へ合流したと思われる。

次の