ケトン 性 低 血糖。 先天性ケトン体代謝異常症

【医師監修】子供によくみられる「ケトン性低血糖症」ってどんな病気?

ケトン 性 低 血糖

ケトン食療法とは、食事の内容を工夫することにより、ケトン体を糖分の代わりに脳のエネルギー源として活用できる状態に人為的にすることで、治療に応用することを指します。 様々な領域でケトン食療法は活用されていますが、てんかんに関してはてんかん発作が減少する効果が期待できることが分かっています。 具体的には、脂質はケトン体を作りやすく、炭水化物(糖質)はケトン体を消す方向に働き、タンパク質はその中間です。 したがって、脂肪が多く炭水化物(糖質)が少ない食事を摂取することにより、ケトン体を体内で生成させることができます。 厳密な計算式(Woodyatt計算式)では、 [0. この比率が一定になるように毎食計算します。 一般的なケトン食ではケトン比が2:1から3:1となるように献立を調整します。 ケトン食療法の効果は、発作のタイプに関わらず期待できるといわれています。 効果はゆっくりと出現する方もいるので、ケトン食を開始後少なくとも1か月間は様子を見て、効果があれば2年間は継続するのが一般的です。 ケトン食療法には、低血糖、嘔気・嘔吐、便秘・下痢、体重減少、活動性低下などが副作用として生じる場合があります。 予期しない副作用が生じる可能性や、ケトン食を実施すべきではない病気もあるため、医師の指導の下で行われるべき治療法です。 原則として入院で導入し、副作用が生じないか十分な観察を行います ケトン体が体内で生成されているかどうかは、病院での血液検査の他に、家庭での尿検査で尿中ケトン体が2+から3+あることで確認します。 ケトン食が実際どのような食事内容なのか、イメージするのが難しい方もいらっしゃると思います。 静岡てんかん・神経医療センターではをホームページに提供しています。 またのページもご覧ください。

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子どもがかかる病気と治療⑨ やせ/糖尿病/甲状腺機能低下症・亢進症/ケトン性低血糖症・アセトン血性嘔吐症

ケトン 性 低 血糖

最近では、周期性嘔吐症と呼んだり、血液の中にアセトン(ケトン体)が増えるので、アセトン血性嘔吐症と呼んだり、現在では、その病態をさしてケトン血性低血糖症と呼んだりしています。 2~5歳ぐらいに多く、授乳間隔の短い乳児では飢餓になることがないのでありません。 過保護に育てられた、神経質で依存的なやせた子どもで、一人っ子の男の子に多く、怒られたり、運動会や遠足で疲れすぎたり、興奮したり、風邪をひいたり、食べ過ぎたり、いろいろなストレスが引き金になり、嘔吐をくり返します。 子どもは大脳新皮質の機能が不安定で、間脳・大脳辺縁系に対する制御も不完全で、嘔吐中枢から制御される視床下部ホルモンのバランスが崩れやすく、自律神経の未熟性もあり、嘔吐しやすいとされています。 症状は急に何回も吐き、グッタリして、元気がなく、腹痛を訴え、顔色が蒼く、あくびをして、吐いた息(呼気)がりんごの腐ったような甘酸っぱい臭い(アセトン臭)がします。 風邪などの感染がなければ、発熱、頭痛、下痢はありませんが、速く、弱い脈になります。 心身が疲れ、胃も疲れて食物を腸に送れず、ウトウトするようになります。 血液中のケトン体(アセトンなど)が増え、アシドーシス(酸血症)になります。 血液中の糖分が不足し、体に蓄えている脂肪を燃やしてエネルギーに変えるため、その分解産物のアセトンが増え、尿にケトン体が出てきます。 子どもは飢餓に対して耐容能が低く、正常児でも30時間以上の飢餓で血糖の低下やケトン体の増加がおこります。 尿のケトン体はこのような飢餓状態が続くと自家中毒症以外でも出てきます。 以前は嘔吐がひどくて胃や食道の粘膜が傷ついて出血して、コーヒーかす様の吐物がみられることもありましたが、最近では昏睡に陥るような重症例はみられなくなりました。 これは診断技術の進歩によって脳や代謝異常などが的確に鑑別診断されるようになったり、子どもの栄養状態が改善され、抵抗力がついたことも関係しているようです。 心身が疲れているのでまず十分睡眠をとります。 吐き気が強いときは吐き気止め(座薬など)を使って、胃を30分ほど休めてから、電解質の入った飲み物(アクアライトやアクアサーナ)を20~50mlぐらいの少量から何回も与え、徐々に増やして、1日で1リットルぐらい飲ませ、脱水にならないように気をつけます。 アメをなめたりして、甘いものも十分に取り、食べやすい消化の良い物から徐々に食べていきます。 嘔吐がひどく脱水が強いときには、点滴をしたり、それでも治らないときは入院することもありますが、多くは2~3日でケロッと良くなります。 10歳以上になると筋肉量も増え、筋組織からの糖新生がうまくゆくようになり、体重あたりの糖の必要量も減り、自然に治ってゆきます。 子どもに過保護や厳格になりすぎていないかを思い返して、心の緊張や不安を取り除いてあげることも大切です。

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先天性ケトン体代謝異常症

ケトン 性 低 血糖

ケトン性低血糖とは未熟児や低出生体重児が2〜5歳ごろに好発する低血糖発作である。 メカニズム: 風邪やストレスなどにより摂食不良になることで炭水化物である糖の補給がなくなり、低血糖、ケトーシスをきたす疾患。 食事から糖を摂取しないと、成人であれば肝臓のグリコーゲンが分解されてグルコースになるが、小児の場合はその貯蓄が不十分であるためにあっという間に枯渇してしまう。 よって本症は朝食前の朝に起こりやすい。 一方、 脂肪の場合は脂肪が分解されてアセチルCoAが過剰に産生され、ケトン体が増えることになる。 当然、高脂肪食をとった後に発症しやすいことになる。 血糖低下に加え、腹痛、嘔吐、悪心、意識混濁などを引き起こす。 また、 口からアセトン臭がするのも特徴である(アセトンとはケトン体のうちの一つ。 他にケトン体としてアセト酢酸、3ヒドロキシ酪酸がある)。 治療としては、糖の経口投与、静脈注射を行う。 tsunepi.

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