ルパン 三世。 ルパン三世・ザ・ライブ|ユニバーサル・クールジャパン 2020|USJ

ルパン三世

ルパン 三世

映画監督の鈴木清順さん死去 TVアニメ『ルパン三世』第2シリーズに「監修」として、鈴木清順の名前がクレジットされているのを見た時には、これは本当にあの鈴木清順なのかと驚いたものだった。 考えてみれば、『ルパン三世』第1シリーズから関わり、第2シリーズではシリーズ構成も担当した脚本家の大和屋竺は、日活時代からの鈴木清順の直弟子であり、清順監督を筆頭にして結成された脚本家グループ・具流八郎の一人でもある。 大和屋の他に、山崎忠昭や宮田雪といった、日活アクションを支えてきた仲間たちによって立ち上げられた『ルパン三世』シリーズに、清順監督が参戦するのはごく自然な流れだった。 清順監督は、さらに最若手の弟子として、浦沢義雄も『ルパン三世』でデビューさせている。 しかし、遡って第1シリーズ当初、大和屋たちが敷いたハードボイルドでシリアスな大人向け路線の『ルパン三世』は視聴率を稼ぐことができず、監督の大隅正秋ともども、半ば追い出されるような形で戦線離脱を余儀なくされている。 その後を継いで、ファミリー向けのライトなコメディにガラリと変貌したルパンを作らされることになったのが、Aプロダクション演出グループという匿名で監督を担当した、高畑勲・宮崎駿の、後のスタジオジブリコンビである。 よく宮崎駿の監督デビューは『未来少年コナン』だとされることが多い。 しかし、共同監督ではあるが、この旧ルパンの後半こそが、宮崎駿の実質的な監督デビューなのである。 そしてそれが、鈴木清順との確執の始まりでもあった。 視聴率不振で打ち切られた第1シリーズは、再放送で人気が爆発し、第2シリーズの製作が決定した。 再び大和屋以下、旧スタッフが招集されたが、テレビ局側が要請したのは、初期のシリアスなルパンではなく、高畑・宮粼路線のおちゃらけルパンであった。 だったら俺たちを呼ぶなよと、大和屋たちにしてみれば憤慨ものだったとは思うが、彼らはギャグに特化したルパンを描き続け、第1シリーズを上回るヒットを飛ばした。 清順監督の「監修」という立場がどの程度のものだったのか、名前貸し程度に過ぎなかったのか、長らく謎ではあったが、飯岡順一の『私の「ルパン三世」奮闘記』によって、毎回シナリオ会議に参加して指示を出すほどに熱心に関わっていたことが語られている。 原作やアニメ初期のシリアスさこそ失われてしまったが、破天荒なエンタテインメント性は、清順グループによって支えられることになったのだ。 大塚康生に代わって作画を担当した北原健雄の極端にマンガチックにデフォルメされたキャラクターデザインも、人気に拍車をかけた。 しかし、そこに再び宮崎駿が「乱入」してくることになる。 第2シリーズのヒットで、ついに長編映画化されたのが『ルパン三世 ルパン対複製人間 クローン 』であったが、これに監修として参加したオリジナルスタッフの大塚康生は、実際は途中参加で、殆ど口出しできる状況ではなかった。 ないがしろにされたと憤慨した大塚は、次作『カリオストロの城』の監督に宮崎駿を招聘する。 テレビシリーズで手一杯な清順グループは、脚本として参加することしかできなかったが、あろうことか、宮崎・大塚コンビは、この第一稿を無視して勝手にプロットを変更してしまう。 もっとも、江戸川乱歩『幽霊塔』をモチーフとした展開はそもそも清順グループの脚本にもあったもので、宮崎・大塚が行ったのは、露骨な「クレジット外し」であった。 清順グループも、宮崎・大塚も、お互いに「自分たちこそがルパンのオリジナルを築いた」という矜持がある。 それがぶつかり合うのだから、タダですむはずがない。 『カリオストロの城』は第一作ほどにはヒットしなかったが、アニメーションとしての評価は高く、大塚率いるテレコム・アニメーションと、宮崎駿には、引き続いてテレビシリーズのエピソード制作の依頼が届く。 大塚は任された作品を、わざと旧シリーズのデザインのままに作画する。 作監の北原健雄は、最初はそれを自分の絵柄に修正していたが、しない方がいいと判断するに至ったのだろう。 無修正のまま、通すようになる。 そして極め付け、『死の翼アルバトロス』と最終回『さらば愛しきルパン』の脚本・監督を宮崎駿が担当することになるが、宮崎のつけた条件は、清順グループを一切関わらせないことだった。 先述した『私の「ルパン三世」奮闘記』に、鈴木清順と宮崎駿の緊迫したやりとりが記されている。 『アルバトロス』の絵コンテに、「どこが面白いか分からない」と突っ込む清順監督に対して、宮崎駿は「テレビアニメなんてこんなもんです」と嘯く。 筆者の飯岡順一は清順監督寄りで、プロデューサーの藤岡豊の覚えめでたい宮崎駿を恨んでいる嫌いがあるから、どうしても宮崎駿が不遜に見える書き方をしているが、客観的に見れば、清順監督のツッコミの方がただの言い掛かりのイチャモンである。 清順監督、自分が『殺しの烙印』を作った時に、日活の社長から「訳が分からない」と難癖を付けられて解雇されたことを忘れたのだろうか。 清順監督は、結局、何一つ『アルバトロス』と『愛しきルパン』に関われなかった。 さらには自分たちが用意した最終回の脚本も、宮崎駿に乗っ取られる形になった。 しかもその内容は、「これまでの第2シリーズのルパンは全部偽物で、本物のルパン一味が偽物をたたきのめす」という話であった。 これで清順監督が怒り狂わないわけがない。 しかし、『アルバトロス』と『愛しきルパン』は、第2シリーズ中でも屈指の名編として評価されている。 この勝負の軍配は、完全に宮崎駿に上がっていた。 ところが二人の「勝負」はこれで終わったわけではなかった。 もはやルパンに興味も関心もなくなっていた宮崎駿は、その企画を旧知の押井守に押し付ける。 押井は後に『天使のたまご』や『機動警察パトレイバー THE MOVIE』の原型となるプロットを提出するが、これがよみうりテレビや配給の東宝に「訳が分からない」と修正を求められる結果になる。 それを拒否した押井は監督を下ろされたが、映画公開の日程は既に決められていた。 急遽、監督を依頼されたのが鈴木清順で、吉田茂承との共同監督で、突貫作業で作り上げたのが『バビロンの黄金伝説』である。 脚本は浦沢義雄と大和屋竺であるが、これはもうシリアスなルパンかコミカルなルパンかと論じるのもバカバカしくなるようないい加減なもので、『ランボー2』との併映で何とかヒットはしたものの、作品の評価としては最低レベル、劇場版ルパンシリーズの中でも忘れてしまいたい黒歴史となってしまった。 鈴木清順と言えば、『けんかえれじい』であり、『野獣の青春』『殺しの烙印』であると認識している日活時代以来のファンもいるだろう。 『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』の大正浪漫三部作こそが、清順美学の最高峰だと評価する向きもあると思う。 しかし、鈴木清順の名前が最も人口に膾炙したのは間違いなく『ルパン三世』であり、にもかかわらず、その最大の仕事でろくな評価を受けなかったというのは、決して小さな傷ではなかったと思う。 ところが「監修」していた頃には、こうした不条理性を、鈴木清順はあえて抑えていた。 それは「宮崎駿路線」を製作から要請されていたからであって、職人監督としての自負もあった鈴木清順が、あくまで「黒子」に徹することを決意していたからではあったろう。 しかし、「模倣」を強いられて、鈴木清順に何ができたのかということを、問わずにはいられなくなる。 第2シリーズの多くの貧弱なストーリー、『バビロン』の惨状を見て、「何やってんだ、鈴木清順」と落胆したファンは決して少なくはなかっただろう。 テレビスペシャルの監督は、出崎統や大隅正秋、杉井ギサブローといった、パイロット版製作にかかわった、大塚康生繋がりのスタッフに依頼されるようになり、その後を継いだ新人たちも、彼らに育てられた者ばかりになっていく。 鈴木清順の影は、『ルパン三世』から一掃されてしまった。 もう一本、起死回生の「清順ルパン」を劇場で観てみたかった。 2020年• 07月• 08月• 09月• 10月• 11月• 12月 2019年• 2018年• 2017年• 2016年• 2015年• 2014年• 2013年• 2012年• 2011年• 2010年• 2009年• 2008年• 2007年• 2006年• 2005年• 01月• 02月• 03月• 04月• 05月• 06月• 07月• 08月• 09月• 10月•

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ルパン三世 (TV第1シリーズ)

ルパン 三世

ルパン三世 監督 脚本 原案 北村龍平 ジョセフ・オブライアン 原作 製作 山本又一朗 (プロデューサー) 池田宏之 (企画) (企画) 出演者 音楽 アルド・シュラク 撮影 ペドロ・J・マルケス (撮影監督) 編集 制作会社 パイプライン 製作会社 「ルパン三世」製作委員会 配給 公開 上映時間 133分 製作国 言語 興行収入 24. 5億円 前作 『 ルパン三世』(ルパンさんせい)は、に全国系で公開された。 のを原作としたオリジナルストーリーの作品。 監督は、主演は。 『ルパン三世』の実写映画は、に公開された『』以来40年振りとなる。 また、『念力珍作戦』では登場しなかったも、本作で実写映画に初登場する。 制作には4年以上の歳月がかけられ、・・・・で撮影が行われた。 シンガポール現代美術館としてロケ撮影が行われたタイの プロローグ ある日、シンガポールの現代美術館からのメダルが盗まれる事件が発生する。 翌日、香港警察本部を訪れた 銭形警部は、捜査官たちを前に盗難事件のブリーフィングを始める。 犯人は1年間消息を絶っていた ルパン三世、 峰不二子、 ピエール、 ジローら若手の盗賊たちだったが、銭形は事件の黒幕に、 盗賊集団「ザ・ワークス」を束ねる老盗賊 トーマス・ドーソンが絡んでいると考えていた。 高齢を理由に引退を考えていたドーソンは、「古代オリンピックのメダルを盗んだ者に次のリーダーを譲る」と宣言し、ルパンたちに犯行を行わせていた。 銭形は「ザ・ワークス」のメンバーを一網打尽にできると考え、捜査官たちを引き連れてドーソンの邸宅に張り込む。 香港にあるドーソンの邸宅には「ザ・ワークス」のメンバーが集結しており、ルパンもその中にいた。 盗みの結果を公表した後、ドーソンはメンバーたちに自身が盗み出したコレクションを見せ、その中でがに贈ったジュエリー「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部である「光の首飾り」を手に取ると、盗みの師であり、かつての相棒でもあった ルパン一世との思い出を語る。 しかし、かねてからドーソンに恨みを抱いていたメンバーの マイケル・リーが裏切り、「光の首飾り」を奪おうとする。 それと同時にマイケルが雇った傭兵の ロイヤル、 マリア、 サーベルが邸宅を襲撃し、銭形ら警官隊との銃撃戦が始まる。 マイケルはドーソンを人質に邸宅を脱出しようとするが、ルパンとドーソンの用心棒だった 次元大介が反撃し、そこにロイヤルたちも現れて乱戦となる。 混乱の中でドーソンはロイヤルに射殺され、マイケルは「光の首飾り」を奪って逃走する。 脱出に成功したルパンは、マイケルを探すために次元や不二子と手を組み、泥棒稼業を続けることにする。 1年後 1年後、タイで一仕事終えたルパンの元に不二子からの誘いが来る。 次元の制止も聞かずに不二子の待つホテルに向かったルパンを待っていたのは、銭形ら警官隊だった。 不二子に裏切られて逮捕されたルパンは、銭形からマイケルの居所を聞かされる。 マイケルは「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部である「真紅のルビー」を持つアジア裏社会のボス、 モムラーチャオ・プラムックとの取引を行おうとしていた。 銭形はプラムックを逮捕するため、ルパンに犯罪履歴の抹消と引き換えに「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗むように取引を持ち掛けるが、情報だけを聞き出して逃走したルパンはマイケルとの対決に備えるため、日本の古寺を訪れて知己である 石川五ェ門を仲間に誘い、タイに戻る。 ルパンは次元、五ェ門、不二子と共に取引会場のバイセル会場に潜入し、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗もうとするが、そこでルパンはマイケルがプラムックに騙されてドーソンを襲撃させられたことを知り、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を奪う計画にプラムックを倒すことも追加する。 全てを知ったマイケルもルパンのアジトを訪れ、ルパンたちと和解する。 ジ・アーク ルパンがプラムックを狙っていることを知った銭形は、旧知の仲である ナローン大佐と共に「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」が保管されている要塞型セキュリティシステム「ジ・アーク」がある孤島を訪れる。 プラムックにルパンからの予告状を見せようと銭形が金庫のパソコンを作動させた途端、セキュリティがによってハッキングされてしまう。 銭形とナローン大佐に変装していたルパンとマイケルは、「ジ・アーク」の最上階を目指す。 その事態にロイヤルら警備兵たちが出動するが、次元、五ェ門、不二子たちとの混戦になり、ルパンとマイケルを取り逃がしてしまう。 一方、ルパンはタイ陸軍本部にも同様のコンピュータウイルスをハッキングさせており、そのことを知った本物の銭形とナローン大佐も部隊を引き連れて孤島に向かう。 「ジ・アーク」の最上階にたどり着いたルパンとマイケルは「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を手に入れるが、プラムックによって保管庫内に閉じ込められ、保管庫から空気がなくなり、追い詰められてしまう。 脱出のためにルパンは爆弾を使おうとするが、マイケルはルパンを助けるために彼を気絶させて金庫に押し込めた後、保管庫の扉を爆破して死亡する。 保管庫から脱出したルパンはプラムックの秘書 ミス・ヴィーに捕まり、同じく捕まった次元たちと共にプラムックの前に引き出される。 プラムックがルパンたちを殺そうとする中、そこに銭形とナローン大佐の部隊が現れる。 ルパンたちを引き渡そうとするプラムックは、ルパンがプラムックの犯罪履歴を陸軍本部にコンピュータウイルスとともに送り込んでいたため、ミス・ヴィーともども銭形に逮捕されてしまう。 銭形はルパンから「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を取り上げるが、取引を履行したルパンへの義理を通すために逮捕を見送り、プラムックとミス・ヴィーを連行して引き揚げた。 その途中、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」が偽物であることに気付いた銭形は、ルパンを逮捕するため引き返そうとするが、既にルパンたちは逃げ去った後だった。 ルパンが使用するの同型車(左:タイで使用、右:日本で使用) エピローグ タイから日本に来たルパンは、苦労して手に入れた「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を不二子にプレゼントしてしまう。 そんなルパンに呆れる次元と五ェ門をよそに、ルパンは不二子に言い寄ろうとするが、そこに銭形ら警官隊がやって来る。 不二子はあらかじめ銭形に居場所を教えており、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を手にしてに乗り立ち去る。 呆れたルパン、次元、五ェ門はその場で笑い出してしまう。 五ェ門は仕事を終えたとしてその場を立ち去り、ルパンと次元はに乗り込み、銭形から逃げ出した。 キャスト [ ]• マリア -• サーベル -• ジロー -• プロデューサー -• 企画 - 池田宏之、• 協力プロデューサー - 楠本直樹• 共同プロデューサー - 佐谷秀美、岡田有正、片山宣• 企画協力 - 加藤州平• 監督 -• 原作 -• 脚本 -• ストーリー - 山本又一朗、北村龍平、ジョセフ・オブライアン• 撮影監督 - ペドロ・J・マルケス• 演出補 - 神保英昭• 撮影 -• 照明 - 和田雄二• 美術 - 丸尾知行• 録音 - 久連石由文• 助監督 - 柿田裕左 矢崎隼人• 編集 -• 音響効果 -• 音楽 - アルド・シュラク• メインテーマ - 「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」• アクション監督 - ヤン・ギルヨン、シム・ジェウォン• スタントコーディネーター - カウィー・シリカクン• ガンエフェクト - 、近藤力• ガンアクションアドバイザー -• VFXスーパーバイザー - ソン・スンヒョン• VFX協力 - 大萩真司• アニメーション制作協力 -• 配給 -• 製作プロダクション -• 制作プロダクション - パイプライン• 製作 - 「ルパン三世」製作委員会(、、トライストーン・エンタテイメント、、、、東宝、、、、、、、) 製作 [ ] 企画 [ ] 『ルパン三世』の実写化は、2009年に池田宏之(当時在籍)が企画したが、企画当初の段階では、原作者のもプロデューサーのも実写化には否定的だった。 山本は「『ルパン三世』のファンを失望させるだけ」と反対したが、池田からの数度に渡る説得と、現代の技術の進歩を見て、アニメ版のような演出も可能と考えるようになり、実写化に前向きになっていった。 モンキー・パンチも、40年来の親交を持つ山本からの「新しい『ルパン三世』を作りたい」という説得を受け、「任せるから良い作品を作ってくれ」と実写化を許可している。 監督には、「どうせ作るのならば、世界で通用する作品にしたい」という山本の意向で、を拠点に活動しているが起用された。 オファーを受けた2012年当時、北村は主演の映画の企画を進めていたが、「師匠」と慕う山本からのオファーを受け本作の監督を引き受けることになった。 実写化の企画を聞かされた際には「やめておけばいいのに」と否定的だったが、山本や主演のの熱意を聞きオファーを受けることにした。 スタッフには日本人の他に海外のスタッフが多数集められ、前述の映画で撮影監督を担当する予定だったペドロ・J・マルケスを起用した他、映画界で高い評価を受けているのアクションチーム・VFXチームを起用している。 脚本 [ ] 脚本は、山本がプロデューサー兼任で担当している。 山本と北村は脚本を練る際に「アニメの痛快さ、原作のハードボイルド、実写のリアリティ」を重視し、舞台にはアジアを設定している。 また、山本は「モンキー・パンチさんに喜んでもらうこと」を第一に執筆したと語っている。 舞台をアジアに設定した理由の一つとして、北村は石川五ェ門の存在を挙げている。 北村は「現代日本を舞台にした場合、和服で日本刀を持った五ェ門のキャラクターが成立しない」と考え、アジアを舞台とした無国籍な世界観を設定している。 舞台をアジアに設定する以前は、五ェ門がの扮装でギターケースにを忍ばせているという設定も検討していたが、「そんな五ェ門は誰も見たくない」という考えになり、原作通りの五ェ門を登場させることになった。 脚本の完成までには4年の制作期間のうち2年半の歳月をかけており、クランクイン直前に完成した脚本は300ページ以上のものとなっていた。 完成した脚本を確認したモンキー・パンチからは「ルパンらしい"明るさ"が足りない」「もっと痛快に作って欲しい」と指摘され、モンキー・パンチのアイディアを取り入れた内容に変更された。 さらに、海外でのを進める中で、大幅に内容が整理されている。 キャスティング [ ] メインキャラクターには、に小栗旬、に、に、に、にが起用された。 小栗はルパンを演じるに際し、10か月間のトレーニングを行い、約8キログラムの減量を行っている。 また、ルパンのキャラクター像については原作及びのダーティなルパンを参考にし、ヒーロー然としたルパンにならないように意識したという。 綾野は自ら五ェ門役をスタッフに志願し、役作りとして約10キログラムの増量を行っている。 五ェ門を演じる際には、逆手での刀使いと峰打ちのシーンを特に意識し、表情を変えずに演技することを心掛けたという。 5人のキャストに対し、モンキー・パンチは「ルパン三世のキャラクターたちが、現実世界に飛び出してきたようだ」とコメントしており、特に銭形役の浅野に対しては「原作のダンディな銭形にハマっている」と絶賛している。 ゲストキャラクターには無国籍な世界観を表現するため、日本国外の俳優・女優が多数起用されている。 ルパンのライバルとなるマイケル・リー役には、のアイドルグループ「」のが起用された。 オファーを受けた際、ジェリー・イェンは他の映画の出演依頼を断って本作への出演を決め、北村とマイケル役について積極的な意見を交わしている。 また、『』に出演していたタイの歌姫(ヤーヤー・イン)は、同作を観た北村からのオファーを受け出演が決まった他、タイでコメディアン・実業家として有名なジャエンプロム・オンラマイ(ゴッティー・アラムボーイ)の出演も撮影中に急遽決まっている。 この他、との協力も取り付けており、現役の兵士と警察官が軍人役・警官役としてしている。 また、旅客機の乗客役としてモンキー・パンチが、タイのギャング団役として共同プロデューサーの佐谷秀美ら制作部スタッフが、客室乗務員役として小栗の妻のがそれぞれしている。 撮影 [ ] 撮影は2013年10月3日にクランクインした。 撮影現場では日本語・英語・タイ語・中国語・韓国語の5か国語が飛び交い、指示が全員に行き届くまで20分かかるような状態で撮影が行われた。 10月20日からは主要な舞台となるタイでのロケが始まり、タイ王国軍の全面協力の下、での撮影が許可された。 ドーソン邸のシーンは2か月かけて一から邸宅を建築し、8日間かけて撮影された。 12月5日からは、から北へ70キロメートルの距離にある山奥の町チェンダオで、「ジ・アーク」の撮影が行われた。 「ジ・アーク」の外観セットは、現地のモン族から借りた畑を開拓して2か月かけて作られている。 また、チェンダオでの撮影では、タイ王国軍から兵士100人と戦車・軍用車8台、軍用ヘリ1台を提供されているが、撮影が行われた時期に首都では大規模なが発生しており、バンコクからチェンダオに軍用車を輸送する際には、デモ隊を刺激しないように「撮影用」と車体にペイントが施された状態で輸送されている。 撮影はハリウッド方式の撮影システムが採用されている。 これは、北村がハリウッドを拠点に活動していることと、タイではハリウッド映画の撮影が頻繁に行われているため、タイ人スタッフたちもハリウッド方式の撮影システムに慣れているという理由から採用されている。 アクションシーンの撮影では、アクション監督のヤン・ギルヨンとシム・ジェウォン、スタントコーディネーターのカウィー・シリカクンが3人体制で主要キャストの指導・主要キャスト以外の演技指導・モニターチェックの仕事を分担している。 また、撮影の数日前に台詞が決定したり、脚本にないシーンを急遽撮影するということが何度かあり、元々脚本にはなかったカーアクションシーンを準備期間2日、撮影期間2日で撮影しCG合成を行っている。 楽曲 [ ] メインテーマには、が書き下ろした「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」が使用される。 作曲に際し、布袋はアニメ版の楽曲を手掛けるへのリスペクトと、北村映画のカット割りのスピード感を意識したと語っている。 元々はアニメ版のメインテーマ「」を使用する予定だったが、大野が多忙のため参加できないとして、使用を断念している。 コラボレーション [ ] コラボレーション企画として、「映画盗撮防止キャンペーン」啓発CMの「」の特別版マナーCMが制作され、ルパン三世がカメラ男に扮したバージョンが、本作の前に上映された。 興行収入 [ ] 8月30日に全国307スクリーンで公開され、30日・31日の2日間で観客動員33万5,148人、興行収入4億4,412万1,700円となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった。 続く公開第2週の9月6日・7日の2日間で観客動員21万2,523人、興行収入2億8,334万3,200円となり引き続き第2位にランクインし 、公開10日目となる8日には累計観客動員89万1,027人、累計興行収入11億4,677万6,000円となった。 公開15日目となる13日には累計観客動員が100万人を越え、公開第3週には累計興行収入15億9,475万3,500円を記録した。 最終興行収入は24億5,000万円を記録した。 日本国外での公開 [ ] 9月12日から14日にかけてハリウッドで開催されたでのオープニング上映・海外プレミア上映が行われ、フィリピン・台湾・タイ・・シンガポール・韓国・香港・・・など23の国・地域での公開が決定している。 関連商品 [ ] 映像ソフト [ ] 2015年2月18日発売。 発売元は。 販売元は。 本編音声は日本語版とワールドプレミア版を収録。 ルパン三世 コレクターズ・エディション(2枚組、DVD版:EYBF-10316〜7、Blu-ray版:EYXF-10319〜20)• ルパン三世 スタンダード・エディション(1枚組、DVD版:EYBF-10318、Blu-ray版:EYXF-10321) 書籍 [ ]• 映画「ルパン三世」オフィシャルブック(KADOKAWA、2014年8月8日発売) サウンドトラック [ ]• 映画「ルパン三世」ORIGINAL SOUNDTRACK(、2014年8月27日発売 全25曲) テレビ放送 [ ] 回数 テレビ局 番組名(放送枠名) 放送日 放送時間 放送分数 視聴率 1 21:00 - 22:54 114分 6. 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。 脚注 [ ]• 2014年1月27日. 2014年1月27日閲覧。 シネマトゥデイ 2013年11月27日. 2014年6月28日閲覧。 シネマトゥデイ 2014年8月4日. 2014年8月5日閲覧。 オフィシャルブックP57。 オフィシャルブックP52。 オフィシャルブックP32。 オフィシャルブックP84。 アニメ! アニメ! 2014年4月9日. 2014年4月14日閲覧。 オフィシャルブックP27。 com 2013年11月27日. 2014年4月20日閲覧。 映画パンフレットP9。 マイナビニュース 2013年11月27日. 2014年5月31日閲覧。 オフィシャルブックP38。 オフィシャルブックP45。 オフィシャルブックP90。 SANSPO. 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ルパン三世 : 作品情報

ルパン 三世

映像上の題名は『ルパン三世』。 本項では便宜上『TV第1シリーズ』と表記する。 後続するシリーズとの識別のため、タイトルに 第1シリーズ・ 第1期などと付記することがある。 また、製作会社のトムス・エンタテインメントはソフト化以降、『ルパン三世 1st series』としている。 放送期間など [ ]• 放送期間: -• 放送回数:全23回• 放送時間:日曜 19:30 - 20:00• 放送局:• 制作局:• 提供: 第1シリーズの特徴 [ ] 怪盗ルパンの孫で大泥棒のルパン三世が、仲間の次元、不二子、五ェ門や、ルパン三世逮捕に執念を燃やす銭形警部と繰り広げる活躍を描く、基本的なストーリーの構造は各メディアの作品と同様。 登場人物 [ ] レギュラーメンバー全員が揃うことは稀で(レギュラーが4人の期間:第1話、4話。 レギュラーが5人の期間:第8話、13話、14話、15話、17話、18話、23話。 )、全話皆勤で登場するキャラクターはルパン三世だけである。 常に 青緑色(緑とも呼ばれる)のジャケットを着用。 ただし、オープニング2では赤い上着を着ているカットがある(これはパイロットフィルムからの流用である為)。 上着以外は、黒のレギュラーカラーのシャツ。 黄色のニットタイをタイバーで止めている。 紺色のスラックスはTV第1シリーズの特徴。 白のハイソックスに茶色のチャッカブーツ。 髪の色は黒。 第1話から既に軽口を叩くが、『』以降で頻繁に見られることとなる間抜けな表情は少なく、銭形に対しても既に「とっつあん」と呼称してはいるが、第4話で「俺は屈辱を味わったぜ」と怒りを露にするなど、まだ後年の親しみを感じるような関係にはなっていない。 全体的にドライな面が目立つが悪党なりに情けは深く、後半はコミカルな描写も増える。 第1話より既にルパンの相棒として登場。 第2話から射撃の名手であることが描かれる。 既に暗黒街の情報通かつ義理堅いルパンの相棒として頭脳明晰(ずのうめいせき)さもルパンの敵対組織から認知されていたほどだが、まだ後のシリーズほどクールさに徹することが出来ずに損得勘定で動いてしまう面もあった。 次元と共に第1話からルパンの仲間として登場。 ただし、この時点から既に利害が一致した時だけ手を組む独立した女盗賊の本性を見せている。 前半と後半の演出路線変更の影響が著しく、前期はセクシーな雰囲気を出し、内心ではルパンを愛しつつも冷徹で小悪魔的な性格が強調して描かれているが、後期は髪型もショートボブカットに変更されて仲間的色彩の方が強くなり、明朗活発な性格の女性として描かれている(ルパンとの結婚を本気で考えたりもしている)。 正体不明とされているが、第9話でルパンと出会う以前の殺し屋としてので暗躍していた過去が一部判明する。 第5話(製作順では第6話)で初登場(オープニングには第4話から登場)。 当初は武士道を重んじる名うての殺し屋でルパンの敵。 第7話で仲間になるが、その後も出番が無かったり、あっても本筋に全く絡まないことも少なくない(レギュラーとして完全に定着するのは後の『』{以下、『TV第2シリーズ』}以降である)。 一人称として「某(それがし)」や「俺」を使用したり、傍らに女弟子(正体は不二子)をはべらせて肩を抱いていたり、初登場の時点で不二子に惚れていたりと、『TV第2シリーズ』以降に定着した女性を苦手とする素振りはここでは無く、この当時は後のシリーズと一味違った人物像で描かれている。 の敏腕警部。 ルパンを執念深く追跡する姿勢は初登場時の第1話から一貫しているが、第4話でルパンが一時監獄の中で死刑寸前まで追い込まれると、躊躇う表情も見せる。 シリーズ後半以降はコミカルなキャラクターとなる。 準レギュラー [ ] ルパン作品では珍しく同じ登場人物が度々登場するため記述する。 本作オリジナルキャラクター。 番組路線変更後、親しみやすいキャラクターとして第15話以降、度々登場。 警視庁内では銭形警部の上司的な登場人物は登場せず、警視総監が銭形警部の事実上の上司。 『』以降のテレビスペシャルを含む全作品では毎回、警視総監(キャラクターデザイン、担当声優まで全て毎回一新される)は変わる。 なお、のテレビスペシャル『』では1シーンのみ、本シリーズの警視総監に酷似したインターポールの長官が登場する。 愛車 [ ]• 初期の愛車は黄色い。 オリジナルは200馬力を誇るが、ルパン仕様はエンジンを第一話「ルパンは燃えているか・・・・?! また、フロントのエンブレムがベンツ本来のマークではなく十字(の家紋に類似)のものに変更されている(設定資料ではエンブレムそのものが取り付けられていない)。 ルパンは『TV第2シリーズ』でもSSKに似た形の車に乗っているが、こちらは主にである。 番組路線変更後は、映画『』同様を愛車としていたが、『TV第1シリーズ』でのボディ色は白に近い淡い空色である。 大塚康生の愛車としても知られる車であるが、作中に登場させるにあたっては、演出上の方向転換に加え、ディテールの複雑なSSKよりも作画のしやすさに配慮した宮崎駿からの注文であった。 その他 [ ]• 全話の作風は大人向けのハードボイルドタッチな演出が多い前半と、子供も見る事をある程度考慮したギャグタッチな後半に分けられる(詳細についてはも参照の事)。 ルパンのジャケットが緑になったのは当時のカラーテレビの赤系の色の描画能力が低かった為である。 物語の舞台はほとんどが日本。 その他の国は第3話(国籍不明の孤島)と第10話。 最高位は第5話「十三代五ヱ門登場」(3位)。 『TV第1シリーズ』製作概要 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2009年10月) スタート時のルパン [ ] 初めに演出のオファーを受けたのはだったが、当時『』の製作に加わっていたため、『TV第1シリーズ』に先んじて製作されたの制作のみに留まる。 代わって人形劇などを手がけていた異色の演出家、に演出が依頼される。 製作会社の当時の社長が、大隅の演出した『』のオープニングを気に入っていたからである。 藤岡より「初の大人向けのアニメを作ろう」と言われた大隅は意気投合し、「中学生以下の視聴層は全くターゲットにしていなかった」と語っていた。 原作のアダルトな雰囲気が強く出た作風に、当初アニメ化に難色を示していた原作者モンキー・パンチにも、パイロットフィルムを見た後に「ぜひやってくれ」と言わしめた。 大隅は絵が描けないため、作画監督として芝山努の元同僚、が抜擢される。 当時、東映動画に所属していた大塚は、東映を退社して東京ムービーの下請けをやっていたに移籍した。 そして、大隅・大塚両者の話し合いでテレビ用のルパン三世や峰不二子の人物造形が決まった。 パイロットフィルムでのルパンの声は、製作の劇場用シネマスコープサイズ版をが、頃製作のテレビ用スタンダードサイズ版をが演じていたが、野沢・広川ともにスケジュールの都合上出演が難しく 、新たにテレビ用の声優を選ぶことになった。 演出の大隅が色々な芝居の舞台を見て回った結果、が選ばれた。 大隅のイメージするルパンは、「の人物」で、祖父の多くの財宝を受け継ぎ、大邸宅に住み、物や金でアクセクせず、倦怠(アンニュイ)をまぎらわすためにときたま泥棒をし、場合によっては敵対する相手を手にかける事にも躊躇しない、という設定だった。 飄々としていながら時にニヒルで、どこか暗さのある舞台上の山田は、まさに大隅のイメージするルパン像にぴったりだった。 パイロットフィルム製作から2年たち、ようやく大阪のからTVアニメ化することが決定される。 この様な試行を経て 大人向けに製作され、そして新聞広告などにも大人向けとして広告されたそれまでにないアニメとしてスタートしたが、視聴率は厳しいものとなる。 一つの原因としては、大人向けと広告したのが、1970年代の家庭での倫理観にそぐわず、意識的に子供に見せまいとした親側の圧力などが考えられていた。 初回から峰不二子の衣装作画やルパンとのからみ、退廃的な世界観は現代の視点でも扇情的なものであったが、作品の内容そのものはそこまでアダルトではなかった。 第3話の視聴率が出ると、よみうりテレビサイドやスポンサーは、東京ムービー社長藤岡と大隅を大阪に急遽呼び「この低視聴率はどういうことだ」「子供に人気が無い」と問いただした。 大隅は「大人向けのアニメを作ったまで」と率直に答えたが、対照的に藤岡は「今後は子供向けに改善して立て直す」と約束した。 その帰りに藤岡が大隅に「今後、子供向けの内容でやってくれないか?」と依頼したが、大隅は「じゃあ子供向けにやって、人気が出る確証はあるんですか?」と反論し「それでは自分は降ろさせてもらう」と番組降板を切り出した。 この日を境に、大隅はスタジオに全く入ってない為、引継ぎなどは全くされなかった。 大隅は「誰もこのあと引き継ぐやつなんていないだろう」と考えていた。 以降の話も見ず、十数年以上ルパンについての取材も断り続けた。 方針転換、宮崎駿ら参加 [ ] 岐路に立たされた大塚は、東映で一緒に子供向けアニメを作っていたと(当時東京ムービーの専属下請け会社であったに在籍していた)2人にを依頼した。 両名は以後原作の影響の強いハード・タッチの作風を中盤以降、徐々に低年齢層向けに軌道修正していく。 しかし、大隅降板時点ですでにほとんど完成していたフィルムや、それ以前に発注済だった脚本・絵コンテ・作画もあったため 、どこまでが大隅演出でどこからがAプロダクション演出かは、厳密には区別できない。 高畑・宮崎両名で出来うる限りコンテや脚本を見直したりしたが、時間的に変更が不可能だった話もあったためでもあった(一応、演出クレジットは1-6、9、12話が大隅正秋名義となっている)。 4-8、12話は高畑・宮崎コンビによる部分直しやコミカルな演出で、一般的にはAプロ演出と思われている7話の後半は大隅の指示を受けたによるもの、6話と9話は基本的には大隅演出のままということである。 ストーリー的には、犯罪者を主人公とすることを嫌う高畑にはどうしても6話と9話は大きく変えることはできなかったと本人が回想している。 完全にAプロダクション演出になったのは、宮崎によるキャラクターの性格変更が行われた13話以降であるが、絵は大隅演出時代のものと思しきものも流用されている。 だが、関係者の証言によると当初から2クール、26話の予定で制作されていた為、実際には3話分が減らされた状態だったという。 大隅は後年、再放送の人気が高まった理由を当時のテレビ局で聞いた際、「余計な説明をしていない、新しさが未だにある。 」など、視聴率が低かった理由と全く同じだったと語っており 、視聴者からの再評価は、宮崎・高畑両名の参加による路線変更部分だけではなかった。 そして本放送終了から約5年後、再放送時の人気を背景として新作アニメ(『TV第2シリーズ』)が製作される事になった。 宮崎駿は、劇場版第二作『カリオストロの城』や『TV第2シリーズ』での2作は「第1シリーズでやったことの総棚ざらえ」と称している。 『TV第1シリーズ』については「ぼくらはまぎれもなくハングリーだった。 スカッとしたおもしろい仕事をやりたいという願望と気力はいくらでもあったのだ」と意欲が強かったことを語っている。 しかし「放映中の路線変更は製作を混乱させ、テレビアニメーションの技法が停滞した時期もあって、画面は乱れ、完成度は低く、技術的に見るところのない作品であった」と評している。 再放送で人気を得た理由を「ベンツに乗るルパンと大衆車のフィアットに乗るルパンがせめぎあい、結果として番組に活力をもたらしたのが原因では」と語っている。 なお前番組の『』からのスタッフが多く流れていた。 そのためにスタッフの一人にを描かせると同番組の登場人物であった星明子と瓜二つの容姿になってしまったという逸話も残っている。 声の出演 [ ] 詳細は「」及び登場人物ごとのリンクを参照• - スタッフ [ ]• 原作 -• 連載 - (刊)• 作画監督 -• 撮影監督 - 三沢勝治• 録音監督 - 田代敦巳• 編集 - 井上和夫• 音楽 -• 『TV第2シリーズ』以降に定着したによるジャズ色の強いフュージョン、ディスコファンク路線とは異なり、ここではブルースロックを中心とした楽曲が並ぶ。 また、ボーカル曲が多いのも『TV第2シリーズ』以降と大きく異なる点であり、やの歌声が全編に彩りを添えている。 なお、伊集加代子は『TV第2シリーズ』にも起用され、オープニング・テーマのコーラスやCMアイキャッチで歌声を披露している。 背景 - 、、 他(現代制作集団)• 撮影 - 大和田亨、八巻磐、、石川欽一()• サウンド - ()• 音響 -• 現像 -• 演出助手 - 根来昭、、御厨恭輔• 制作進行 - 真田芳房、仙石鎮彦、金子賢一、野中保男、塩野正俊、斉藤正俊• 制作協力 -• 後に様々なレコード会社から発売されるようになって以降も、発売元によってテイチクに準ずる場合と朝日ソノラマに準ずる場合があった。 1980年代になってから以下の各欄に最初に記したものが正式なタイトルとしてに登録された が、の種類によっては旧タイトルを表記している場合もある。 オープニングテーマ [ ] 以下に記した使用状況は、版のもの。 レコード用音源は大人しい演奏や片仮名の発音になっているボーカルなど、TV用と大きく異なる印象になっている。 なお、テイチクから発売されたシングルでは「ルパン三世その2」のタイトルでB面に収録されている。 映像はパイロットフィルムの映像が元になっているが、テレビシリーズ用にキャラクターの顔や服装を修正して新たに作画し直されている。 ルパンが自己紹介をした後、ルパンが次元・五ェ門・銭形・不二子の順に登場人物を紹介していく内容となっているが、3種類のバリエーションが存在している。 第4話で使用された、最後の台詞が「どんな事件を巻き起こしてやろうかな…」となっているもの。 第5話-第15話(第6話・第9話を除く)で使用された、最後の台詞が「 今週は、どんな事件を巻き起こしてやろうかな…」となっているもの。 第6話で使用された、音楽がインストバージョンになっており、ルパンのナレーションが通常より押さえた口調になっているもの。 次元大介を紹介する際のナレーション「早撃ち0. 3秒~」は、他の回では「早撃ち れいてん3秒~」と読まれているが、このバージョンのみ「早撃ち れいコンマ3秒~」と読まれている。 また、銭形警部の紹介は他の回の「警視庁の 敏腕警部」ではなく「警視庁の 腕利き警部」となっている。 歌唱したチャーリー本人によると、歌詞は「スタッフが用意した断片的なキーワードを元に即興で歌った」とのこと。 そのためか、後年のリメイク音源では言葉の並べ方が原曲を忠実に再現していない。 「AFRO "LUPIN '68"」という曲名は、発売の『』で新録音で収録された際に付けられたものであるが、なぜ「'68」とTVアニメ化3年前の年号なのかは不明。 『ルパン三世 '71 ME TRACKS』17曲目収録の復元版の末尾は第15話劇中の音源を使用しているが、本編使用時に既にカットが行われているため、不自然になっている。 『ルパン三世テーマ・ヒストリー』および『ルパン三世 ザ・ファースト・シリーズ・アンソロジー』収録バージョンのほうが原形に近い。 オープニング映像の大部分はパイロットフィルムをそのまま流用している(オープニング1とは異なり、テレビシリーズ用の修正は行われていない)。 そのため、映像内ではパイロットフィルムを流用したカットではルパンのジャケットの色が赤、新規作画のカットでは青緑となっている。 キャラクターの顔もテレビシリーズ本編とは大きく異なる。 それ以前に発売された商品では歌唱者がチャーリーの名になっていた。 第16話のみ納谷悟朗のナレーション入りのものが使用されている。 なお、現在映像ソフトに収録されているナレーション入りの第16話オープニングは本放送当時のものではなく、本放送時や1970年代の再放送時には、曲もナレーションも全く別テイクのものが使用されていた。 別テイクは1980年発売の『TVオリジナル・サウンドトラック ルパン三世 ドラマ編』(日本コロムビア CZ-7032)で一度レコード化されたが、以後発売のDVD-BOXまで商品化される事が無かった。 当時のオープニングフィルムは発見されておらず、DVDにも「音声特典」として映像無しで収録されている。 現存する映像とは音声のタイミングが合わないため別編集の映像が存在したと思われる、とCD『ルパン三世 ザ・ファースト・アンソロジー』のライナーノーツには書かれているが、同CDに収録された他の主題歌TVサイズ音源でも映像とのタイミングは合わない。 第12・19話の劇中では歌詞が2番まである別バージョンが使用されているが、後述の「'71ME TRACKS」には収録されていない。 映像は銭形警部が機動隊と走ってくるカットを除いて、本編のカットを流用している。 ただし、曲の終わりに入るバイクのエンジン音のSEのタイミングにバリエーションがある。 第1話で使用されたSEのないもの• 第2話で使用されたSEがトラックのエンジン音のもの• 第3話で使用されたSEが歌の前に入るもの• 第4話で使用されたSEがバイクの遠ざかっていくエンジン音のもの• 第5話以降で使用されたSEがバイクの普通のエンジン音のもの。 によってされている(「」のカップリング曲)。 ソノシート [ ] 本放送当時、から録りおろしドラマ「魔術師パイカル」を収録した(品番AM-32)が発売された。 第2話を元にしているが、パイカル役はで、銭形が登場するなど展開が一部異なる。 ジャケット内にはカラー彩色された、ドラマと連動した漫画も付いている。 その後は長らく別メディアで販売はされていないが、2018年により刊行されたDVDアニメ付き本「ルパン三世 1stシリーズ DVDコレクション」(2014年に同社から刊行された「ルパン三世DVDコレクション」全57巻から1stシリーズのみを抜粋し、全6巻で一挙刊行)全巻購入特典として、ソノシートをCDに置き換えた以外はジャケット・漫画を含め完全復刻した版を希望者全員が手に入れる事が出来る。 なお、このソノシートで使用された、セリフが被っていなかったBGMは後述の「ルパン三世 '71 ME TRACKS」に収録されている。 失われたサウンドトラック [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2018年7月) によるサウンドトラックは、放送直後よりそのマスターテープが紛失しているため、完全な形でのレコード化あるいは化が不可能な状態となっている。 それでも『TV第1シリーズ』を彩った音楽の音源化を望むファンは絶えず、代替案として過去に3つの企画盤が発売されている。 、より発売。 完全新録音による音源を収録しており、メロディー等は劇中で使用されたものと共通しているが、テレビ放映からかなり時間が経って再レコーディングされた事もあり、放送当時のものとは音質やアレンジなどに大きな違いが生じている。 当初は本当にオリジナルBGMを収録する予定だったのだが、締め切り直前まで捜索しても音源を発見できず、かと言って発売中止にする訳にも行かなかったのでやむを得ず録音をやり直した、というのが真相である。 なお、主題歌は、オリジナルでは当時は残っていたTVサイズオリジナル音源にSEやの音を被せて収録していたが、2度目のCD化の際にフルサイズに差し替えられ、これが長年にわたって流通することになった。 に発売された限定復刻盤では、LPと同じ構成に戻されている。 ルパン三世 '71 ME TRACKS 、()より発売。 アニメ本編を製作工程において作られていたMEテープ(アテレコの前段階に場面に合せて選曲された音楽と効果音だけが収録された音源テープ)を利用し、デジタル処理で再編集を行ったものである。 通常、個々の場面でフルレングスで音楽が使用される事はまずありえないため、複数の場面のMEテープを素材に、使用に適した個所を細切れで抽出し、それぞれを繋ぎ合わせて一曲の尺になるように編集が行われている。 なお、素材の性質上やむを得ず効果音がそのまま残っている個所が多く、音質も本来レコード化に配慮したものではないため、いずれも芳しくない状態となっている。 ルパン三世 ザ・ファースト・シリーズ・アンソロジー 、より発売。 コロムビアで制作された音源を体系的にCD化する企画「ルパン三世クロニクル」の第1弾として、『ルパン・ザ・シングルス』(コロムビアから発売された全シングルを収録)と同時発売。 主題歌のTVサイズの各バリエーションを放送で使用された音声から収録、さらに辛うじてオリジナル音源が残っていた「主題歌I」「主題歌II」のTVサイズ とレコード用フルサイズ、『テレビオリジナルBGMコレクション』の完全復刻という内容になっている。 各話リスト [ ] 話数 放送日 サブタイトル 演出 脚本 絵コンテ 第1話 1971年 10月24日 ルパンは燃えているか・・・・?! 第2話 10月31日 魔術師と呼ばれた男 第3話 11月7日 さらば愛しき魔女 第4話 11月14日 脱獄のチヤンスは一度 佐々木正広 第5話 11月21日 十三代五ヱ門登場 山崎忠昭 第6話 11月28日 雨の午後はヤバイゼ 小泉謙三 第7話 12月5日 狼は狼を呼ぶ Aプロダクション演出グループ 大和屋竺 斉九洋 第8話 12月12日 全員集合トランプ作戦 宮田雪 奥田誠二 第9話 12月19日 殺し屋はブルースを歌う 大隅正秋 さわきとおる 第10話 12月26日 ニセ札つくりを狙え! Aプロダクション演出グループ 矢沢則夫 第11話 1972年 1月2日 7番目の橋が落ちるとき 宮田雪 小華和ためお 第12話 1月9日 誰が最後に笑ったか 大隅正秋 鶴見和一 第13話 1月16日 タイムマシンに気をつけろ! Aプロダクション演出グループ 宮田雪 斉九洋 第14話 1月23日 エメラルドの秘密 第15話 1月30日 ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう 松岡清治 小華和ためお 第16話 2月6日 宝石横取り作戦 七條門 第17話 2月13日 罠にかかったルパン 斉九洋 第18話 2月20日 美人コンテストをマークせよ 松岡清治 小華和ためお 第19話 2月27日 どっちが勝つか三代目! 小山俊一郎 棚橋一徳 第20話 3月5日 ニセルパンを捕えろ! 七條門 小華和ためお 第21話 3月12日 ジャジャ馬娘を助けだせ! 松岡清治 第22話 3月19日 先手必勝コンピューター作戦! 宮田雪 小華和ためお 第23話 3月26日 黄金の大勝負! 第1話:第56話「DEAD HEAT」を脚色。 アニメではスコーピオンとの対決が、原作では金塊の強奪が目的になっている。 第2話:第7話「魔術師」を脚色。 お抱えの科学者などは登場せず。 第3話:第24話「トブな悪党」をベースに33話「はなれ技」、34話「盗っ人ゲーム」を使用。 第4話:第2話「脱獄」、12話「王手飛車とり」より冒頭の犯行場面。 第5話:第28話「五右ェ門登場」、29話「ブラック・ポイント」より走る車での戦闘。 原作にあった百地発見の錬金術や五ェ門の親友魔山などは登場せず。 第6話:第18話「死体品切れ」、19話「ナサケ御無用」を脚色。 第7話:第41話「砕く」、42話「免許皆伝」より示刀流という言葉、43話「殺しのない日」よりルパンの車の切断。 第8話:第57話「トリプルプレイ」より病院の場面、第59話「きわどいカラッポ」より凧を使った脱出。 第9話:第82話「能ある悪党は牙をかくす(その2)」。 原作では外国のスパイであった女が不二子に変更され、ブーンがプーンへ変更。 第10話:第75話「私を愛したルパン」より「フリンチ」のキャラクター名のみ。 第11話:第14話「賞金稼ぎ」より人質のための犯罪、17話「どじ」より橋の爆破事件。 第12話:第15話「シャモ狩り」を脚色。 但し原作で登場していた銭形警部の登場はオミット。 第13話:第83話「能ある悪党は牙をかくす(その3)」を脚色。 魔毛は原作の未来人だった設定から現代人に変更され、最終的には生存している。 第16話:第50話「サイケデリック氏」を脚色。 宝石店襲撃場面のみを参考にしている。 第20話:・第2話、第3話「賊々島 その1 その2 」と、第4話、第5話「競盗国際大会 その1 その2 」を脚色。 第21話:新冒険・第6話・第7話「ルパン勧進帳(その1) その2 」を脚色。 ルパン家に関わった人物(原作ではソーニャ家の令嬢)の救出のみ共通している。 各話詳細 [ ]• 第1話 - DVD版では次元が丘からルパンのマシンを見送るシーンが左右反転になっている。 第2話 - 大和屋竺の脚本は元々、とても30分の放送枠に収まらない膨大なボリュームであったが、これは演出の大隅正秋が意図して、最初から大和屋に要求したボリュームであった。 シナリオは『荒野のダッチワイフ 大和屋竺ダイナマイト傑作選』に収録されている。 劇中で峰不二子がシャワー中に口ずさんでいる曲は、「二人を愛してしまった私」。 ラストシーンでは(極一部ではあるものの)アレンジされた音源が使用されている事からマスターが存在する楽曲である事は確かだが、上記の『テレビオリジナルBGMコレクション』への新録や、『ルパン三世 '71 ME TRACKS』への収録は見送られている状態であった。 その後、山下毅雄とルパン三世1stシリーズの大ファンを公言するインディーズバンド・ザ・シロップのリーダー・松石ゲルの手により、山下の事務所の許可を得た上でメロディーと歌詞が補作されたものが、ザ・シロップのアルバム「ハダカになっちゃおうかな」にカヴァー曲として収録されている。 第4話 - 予告編で使用されたルパンがギロチンで斬首される映像は、本編では使用されなかった。 第5話 - 五ェ門が聞いているラジオから流れる曲はが1971年9月にシングル曲として発表した「」である。 映画『』のパロディになっている。 第9話 - 竹槍を撃ち込むシーンは、原作ではそれでキャップに相当する人物(原作での名前は不明)を突き殺しており、当初のシナリオでは原作の通りにする予定だったが、高畑・宮崎コンビによって、キャップを石で気絶させるシーンに演出が変更された。 その結果、利用できるものは何でも利用し、チャンスをうかがうルパンの性格を表現することができた。 ルパン(に変装した不二子)がキャップのアジトに乗り込むシーンではの「遠くはなれて子守唄」がテレビで流れていた。 第10話 - 当初のシナリオでは銀狐のイワノフへの愛とそれを引き裂いた夫への憎悪など、複雑なドラマが展開されていたが、路線変更にともない単純な話に変更された。 また男爵と銀狐が同士討ちをしたあとの、イワノフが銀狐と心を通い会わすシーンはシナリオには無かったが、路線変更により追加された。 第11話 - 悪役・ボルボの名前は設定資料にあるのみで、本編中では一度も出てこない。 準備段階では第2話に登場した白乾児の弟・ラオチュウの登場が予定されていた。 第14話 - テレビ第2シリーズ以降に不二子を演じることになるがキャサリンの声を担当した。 予告編でのタイトルは「猫目石はどこへ」で、宝石の名前は「キャッツアイ」だった。 乗船名簿の中に「銭型平次(7代目)」「モンキー・パンチ」が確認できる。 第17話 - Bパートの原版ネガフィルムは紛失しており、映像ソフト等ではポジフィルムを元に収録されているため画質が異なっている。 第19話 - 『シリーズ』(作)でアルセーヌ・ルパンの敵役として登場するパリ警視庁のガニマール警部の孫が登場した。 第21話 - 蒸気機関車の疾走シーンの一部は、後にAプロダクションが制作した劇場作品「」の機関車疾走シーンに同じ構図で流用されている。 第23話 - 銭形が警視総監にアジト壊滅作戦の計画書を差し出すシーンに書かれていたのは「ルパンが始まって約半年程の年月がすぎましたが、本日の話(23話)をもちまして2クールで完結することになりました」という文で、すなわち終了のお知らせだった。 その後に「私個人のことを申せば、途中入院を致したために…」と続くが、これが誰の事なのかは不明。 次回予告は第21話を最後に制作されず、代わりに後番組『』の新番組予告が放送された。 再放送時には、第13話の「昭和47年でござる」や番組後期の銭形の「来週こそは〜」といった台詞がカットされることがあった。 1980年代以降は放送コードの改訂にともない、「」などの台詞もカットされた。 これらのセリフはでも発売時期によってカットされることがあったが、・にはノーカットで収録されている。 ルパン三世』での集中放送でも多数の台詞がカットされた。 2017年の『ルパン三世ベストセレクション』で本作から選ばれたエピソードが放送された際には、「当時のまま放送する」という注意書きのテロップが挿入されたにもかかわらず「気違い」という言葉がカットされた。 - にでネット放送された際には、放送コードが適用されない配信環境であったため初放映当時の音源がそのまま使用され、セリフもノーカット状態となった。 Netflix配信版ではオープニングが全て「ルパン三世主題歌I」に差し替わっており、次回予告も全てカットされている。 13話以降に用意されていた下記の脚本は未使用に終わったが、一部のエピソードはTV第2シリーズでアニメ化されているほか、「」名義でコミカライズ化されている(後述)。 死闘は夜明けに終わった(小山俊一郎)• Kマシン強奪(秘)作戦(松岡清治)• 秘宝は700海里に眠る(山崎忠昭)- TV第2シリーズ第97話でアニメ化(放送タイトルは「ルパン一世の秘宝を探せ」)• 刺客の時は来た(小山俊一郎) - TV第2シリーズ第20話でアニメ化(放送タイトルは「追いつめられたルパン」)• 野獣たちの終着駅(佐脇徹)• ルパンのとってもへんな日(小山俊一郎)• 弔い歌は奴のために(宮田雪)• 電撃ハトポッポ作戦(大和屋竺) - TV第2シリーズ第29話でアニメ化• ルパンの法則(鶴見和一)• 恐るべき鼠一族(山崎忠昭)• タイトル未定(大和屋竺)• ルパン故郷へ帰る(佐脇徹)• 華麗なる標的(佐脇徹) コミカライズ作品 [ ] 『』では、早川ナオヤによるコミカライズ版が連載されており、このうち、第1話から第4話と第17話がコミカライズ化されている。 1話から4話は、アニメに忠実な作りになっている。 ただし第4話のコミカライズ版に関しては、が用いられていたため、一部の台詞が変更または削除されている。 また、前述したボツ脚本のうち「刺客の時は来た」「華麗なる標的」の2作品もコミカライズ化された。 17話は、不二子の視点で描いたコミカライズ作品となっている。 物語の構成自体は同じだが、印刷したお札が、ルパンの手によって紙幣として使い物にならないようにいたずらされていた事を知って、不二子が本気で悔しがるというシーンが最後のページに加えられている。 このシーンでは、悔しがる不二子の横でルパンたちを罠に嵌めた星影銀子が力なく崩れ落ちている。 放送局 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2019年5月) 放送系列は当時のもの。 放送地域 放送局 放送系列 放送時間 備考 日曜 19:30 - 20:00 制作局 日本テレビ系列 日本テレビ系列 日曜 19:30 - 20:00 日本テレビ系列 火曜 18:00 - 18:30 1972年4月から放送 日本テレビ系列 日曜 19:30 - 20:00 フジテレビ系列 日本テレビ系列 NETテレビ系列 フジテレビ系列 水曜 18:00 - 18:30 本放送終了から約4年後の1976年1月14日 - 6月16日放送 日本テレビ系列 日曜 19:30 - 20:00 フジテレビ系列 日本テレビ系列 日曜 19:30 - 20:00 日本テレビ系列 NETテレビ系列 『TV第2シリーズ』以降は、で放送。 当時の放送免許エリアは鳥取県のみ 日本テレビ系列 フジテレビ系列 日本テレビ系列 当時の放送免許エリアは香川県のみ フジテレビ系列 日本テレビ系列 フジテレビ系列 日本テレビ系列 NETテレビ系列 フジテレビ系列 当時は デジタルリマスター版 [ ] 、にて日本で初となる高画質のハイビジョン・リニューアルマスター版が放送された。 以前発売されたでは原版の35mmネガフィルムを16mmに落としてテレシネしたものを収録されていたのに対し、ハイビジョンリマスター版では原版である35mmネガフィルムからネガテレシネを行い、修復することでより鮮明のある画質になっており、これが後に「」と呼ばれるようになった。 近年ではCS放送の(以前は、でも放送)やで本作の版が放送されている。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 本作以降ルパンは次作『TV第2シリーズ』とほぼ全てのテレビスペシャルは赤(原作漫画は赤)、『TV第3シリーズ』はピンク、テレビスペシャル『トワイライトジェミニの秘密』は白、『TV第4シリーズ』『TV第5シリーズ』は青のジャケットをそれぞれ着用する。 当時はドライブ等で大塚の車をよく見ていたため、宮崎も描きやすかったという事情もあった。 また、宮崎の個人的な車の好みも反映した模様であり、後年のインタビューでは「ベンツSSKって、のじゃあるまいし、そんなんでかっこいいと思ってる奴は好きじゃないです」、「って大嫌いです」とコメントしている(雑誌『熱風』2009年2月号より)。 劇中でキャラクター達が使用する車や拳銃、時計、吸っている煙草の銘柄などに至るまで、本作品ではリアリティを重要視し、写真やカタログを収集し、全て実在のものが事細かに設定されている(原作ではその点に関して明確な設定はされていなかった)。 このあたりは当時流行していたの作風を取り入れたものであり、企画趣旨で曲げなかったとされる2大基本として明記され、情報収集の際にはメカニックの知識に豊富な大塚康生の活躍によるところが大きいとされている(NHKBSルパン特集放送内、制作秘話より)• 『ほびーワールド計画』第35回放送「祝!! 30周年 COBRAの魅力を探れ!! 」(2008年、)。 OVA『』ザ・サイコガン 1巻に特典映像として収録。 野沢はルパン役を希望していたが叶わず、後年にオファーを受けたアニメ作品『』を快諾した。 ルパン三世とコブラの関係性については、の節も参照のこと。 高畑・宮崎の両者が仕事を引き受けたのは、当時、Aプロはの下請けをやっており、また旧知の間柄の大塚が困っていたからである。 その仕事を請ける際の条件は「匿名で」ということだったので、「Aプロ演出グループ」と名乗り、2人の名前はクレジットされていない。 「その話が決まったとたんテレビ局の会議室に引っ張り出されましてね、行くとテーブルの向こう側にスポンサーや放送局などの人間がズラリ、こちら側は東京ムービーの社長始め、僕たちが並んだ訳です。 その会議室が、また凄まじくてね。 『どうしてくれるんだ、コラッ!! 』『こんな物作って子供たちは分かるか!! 』と言った罵詈雑言のオンパレード。 こちらは只ただ頭を下げるんですが、など『ハハッ! 』 って平伏しっぱなし 笑。 こりゃ、大変なところに足を踏み込んじゃったなぁ、とその時ツクヅク思った物でした。 」 宮崎駿「大阪アニメポリスペロ・2周年記念講演」(大阪曽根崎新地東映会館、)• オープニング映像のテロップでは「ルパン・ザ・サードの歌」と表記• パーカッションやSEが被せられているので、厳密にはオリジナルそのままの音ではない。 これは『テレビオリジナルBGMコレクション』のためのオーバーダビング作業の過程で残された音源と推定されている。 刑務所の独房に収監されたルパンが「俺はルパンじゃない!」としきりに叫び続けることに看守が業を煮やし、「バカ!気違い!」と怒鳴る場面のセリフは、「バカ!」の一言のみになっている。 また、和尚に変装した次元が「気でも違ったのか?」とルパンに訪ねる場面のセリフは、「まさか、自棄になっちまったんじゃ…」に変更されている。 ただし、『TV第2シリーズ』はで放送された。 出典 [ ]• BOXの解説書より• NHKBSルパン特集2008年7月29日放送内、制作秘話より• 文芸担当だったの証言によると大隈の降板時に発注されていた脚本は放送分も含めて23本、コンテ制作、作画作業中だったりフィルムが完成していた作品は12話までだったという(『ルパンと共に35年』より)。 「ルパン三世officialマガジン」VOL. 2より• NHKBSルパン特集2008年7月29日放送内、制作秘話より。 なお、高畑・宮崎両名が築いた路線は『TV第2シリーズ』、ひいては以後のテレビシリーズの作風を決定付けたと言われている。 NHKBSルパン特集2008年7月29日放送内、制作秘話より。 「宮崎駿著、『出発点』「ルパンはまさしく時代の子だった」より、初出は『』。 Vol. DVD-BOXやCD『ルパン三世 ザ・ファースト・アンソロジー』のライナーノーツ、(2012年5月4日閲覧)より• 『ルパン三世』1stシリーズ DVDコレクション. 講談社. 2018年5月24日閲覧。 『ルパン三世研究報告書』スタジオバード 1999年 双葉社刊• 『』1971年10月24日 - 1972年3月26日付朝刊、テレビ欄。 『』1972年4月18日 - 1972年9月19日付朝刊、テレビ欄。 『』1971年10月24日 - 1972年3月26日付朝刊、テレビ欄。 1976年1月14日 テレビ欄• 1976年1月14日、6月16日 信濃毎日新聞 テレビ欄• 関連項目 [ ]• (『TV第1シリーズ』第2話の続編)• 外部リンク [ ]• - プレイリスト 日曜19時台後半枠 前番組 番組名 次番組.

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