トマホーク ミサイル。 アメリカの最強巡航ミサイル トマホーク|婚活ならParties(パーティーズ)

トマホーク (ミサイル)

トマホーク ミサイル

トマホークを発射する「」(時) 当初検討されたのは、の発射筒を用いる大型のと、のを用いる小型のミサイルとの2つの案であった。 この2案から翌6月に後者の採用が最終的に決定され、11月には潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM:Submarine Launched Cruising Missile)と呼ばれるようになった、このミサイルの設計のための契約が結ばれた。 から、数社の設計案が競争試作にかけられ、2月、の設計案が採用された。 また、この時までに、潜水艦だけでなく水上艦艇からも発射することができるように仕様が変更されたため、SLCMとは海洋発射巡航ミサイル(Sea Launched Cruising Missile)の頭文字とされるようになった。 になると、政権下で統合巡航ミサイル計画(JCMP:Joint Cruise Missile Program)が開始され、同じ頃やはり巡航ミサイル()の開発を進めていたととが、共通の技術基盤を用いて巡航ミサイルを開発することになった。 この計画のもと、空軍のAGM-86からは巡航ミサイルのが、海軍のBGM-109からは(TERCOM:Terrain Contour Matching)システムが、それぞれ共通コンポーネントとして採用されている。 また、この計画では、BGM-109の空中発射用の派生型AGM-109も試作され、AGM-86と実飛行を含む競争にかけられたが、空軍はAGM-86を選択したため、AGM-109の開発は中止された。 3月、量産型BGM-109Aが水上艦から、同年の6月には潜水艦から、それぞれ初めて発射されている。 評価はこの後も続けられ、3月には、実任務に就役可能であることが宣言された。 こうして、を搭載した対地攻撃型BGM-109A TLAM-N(Tomahawk Land-Attack Missile-Nuclear)および通常の対水上艦型BGM-109B TASM(Tomahawk Anti Ship Missile)の2つのタイプの任務に就くに至った。 これら最も初期に配備されたトマホークは、まとめて ブロックIと呼ばれている。 以下、トマホークについて記述をすすめるが、多くのバリエーションが登場するものの、基本的に、 発射環境、 ミッション、誘導システムや弾頭が改正された各種の 発展型の3つの軸で分類可能である(表1および表2を参照)。 それだけでなく、いくつかの接尾辞(xGM-109 Eおよび H)は全く異なるミサイルに何度も与えられているため、いっそう混乱しやすい。 そのため、以下の記述では制式名称は必要がない限り用いず、各バリエーションに与えられた(ミッションにもとづく)(TLAM-N、TASMなど)およびブロック名を主として用いる。 ミッション [ ] 多くのバリエーションが登場しているにもかかわらず、トマホークのミッションはただの2つしかない。 すなわち、対地ミッションと対水上ミッションである。 か通常であるかによって一部違いがあり、また、後日の発展型では、新しい技術を取り入れるための改正がなされているが、ミッションの基本的なプロファイルは変わっていない。 対地ミッション [ ] 「」から発射されるトマホーク 発射から中間誘導 水上艦であればMk143 または から、であればまたはVLSから射出された耐圧カプセルが水面付近に達したタイミングで、で初期加速をされ、で巡航する。 発射にあたっては、のサブシステムであるTWCS(トマホーク武器管制システム)が直接の発射管制を行なう。 また、攻撃計画は地上司令部のTMPC(戦域任務計画センター)、あるいは艦上のAPS(洋上計画システム)によって立案される。 誘導システムの中心であるTERCOMは、電波高度計から得た高度情報を、事前に入力された地図と照合しつつ、計画された飛行経路に沿ってを飛翔させてゆく。 この経路には中継点がいくつか含まれており、この地点に差し掛かるつど、事前の計画に応じて高度と方位を変え、地形を利用して迎撃や探知を回避しつつ、目標へと迫ってゆく。 ただ、速度はせいぜい亜音速であり回避機動をとるわけでもないので発見されてしまえば迎撃は比較的容易である。 また、探知されないわけではないが発見されづらいため夜間攻撃が望ましい。 終端誘導 中間誘導までの段階では、TLAM-Nでも通常のTLAMでも違いは全くない。 両者の相違が現れるのは、その最終段階である終端誘導においてにある。 TLAM-Nでは、最終段階までTERCOMのみによって誘導され、そのは80mであるが、搭載する (5-200kTの可変威力型)からすれば、これは充分な数字である。 通常弾頭のTLAMには、追加の誘導装置が加わる。 この装置は、デジタル式情景照合装置(DSMAC:Digital Scene-Matching Area Correlation)と呼ばれ、電子光学センサーにより地上をスキャンし、事前に登録された情景と比較しながら進路を修正する。 これら誘導システムによって得られる最終的な精度は、CEP 10mである。 対水上ミッション [ ] 発射から命中まで TASMの発射から巡航までの手順はTLAMのそれと変わらない。 大きく異なるのは、誘導装置である。 TASMには、の誘導システムの主要部分を流用したものが搭載されている。 敵艦のおおまかな方位を向けて発射されたTASMは、目標の推定位置が近づくと、捜索パターンを描きながら、目標からの電波放射を捕捉するパッシブ方式と自身のによるアクティブ捜索方式とを併用して捜索をはじめる。 一度敵艦を発見すると、TASMは海面近くを飛行し(シースキミング)、目標の側面もしくは上面から突入する。 「長すぎる槍」 TASMはすでに退役している。 ハープーンと比べると、TASMは射程でも量でも優れているが、価格が高い(初めの時点で1発あたり、トマホークは143万ドル、ハープーンは112万ドル)。 それゆえ、価格に見合った射程と目標に対して使用するのでなければ見合わないが、同時に、この「相応な目標」は、捜索することそれ自体が困難な作業であるため、TASMは「使いにくい」ミサイルと見なされたのである。 しかし、新型ブロックIVでは再び対艦攻撃能力が追加されており、海軍のピート・ファンタ少将は海軍が新型の対艦ミサイルを製造するのかという質問に対して、「トマホークに対艦能力を持たせる必要性を我々はまだ感じており、以前はトマホークの射程にセンサーが追いつかなかったため計画中止となったが、現在は解決されている」と述べている。 TASMの退役により、トマホークのミッションは対地ミッションに限定されることになった。 BGM-109Aの退役は、に基づくもので、まで撤去が完了している。 最初のブロック IIは、飛行の最終段階では目標側面に直進して突入するだけだったが、IIAではソフトウェアが変更され、目標上部からの突入および目標上空での弾頭爆破の2つのモードが追加された。 これは、、車両、露天駐機中のなど、脆弱な目標を広範囲にわたって攻撃するのに適している。 ブロック III [ ] 「」から発射されるトマホーク 、トマホークの2次供給契約者である(現在は)は、ブロック IIIと呼ばれる機能向上を提案し、採用された。 これには誘導装置(受信機の追加、DSMAC2A)の更新、改良型のの他、より小型で同等の威力を持つが含まれ、これらによって精度の向上と射程の延伸が目指された。 GPSは、TERCOMの限界、すなわち特徴の乏しい地形(・など)での精度の低下を補うものとなり、ミッションの柔軟性を増すことに役立っている。 ブロック IIの全てのは、定期点検の機会を利用してブロック IIIへのアップグレードを受けた。 BGM-109EはTASMの改良型、BGM-109Fは飛行場の攻撃に特化した型であった。 ブロック IV [ ] 、(現)は、ブロック IVまたはトマホーク・ベースライン改良計画(TBIP:Tomahawk Beseline Improvement Program)として知られるアップグレードの開発に着手した。 この型はを換装し、さらに、またはによるイメージング・、さらに飛行中の目標変更を可能にするなどが提案されていた。 しかしながらこの計画は、余りにも高価であることが判明したため、に中止された。 タクティカル・トマホーク [ ] タクティカル・トマホークは、トマホークの最新発展型である。 これは、ブロック IV中止後のに同計画のより廉価な代替案として提案され、当初はブロック Vと呼ばれていたが、ブロック IVの名称が復活した。 そのために軽量化とより安価なへの換装が行われる。 また、軽量化に伴う構造強度の低下により、発射型はからの発射ができなくなったため、もっぱらから発射されることになったが、魚雷発射管より発射できるタイプもにはテストされ、はこれをトマホークBlock IVとして導入し、やで運用されている。 また、能力向上として、以下のような機軸が盛り込まれた。 UHF周波帯の衛星リンクによる飛行中の再プログラム。 これにより、事前に登録された15個までの代替目標のひとつ、または、で指示される任意の座標に指向させることができるようになった。 また、同じ衛星リンクを利用する、前方監視カメラ画像の発射母体への送信。 損害評価または照準に利用することができる。 (従来では不可能だった)搭載艦艇での飛行計画立案、具体的にはGPSを用いた目標座標指示による柔軟性の向上。 タクティカル・トマホークの試射は潜水艦発射型・水上発射型ともに成功し、と生産契約が結ばれた。 には、作戦可能状態に達し、実戦配備が開始された。 タクティカル・トマホークには2つのバリエーションが含まれる。 どちらも軽量化に伴って燃料搭載量が増し、射程が延伸した。 新型ブロック IV [ ] 海軍力を著しく増強し、に対応した長距離対艦ミサイルの開発に取り組んでいる中国海軍を念頭に置いた水上艦艇攻撃力強化の一環として次世代対艦型トマホークの開発が行われており、2021年には運用に入るとみられている。 センサーについては移動する目標を破壊するために新しいパッシブ・アクティブシーカーと高速プロセッサからなる統合スイートが開発されている。 同様の計画として、スタンダード艦対空ミサイルであるに対艦能力を付加する事も検討されている。 に、ソフトウェアアップグレード試験が行われており、前例のない高高度飛翔からの垂直突入や潜水艦から発射された飛行中のトマホークを別の管制センターからデータリンクで目標変更する等の試験が行われた。 には、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦から発射された新型トマホークが、から情報更新を受けつつ飛翔し、移動する標的艦に命中させることに成功している。 、米国防省は対艦オプションの多様化を目標に、度予算でやの開発を加速させると共に、改良トマホークや対艦型SM-6への投資を重視していくと発表した。 他、貫通力をより高めるJMEWS(Joint Multiple Effects Warhead System)の開発計画もリスク精査を行っている段階である。 要目一覧 [ ] トマホークミサイルによる攻撃の様子。 撮影 以下の要目は実際に配備されたもののみを取り上げる。 なお、いずれのタイプでも、本体サイズおよびロケットブースターは共通である。 全長(ブースター除く):5. 56m• 翼幅:2. 67m• 直径:0. 52m• ブースター部分• 型式:アトランティック・リサーチ Mk106 固体推進ロケット• 全長:0. 69m• 直径:0. 52m• ただし、前者は既に退役し、後者は開発段階で計画中止となったため実戦配備されていない。 地上発射型 BGM-109G GLCM [ ] 頃、は、を近代的な地上発射巡航ミサイル(GLCM:Ground Launched Cruising Missile)で置換する計画を進めていた。 この新に求められていたのはTERCOMシステムによる精密誘導と小型で燃費の良いを用いることだった。 、空軍は、のBGM-109 トマホークSLCMの地上発射用の派生型であるBGM-109Gの開発と配備を許可し、5月には最初のミサイルが試射された。 このミサイルは、車両に搭載された4連装TEL()容器内に格納されたかたちで配備された。 なお、空軍ではトマホークではなく、グリフォン(グリフィン)と呼ばれた。 BGM-109Gは、からの諸国に配備されたが、12月に米ソがに調印すると、GLCMはまさにこの条約の規制対象であったため、から撤去が開始された。 5月には撤去が完全に完了し、全数が保管中である。 BGM-109Gのミッションと性能は、地上から発射されることを除けば、同様に核攻撃ミッションに従事したBGM-109Aと同じである。 ただし、は別で、型を用いている。 空中発射型 AGM-109 MRASM(開発中止) [ ] 概要 [ ] 空中発射型は中距離(MRASM:Medium-Range Air-to-Surface Missile)と呼ばれ、の・共同の巡航ミサイル開発計画(JCMP)のなかで開発が進められたが、最終的に中止となった。 海軍・空軍のそれぞれ向けに、以下のようなバリエーションが考えられていた。 海軍用バリエーション [ ] 用バリエーションは、のエレベーターのサイズと搭載母機(が予定されていた)の制約から、向けのものにくらべて全長が短く、軽量だった。 AGM-109J 上記の廉価版または子搭載型。 AGM-109I 対地と対水上の兼用型。 低価格版のTERCOMおよびイメージング方式による終端誘導のテストを行った(非公式)。 AGM-109L 廉価な通常型弾頭を搭載。 空軍用バリエーション [ ] AGM-109H TAAM(Tactical Air-Field Missile) 飛行場攻撃用。 子搭載型。 AGM-109K イメージング方式誘導型。 要目一覧(MRASM、GLCM) [ ] 以下に空中発射型および地上発射型の本体要目を示す。 なお、地上発射型はロケットブースターを用いるが、海洋発射型と同一のものであるので省略する。 84m 53. 1cm 1,200kg 2,500km テレダインCAE J402-CA-401ターボジェット AGM-109H:子(28個) AGM-109K:通常単弾頭(450kg) AGM-109L 4. 88m 1,000kg 不明 通常単弾頭(295kg) BGM-109G 5. 56m 51. 8cm 1,200kg 2,500km 可変威力型熱核(0. 2-150kT) LCMS-Fasthawk- [ ] 概要 [ ] LCMSは、ローコストミサイルシステム(LowCostMissileSystem)の略であり、3月にが、と契約し開発をおこなったものである。 このプログラムは低コストの先端技術実証のデモンストレーターを開発することが目的であり、この開発はファストホーク(Fasthawk)とも呼ばれた。 ファストホークの呼ばれ方からも見て取れるように、海軍はこれを現在使用しているトマホークの代替用として開発を進めていた。 だが、トマホークを原型に開発されたものではなく、推進機関にはを使用、ミサイル本体はフィンレスボディで作成され、後部のラムジェットエンジン部分を自由に曲げられることで、噴射方向を変えることができるという現在のロケット、ミサイルで使用されているの先駆けともいえる技術が採用されている。 しかし、LCMSは他の計画との選考の結果などの理由から、に開発終了となった。 要求されていたスペック [ ]• 飛行速度:4• 射程:700 約1300km 以上• ペイロード:700ポンド 約320kg 戦歴 [ ] トマホークの運用国• TLAM-C 261発、TLAM-D 27発が発射。 うち14発は発射型。 領内の地上目標を攻撃()• 内戦介入に伴い、地上目標を攻撃()• 「」(、、、、参戦)• - 過激派組織に対する・での攻撃「」• - 米政権による、政権の空軍基地に対するでの59発の攻撃「」 のから発射可能という制約のもと開発されたことで、トマホークは極めてコンパクトなサイズとなり、の水上のかなりの部分と、以後のすべてのに搭載されるようになるほど普及した。 また、で使用されてからは、世界でも希少な実戦経験のあるとなっており、おそらく 世界で最も成功したのひとつ [ ]と言うことができるだろう。 なお、、政府はへのトマホーク輸出に同意し、にはの潜水艦から試射が行われた。 までには、すべての攻撃原潜に運用能力を付与することが予定されている。 また、にはブロック IV(タクティカル・トマホーク)の購入について、両国は合意した。 、に介入した軍に「」(HMS Splendid, S106)が参加し、実戦での発射をイギリス潜水艦としては初めて実施している [ ]。 登場作品 [ ] 映画 [ ] 『』 終盤の「ヤシオリ作戦」を支援する架空の「ヒューイ」に搭載されたものが、の動きを封じるため、などの周辺の群に向けて発射される。 『』 「」を乗っ取ったたちが、搭載されていた搭載型トマホークをに売り飛ばそうとする。 終盤では、主人公のケイシー・ライバックたちに計画を邪魔されたことで堪忍袋の緒が切れたテロリストのリーダーによって、核弾頭搭載型2発がに向けて発射されてしまう。 『』 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「」に搭載されたものが、の侵略に対して使用される。 エイリアンのによってやが使えなくなったため、まっすぐ飛翔させることしかできなくなったが、によって判明した目標の位置から未来位置を予測することで命中させることに成功する。 『』 に近づく某国たちを殲滅するため、からの要請で、にいる架空の「セント・バージニア」に搭載されたものが、に向けて発射される。 アニメ・漫画 [ ] 『』 TVスペシャル「大ハード! 両津勘吉は二度死ぬ」にて、ドルフィン刑事が使用する。 『』 時へした架空の「」の搭載として、BGM-109Bが登場。 「」と「」に対して使用される。 『』 の架空「くろしお」の搭載兵器として登場。 空母「剣」や各地の、に対して使用される。 『』 架空の戦略型「ユリシーズ」の搭載兵器として登場。 ヤビツに対する攻撃に使用される。 『』 第150話にて、架空の「サン・シャントン」に搭載されたものが、日本の「鏡水会」党首と会談するために浮上する、原子力潜水艦「」に対して使用するため、に装填される。 なお、実際のタイコンデロガ級はMk. 13を装備しておらず、また、Mk. 13でトマホークを運用することはできない。 『』 の搭載兵器として登場。 日本の主要に向けて発射される。 なお、実際のあたご型はトマホークを搭載していない。 『』 TV放送版第11話・劇場版後編にて、が使用する。 『』 第14話でが怪獣ガライバに対しから発射し同時に出撃させた大量のとの併用で物量攻撃を仕掛けるが岩石のような硬い皮膚を持つガライバには効かず反って怒らせてしまうが、最終的には田子ノ浦の発案で怒ったことにより急激に上がった体温を湖で急激に冷やされ皮膚が脆くなった所を第2陣で撃破した。 『』 を攻撃するやが使用する。 作中では、が性能について解説する場面があり、だけでなく車両に搭載されたからも発射されている。 小説 [ ] 『』 へ飛ばされた架空の「」に搭載されていた極秘として、タクティカル・トマホークが登場。 内陸にある陣地への攻撃に使用される。 ゲーム [ ] 『』 モードのコマンドとして、指定にトマホークを発射できる。 脚注 [ ] [] 注釈・出典 [ ]• なお、「BGM-109 E」という制式名称は、1980年代に開発中止になったヴァリアントに次いで2度目の利用である。 さらに、では109 Hの制式名称も再利用されるため、混乱しないよう注意を要する• org• com 原本 Jane's Defence Weekly Apr 16, 1997• 』 P. 112-113より。 ただし、実際のランチャーの形状は実物とは異なる 関連項目 [ ]• - トマホーク・ミサイルを主要なサブシステムとする武器システム• - 後期建造艦はトマホーク用を装備• - 初期建造艦4隻が、トマホークを運用する巡航ミサイル原潜に改装• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 - 現在の主契約者レイセオンの公式サイト。 - 内の解説記事。

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巡航ミサイル 『トマホーク』の飛距離や日本の技術は?

トマホーク ミサイル

トマホークを発射する「」(時) 当初検討されたのは、の発射筒を用いる大型のと、のを用いる小型のミサイルとの2つの案であった。 この2案から翌6月に後者の採用が最終的に決定され、11月には潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM:Submarine Launched Cruising Missile)と呼ばれるようになった、このミサイルの設計のための契約が結ばれた。 から、数社の設計案が競争試作にかけられ、2月、の設計案が採用された。 また、この時までに、潜水艦だけでなく水上艦艇からも発射することができるように仕様が変更されたため、SLCMとは海洋発射巡航ミサイル(Sea Launched Cruising Missile)の頭文字とされるようになった。 になると、政権下で統合巡航ミサイル計画(JCMP:Joint Cruise Missile Program)が開始され、同じ頃やはり巡航ミサイル()の開発を進めていたととが、共通の技術基盤を用いて巡航ミサイルを開発することになった。 この計画のもと、空軍のAGM-86からは巡航ミサイルのが、海軍のBGM-109からは(TERCOM:Terrain Contour Matching)システムが、それぞれ共通コンポーネントとして採用されている。 また、この計画では、BGM-109の空中発射用の派生型AGM-109も試作され、AGM-86と実飛行を含む競争にかけられたが、空軍はAGM-86を選択したため、AGM-109の開発は中止された。 3月、量産型BGM-109Aが水上艦から、同年の6月には潜水艦から、それぞれ初めて発射されている。 評価はこの後も続けられ、3月には、実任務に就役可能であることが宣言された。 こうして、を搭載した対地攻撃型BGM-109A TLAM-N(Tomahawk Land-Attack Missile-Nuclear)および通常の対水上艦型BGM-109B TASM(Tomahawk Anti Ship Missile)の2つのタイプの任務に就くに至った。 これら最も初期に配備されたトマホークは、まとめて ブロックIと呼ばれている。 以下、トマホークについて記述をすすめるが、多くのバリエーションが登場するものの、基本的に、 発射環境、 ミッション、誘導システムや弾頭が改正された各種の 発展型の3つの軸で分類可能である(表1および表2を参照)。 それだけでなく、いくつかの接尾辞(xGM-109 Eおよび H)は全く異なるミサイルに何度も与えられているため、いっそう混乱しやすい。 そのため、以下の記述では制式名称は必要がない限り用いず、各バリエーションに与えられた(ミッションにもとづく)(TLAM-N、TASMなど)およびブロック名を主として用いる。 ミッション [ ] 多くのバリエーションが登場しているにもかかわらず、トマホークのミッションはただの2つしかない。 すなわち、対地ミッションと対水上ミッションである。 か通常であるかによって一部違いがあり、また、後日の発展型では、新しい技術を取り入れるための改正がなされているが、ミッションの基本的なプロファイルは変わっていない。 対地ミッション [ ] 「」から発射されるトマホーク 発射から中間誘導 水上艦であればMk143 または から、であればまたはVLSから射出された耐圧カプセルが水面付近に達したタイミングで、で初期加速をされ、で巡航する。 発射にあたっては、のサブシステムであるTWCS(トマホーク武器管制システム)が直接の発射管制を行なう。 また、攻撃計画は地上司令部のTMPC(戦域任務計画センター)、あるいは艦上のAPS(洋上計画システム)によって立案される。 誘導システムの中心であるTERCOMは、電波高度計から得た高度情報を、事前に入力された地図と照合しつつ、計画された飛行経路に沿ってを飛翔させてゆく。 この経路には中継点がいくつか含まれており、この地点に差し掛かるつど、事前の計画に応じて高度と方位を変え、地形を利用して迎撃や探知を回避しつつ、目標へと迫ってゆく。 ただ、速度はせいぜい亜音速であり回避機動をとるわけでもないので発見されてしまえば迎撃は比較的容易である。 また、探知されないわけではないが発見されづらいため夜間攻撃が望ましい。 終端誘導 中間誘導までの段階では、TLAM-Nでも通常のTLAMでも違いは全くない。 両者の相違が現れるのは、その最終段階である終端誘導においてにある。 TLAM-Nでは、最終段階までTERCOMのみによって誘導され、そのは80mであるが、搭載する (5-200kTの可変威力型)からすれば、これは充分な数字である。 通常弾頭のTLAMには、追加の誘導装置が加わる。 この装置は、デジタル式情景照合装置(DSMAC:Digital Scene-Matching Area Correlation)と呼ばれ、電子光学センサーにより地上をスキャンし、事前に登録された情景と比較しながら進路を修正する。 これら誘導システムによって得られる最終的な精度は、CEP 10mである。 対水上ミッション [ ] 発射から命中まで TASMの発射から巡航までの手順はTLAMのそれと変わらない。 大きく異なるのは、誘導装置である。 TASMには、の誘導システムの主要部分を流用したものが搭載されている。 敵艦のおおまかな方位を向けて発射されたTASMは、目標の推定位置が近づくと、捜索パターンを描きながら、目標からの電波放射を捕捉するパッシブ方式と自身のによるアクティブ捜索方式とを併用して捜索をはじめる。 一度敵艦を発見すると、TASMは海面近くを飛行し(シースキミング)、目標の側面もしくは上面から突入する。 「長すぎる槍」 TASMはすでに退役している。 ハープーンと比べると、TASMは射程でも量でも優れているが、価格が高い(初めの時点で1発あたり、トマホークは143万ドル、ハープーンは112万ドル)。 それゆえ、価格に見合った射程と目標に対して使用するのでなければ見合わないが、同時に、この「相応な目標」は、捜索することそれ自体が困難な作業であるため、TASMは「使いにくい」ミサイルと見なされたのである。 しかし、新型ブロックIVでは再び対艦攻撃能力が追加されており、海軍のピート・ファンタ少将は海軍が新型の対艦ミサイルを製造するのかという質問に対して、「トマホークに対艦能力を持たせる必要性を我々はまだ感じており、以前はトマホークの射程にセンサーが追いつかなかったため計画中止となったが、現在は解決されている」と述べている。 TASMの退役により、トマホークのミッションは対地ミッションに限定されることになった。 BGM-109Aの退役は、に基づくもので、まで撤去が完了している。 最初のブロック IIは、飛行の最終段階では目標側面に直進して突入するだけだったが、IIAではソフトウェアが変更され、目標上部からの突入および目標上空での弾頭爆破の2つのモードが追加された。 これは、、車両、露天駐機中のなど、脆弱な目標を広範囲にわたって攻撃するのに適している。 ブロック III [ ] 「」から発射されるトマホーク 、トマホークの2次供給契約者である(現在は)は、ブロック IIIと呼ばれる機能向上を提案し、採用された。 これには誘導装置(受信機の追加、DSMAC2A)の更新、改良型のの他、より小型で同等の威力を持つが含まれ、これらによって精度の向上と射程の延伸が目指された。 GPSは、TERCOMの限界、すなわち特徴の乏しい地形(・など)での精度の低下を補うものとなり、ミッションの柔軟性を増すことに役立っている。 ブロック IIの全てのは、定期点検の機会を利用してブロック IIIへのアップグレードを受けた。 BGM-109EはTASMの改良型、BGM-109Fは飛行場の攻撃に特化した型であった。 ブロック IV [ ] 、(現)は、ブロック IVまたはトマホーク・ベースライン改良計画(TBIP:Tomahawk Beseline Improvement Program)として知られるアップグレードの開発に着手した。 この型はを換装し、さらに、またはによるイメージング・、さらに飛行中の目標変更を可能にするなどが提案されていた。 しかしながらこの計画は、余りにも高価であることが判明したため、に中止された。 タクティカル・トマホーク [ ] タクティカル・トマホークは、トマホークの最新発展型である。 これは、ブロック IV中止後のに同計画のより廉価な代替案として提案され、当初はブロック Vと呼ばれていたが、ブロック IVの名称が復活した。 そのために軽量化とより安価なへの換装が行われる。 また、軽量化に伴う構造強度の低下により、発射型はからの発射ができなくなったため、もっぱらから発射されることになったが、魚雷発射管より発射できるタイプもにはテストされ、はこれをトマホークBlock IVとして導入し、やで運用されている。 また、能力向上として、以下のような機軸が盛り込まれた。 UHF周波帯の衛星リンクによる飛行中の再プログラム。 これにより、事前に登録された15個までの代替目標のひとつ、または、で指示される任意の座標に指向させることができるようになった。 また、同じ衛星リンクを利用する、前方監視カメラ画像の発射母体への送信。 損害評価または照準に利用することができる。 (従来では不可能だった)搭載艦艇での飛行計画立案、具体的にはGPSを用いた目標座標指示による柔軟性の向上。 タクティカル・トマホークの試射は潜水艦発射型・水上発射型ともに成功し、と生産契約が結ばれた。 には、作戦可能状態に達し、実戦配備が開始された。 タクティカル・トマホークには2つのバリエーションが含まれる。 どちらも軽量化に伴って燃料搭載量が増し、射程が延伸した。 新型ブロック IV [ ] 海軍力を著しく増強し、に対応した長距離対艦ミサイルの開発に取り組んでいる中国海軍を念頭に置いた水上艦艇攻撃力強化の一環として次世代対艦型トマホークの開発が行われており、2021年には運用に入るとみられている。 センサーについては移動する目標を破壊するために新しいパッシブ・アクティブシーカーと高速プロセッサからなる統合スイートが開発されている。 同様の計画として、スタンダード艦対空ミサイルであるに対艦能力を付加する事も検討されている。 に、ソフトウェアアップグレード試験が行われており、前例のない高高度飛翔からの垂直突入や潜水艦から発射された飛行中のトマホークを別の管制センターからデータリンクで目標変更する等の試験が行われた。 には、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦から発射された新型トマホークが、から情報更新を受けつつ飛翔し、移動する標的艦に命中させることに成功している。 、米国防省は対艦オプションの多様化を目標に、度予算でやの開発を加速させると共に、改良トマホークや対艦型SM-6への投資を重視していくと発表した。 他、貫通力をより高めるJMEWS(Joint Multiple Effects Warhead System)の開発計画もリスク精査を行っている段階である。 要目一覧 [ ] トマホークミサイルによる攻撃の様子。 撮影 以下の要目は実際に配備されたもののみを取り上げる。 なお、いずれのタイプでも、本体サイズおよびロケットブースターは共通である。 全長(ブースター除く):5. 56m• 翼幅:2. 67m• 直径:0. 52m• ブースター部分• 型式:アトランティック・リサーチ Mk106 固体推進ロケット• 全長:0. 69m• 直径:0. 52m• ただし、前者は既に退役し、後者は開発段階で計画中止となったため実戦配備されていない。 地上発射型 BGM-109G GLCM [ ] 頃、は、を近代的な地上発射巡航ミサイル(GLCM:Ground Launched Cruising Missile)で置換する計画を進めていた。 この新に求められていたのはTERCOMシステムによる精密誘導と小型で燃費の良いを用いることだった。 、空軍は、のBGM-109 トマホークSLCMの地上発射用の派生型であるBGM-109Gの開発と配備を許可し、5月には最初のミサイルが試射された。 このミサイルは、車両に搭載された4連装TEL()容器内に格納されたかたちで配備された。 なお、空軍ではトマホークではなく、グリフォン(グリフィン)と呼ばれた。 BGM-109Gは、からの諸国に配備されたが、12月に米ソがに調印すると、GLCMはまさにこの条約の規制対象であったため、から撤去が開始された。 5月には撤去が完全に完了し、全数が保管中である。 BGM-109Gのミッションと性能は、地上から発射されることを除けば、同様に核攻撃ミッションに従事したBGM-109Aと同じである。 ただし、は別で、型を用いている。 空中発射型 AGM-109 MRASM(開発中止) [ ] 概要 [ ] 空中発射型は中距離(MRASM:Medium-Range Air-to-Surface Missile)と呼ばれ、の・共同の巡航ミサイル開発計画(JCMP)のなかで開発が進められたが、最終的に中止となった。 海軍・空軍のそれぞれ向けに、以下のようなバリエーションが考えられていた。 海軍用バリエーション [ ] 用バリエーションは、のエレベーターのサイズと搭載母機(が予定されていた)の制約から、向けのものにくらべて全長が短く、軽量だった。 AGM-109J 上記の廉価版または子搭載型。 AGM-109I 対地と対水上の兼用型。 低価格版のTERCOMおよびイメージング方式による終端誘導のテストを行った(非公式)。 AGM-109L 廉価な通常型弾頭を搭載。 空軍用バリエーション [ ] AGM-109H TAAM(Tactical Air-Field Missile) 飛行場攻撃用。 子搭載型。 AGM-109K イメージング方式誘導型。 要目一覧(MRASM、GLCM) [ ] 以下に空中発射型および地上発射型の本体要目を示す。 なお、地上発射型はロケットブースターを用いるが、海洋発射型と同一のものであるので省略する。 84m 53. 1cm 1,200kg 2,500km テレダインCAE J402-CA-401ターボジェット AGM-109H:子(28個) AGM-109K:通常単弾頭(450kg) AGM-109L 4. 88m 1,000kg 不明 通常単弾頭(295kg) BGM-109G 5. 56m 51. 8cm 1,200kg 2,500km 可変威力型熱核(0. 2-150kT) LCMS-Fasthawk- [ ] 概要 [ ] LCMSは、ローコストミサイルシステム(LowCostMissileSystem)の略であり、3月にが、と契約し開発をおこなったものである。 このプログラムは低コストの先端技術実証のデモンストレーターを開発することが目的であり、この開発はファストホーク(Fasthawk)とも呼ばれた。 ファストホークの呼ばれ方からも見て取れるように、海軍はこれを現在使用しているトマホークの代替用として開発を進めていた。 だが、トマホークを原型に開発されたものではなく、推進機関にはを使用、ミサイル本体はフィンレスボディで作成され、後部のラムジェットエンジン部分を自由に曲げられることで、噴射方向を変えることができるという現在のロケット、ミサイルで使用されているの先駆けともいえる技術が採用されている。 しかし、LCMSは他の計画との選考の結果などの理由から、に開発終了となった。 要求されていたスペック [ ]• 飛行速度:4• 射程:700 約1300km 以上• ペイロード:700ポンド 約320kg 戦歴 [ ] トマホークの運用国• TLAM-C 261発、TLAM-D 27発が発射。 うち14発は発射型。 領内の地上目標を攻撃()• 内戦介入に伴い、地上目標を攻撃()• 「」(、、、、参戦)• - 過激派組織に対する・での攻撃「」• - 米政権による、政権の空軍基地に対するでの59発の攻撃「」 のから発射可能という制約のもと開発されたことで、トマホークは極めてコンパクトなサイズとなり、の水上のかなりの部分と、以後のすべてのに搭載されるようになるほど普及した。 また、で使用されてからは、世界でも希少な実戦経験のあるとなっており、おそらく 世界で最も成功したのひとつ [ ]と言うことができるだろう。 なお、、政府はへのトマホーク輸出に同意し、にはの潜水艦から試射が行われた。 までには、すべての攻撃原潜に運用能力を付与することが予定されている。 また、にはブロック IV(タクティカル・トマホーク)の購入について、両国は合意した。 、に介入した軍に「」(HMS Splendid, S106)が参加し、実戦での発射をイギリス潜水艦としては初めて実施している [ ]。 登場作品 [ ] 映画 [ ] 『』 終盤の「ヤシオリ作戦」を支援する架空の「ヒューイ」に搭載されたものが、の動きを封じるため、などの周辺の群に向けて発射される。 『』 「」を乗っ取ったたちが、搭載されていた搭載型トマホークをに売り飛ばそうとする。 終盤では、主人公のケイシー・ライバックたちに計画を邪魔されたことで堪忍袋の緒が切れたテロリストのリーダーによって、核弾頭搭載型2発がに向けて発射されてしまう。 『』 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「」に搭載されたものが、の侵略に対して使用される。 エイリアンのによってやが使えなくなったため、まっすぐ飛翔させることしかできなくなったが、によって判明した目標の位置から未来位置を予測することで命中させることに成功する。 『』 に近づく某国たちを殲滅するため、からの要請で、にいる架空の「セント・バージニア」に搭載されたものが、に向けて発射される。 アニメ・漫画 [ ] 『』 TVスペシャル「大ハード! 両津勘吉は二度死ぬ」にて、ドルフィン刑事が使用する。 『』 時へした架空の「」の搭載として、BGM-109Bが登場。 「」と「」に対して使用される。 『』 の架空「くろしお」の搭載兵器として登場。 空母「剣」や各地の、に対して使用される。 『』 架空の戦略型「ユリシーズ」の搭載兵器として登場。 ヤビツに対する攻撃に使用される。 『』 第150話にて、架空の「サン・シャントン」に搭載されたものが、日本の「鏡水会」党首と会談するために浮上する、原子力潜水艦「」に対して使用するため、に装填される。 なお、実際のタイコンデロガ級はMk. 13を装備しておらず、また、Mk. 13でトマホークを運用することはできない。 『』 の搭載兵器として登場。 日本の主要に向けて発射される。 なお、実際のあたご型はトマホークを搭載していない。 『』 TV放送版第11話・劇場版後編にて、が使用する。 『』 第14話でが怪獣ガライバに対しから発射し同時に出撃させた大量のとの併用で物量攻撃を仕掛けるが岩石のような硬い皮膚を持つガライバには効かず反って怒らせてしまうが、最終的には田子ノ浦の発案で怒ったことにより急激に上がった体温を湖で急激に冷やされ皮膚が脆くなった所を第2陣で撃破した。 『』 を攻撃するやが使用する。 作中では、が性能について解説する場面があり、だけでなく車両に搭載されたからも発射されている。 小説 [ ] 『』 へ飛ばされた架空の「」に搭載されていた極秘として、タクティカル・トマホークが登場。 内陸にある陣地への攻撃に使用される。 ゲーム [ ] 『』 モードのコマンドとして、指定にトマホークを発射できる。 脚注 [ ] [] 注釈・出典 [ ]• なお、「BGM-109 E」という制式名称は、1980年代に開発中止になったヴァリアントに次いで2度目の利用である。 さらに、では109 Hの制式名称も再利用されるため、混乱しないよう注意を要する• org• com 原本 Jane's Defence Weekly Apr 16, 1997• 』 P. 112-113より。 ただし、実際のランチャーの形状は実物とは異なる 関連項目 [ ]• - トマホーク・ミサイルを主要なサブシステムとする武器システム• - 後期建造艦はトマホーク用を装備• - 初期建造艦4隻が、トマホークを運用する巡航ミサイル原潜に改装• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 - 現在の主契約者レイセオンの公式サイト。 - 内の解説記事。

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トマホーク ミサイル

3月23日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙でアメリカ海兵隊のデイビッド・H・バーガー総司令官がインタビューに語った内容は、海兵隊の編成を大改革するというものでした。 今後10年間で戦車部隊を廃止し、榴弾砲部隊は大幅減、戦闘機や輸送機も若干削り、人員は1万2千名を削減。 代わりにロケット・ミサイルを担当するHIMARS部隊を3倍に増やし、偵察用の無人機部隊も増やすというものです。 HIMARS部隊はこれまで多連装ロケットと短距離弾道ミサイルで対地攻撃を行っていましたが、新たにノルウェー製NSM対艦ミサイルと対艦攻撃能力を付与された対地対艦兼用の新型トマホーク巡航ミサイルを搭載する車両が追加されて、海兵隊は新たに地上からの対艦攻撃能力を獲得することになります。 海兵隊の地対艦ミサイル部隊化 この海兵隊の大改革は「地対艦ミサイルを装備して中国海軍と戦う」というのが骨子です。 東シナ海の尖閣諸島や南シナ海の南沙諸島・西沙諸島の周辺で海兵隊が中国艦隊を牽制する役目です。 従来の海兵隊は海上や空中から歩兵部隊が敵地に殴り込むのが役割でしたが、これをある程度は維持したまま、今後は主任務が長距離対艦ミサイルを用いて敵艦を遠くから狙い撃つ任務へと大きな変化を遂げます。 戦車や榴弾砲が必要な戦いは陸軍に任せて、海兵隊は中国との海洋を巡る戦いに特化することにしたのです。 常に陸軍への吸収論が燻る海兵隊にとって、陸軍との差別化は海兵隊が自身の存在理由を示す為の長年のテーマで、対艦攻撃能力を取り入れることになりました。 アメリカは他国向けに地対艦ミサイルを製造販売した場合はありますが、自身への本格的な装備化はアメリカ全軍の歴史を通して初めてとなります。 第三海兵遠征軍を再編成し、その中の3つの連隊が「海兵沿岸連隊」へと新編されます。 この新しい沿岸連隊は地対艦ミサイルを主装備とするので、NSM地対艦ミサイルとトマホーク巡航ミサイルが沖縄県に新たに配備されることになります。 NSM地対艦ミサイルは重量410kgと対艦ミサイルとしてはやや小振りで公称されている射程は185kmですが、トマホーク巡航ミサイルは現行型のBlock4で重量1500kgと数倍も大きく、公称されている射程は1600kmもあります。 ただし巡航ミサイルは燃費が良い高高度を巡航する(ただし敵に見付かりやすくなる)など飛び方次第で大きく射程が異なってくるので、公称数値がどの条件で計測されているかで変わってきます。 能力的な最大射程は公称数値の2倍はあると考えられますが、巡航ミサイルは敵に見付かり難いように低く飛んだり迂回機動なども要求されるので、最大射程は実用射程にはなりません。 またトマホークの公称射程1600km(最大射程は3000km推定)という数値は対地型のものなので、対艦攻撃用途では有効射程はもっと大きく下がるかもしれません。 亜音速で飛ぶ巡航ミサイルは遠距離から発射すると到着までかなりの時間が掛かってしまうので、移動する艦船が相手だと目標を見失う可能性があります。 そこで最終段階で自ら何度も蛇行飛行を行って目標を見つけ出す飛び方をする必要があり、飛行距離を大きく使ってしまうので、今はもう退役してしまった冷戦時代の対艦専用型トマホークTASMの公称射程は460kmでした。 ただし現在の技術ならデータリンクを用いて目標艦船の最新位置を飛行中のミサイルに伝えれば蛇行飛行をする必要性が下がるので、有効射程はもっと長くなるかもしれません。 なおトマホーク地上発射機を沖縄本島に配備した場合、射程460kmでも尖閣諸島まで届きます。 国土地理院の地図を元に半径460kmの円を作図 公称数値はまだ発表されていないので推定になりますが、トマホーク巡航ミサイルの対地対艦兼用型の次期最新型「トマホークBlock5」は対艦攻撃での実用射程も1000kmを大きく超えて来るものと思われます。 また陸上自衛隊は石垣島、宮古島、奄美大島に地対艦ミサイル部隊の配備を進めていますが、沖縄本島には新開発の「島嶼防衛用高速滑空弾」の配備が予定されていると考えられています。 高速滑空弾の射程は沖縄本島から尖閣諸島まで届く予定ですが、しかし開発中であり直ぐには装備化できません。 その穴を近い将来配備される海兵隊のトマホーク巡航ミサイルですっぽりとカバーすることが期待できます。 日米が連携して濃密な地対艦ミサイルの網を張ることになります。 特に沖縄本島は戦闘機の航空基地や地対空ミサイルが多数配備されて防備が厚い上にミサイルの地上移動発射機が隠れながら逃げ回る広さがあるので、ここに地対艦ミサイルが配備されるならたとえ先制攻撃されても無力化するのは容易なことではないでしょう。 Yahoo地図を元に作図。 赤円が陸自、黄円が海兵隊の地対艦ミサイル。 トマホークは有効射程460kmの想定 なお新型トマホークの対艦攻撃時の有効射程が仮に1600kmあったとしても、グアム島のアンダーセン基地からでは東シナ海や南シナ海には届きません。 つまり海兵沿岸連隊をグアムに配備することはグアムの自己防御以外にほとんど意味が無いのです。 トマホークの性能から算出すると、沖縄に常時配備して東シナ海に睨みを効かせ、状況次第でフィリピンに進出展開して南シナ海の情勢に対応するのが理想的な配置となります。 いっそのことフィリピンに常時配備するのも理想的ですが、現在のフィリピンの政治状況では望みが薄く、沖縄本島の地理的な戦略的価値が海兵隊のトマホーク装備化によって大きく増してしまうことになりました。

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