ウナギの「並」「上」「特上」といったグレードについて ウナギ屋さんに行きますと、お品書きに「並」「上」「特上」といったグレードに分かれているメニューを見ます。 これについて考えたことはありませんか? 僕はこの事について単純に使っているウナギが違うんだと思っていました。 「上」が天然もので「並」が養殖のように!! ウナギの質が違うのではないかという事です。 なんて事を僕は勝手に思っていました。 今これを読んでいる皆さんもそう思っていたんじゃないですか? これ 実は! 「量」の違いだけなんです。 量ですよ!! 知ってました? ご飯で言うと普通盛り、大盛りみたいな感じです。 え!! 僕も最初はびっくりしました。 ほとんどのお店が『うなぎの量が多いか少ないか』という量の違いだけなんです。 単純に言いますと、大きいウナギは「上」、小さいウナギは「並」です。 つまり、うなぎの質はどれも同じなんです!! 同じウナギを使っているんですよ!なので味も一緒です。 その事を知った後の僕は、お客さんから「うなぎ重はやっぱり上だよね。 」と聞かれる度に 僕は「うぅん はい!上がおすすめです」 と濁した返答しかできなくなりました。 だって全く同じウナギを使ってますとは言えないですもん! になみにお重と丼の違いについては お重と丼の違い これについては、見栄えの違いだそうです。 高級に見える為、お重を使い 気軽に見せる為、丼を使うといった感じです。 これも単純に中身は一緒見せ方が違うだけなんです。 これもまた衝撃ですね。 また、土用の丑の日については 土用の丑の日というとうなぎを食べる夏の土用の丑の日だと思われていますが、実は年に数日あります。 土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことをで、その中の丑の日(十二支の中の丑)を「土用の丑の日」と呼びます。 丑の日は十二支を1日ごとに割り当てていくので12日毎に1度回ってきます。 年によっては土用の期間に丑の日が2回くることもあります。 夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が出来たのは、幕末の学者平賀源内が、夏場にウナギが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談されて、今日うなぎを食べると良いという意味で「本日土用丑の日」という看板を店先に出し、大繁盛したのがきっかけだといわれています。
次のどちらも、丼ぶりに盛った白米の上に、タレをかけて鰻の蒲焼を乗せた食べ物です。 「うな重」は、 食器として重箱を使用します。 「うな丼」は、 丼鉢を使用します。 「うな重」についてもっと詳しく うな重とは、白米にタレをかけ、鰻の蒲焼を乗せた日本料理です。 江戸や東京の郷土料理です。 食器として、重箱を使用します。 本来のうな重は、ご飯の上に鰻の蒲焼を乗せ、その上からご飯をいれて鰻の蒲焼を重ねる食べ物でした。 ご飯と鰻を重ねることがうな重と呼ばれるようになったきっかけです。 今では値が張るため、重ねて提供するお店は少ないです。 うな重とうな丼の両方を置く飲食店では、通常うな重の方が鰻の量が多いです。 長方形の食器に合わせて、うな丼よりもたくさんの鰻が詰められています。 「うな丼」についてもっと詳しく うな丼とは、丼ぶりに白米をよそい、タレをかけ、鰻の蒲焼をのせた日本料理です。 うな丼には丼鉢が使用されます。 この時、器は陶磁器ではなく丸型の漆器の椀が使用されることも多いです。 使用する食器によって、うな重と呼び方が区別されます。 薬味には粉山椒や、箸休めとして奈良漬けなどの漬物が添えられます。 山椒の粉は、脂の多い鰻をさっぱりと食べるために使用します。 消化を助け、泥臭さを消す効果もあります。 タレは、主に醤油と砂糖で作られます。 多くのお店では、少しずつ継ぎ足しながらタレを受け継いでいます。 鰻から出る脂と旨味、そして炭の香りが加わることで、コクや深みが生まれます。 これによって、老舗ならではの味わいが誕生します。 「うな重」と「うな丼」の値段 鰻は、値段が高い料理の印象が根付いています。 実際には、使用する鰻の部位によって、値段の格差が生じています。 鰻料理はどれも均質的に高いわけではありません。 具体的に、三つの部位によって値段は変化します。 頭に近い部分:身が薄く、小骨が多い• 胴体部分:身が厚い• 尻尾に近い部分:身が薄く、幅が狭い 胴体部分は身が厚く、値段も一番高いです。 つまり、幅が広く身が厚い胴体部分を多く使用する時に、うな重とうな丼の値段は高くなります。 重箱は食器が大きいため、うな重の方が幅が広い鰻を多く使う必要があります。 鰻とご飯の量もたくさん入ります。 一方で、うな丼には頭や尻尾に近い部位が使用されます。 そのため、うな丼はうな重より安い値段で販売されることが多いのです。 多くのお店のうな重には、並・上・特上や、松・竹・梅、などのグレードが存在します。 高いグレードのメニューには、鰻の量が多く使用されています。 予算に合わせて美味しい鰻を召し上がることが出来ます。 地域の「うな重」と「うな丼」 鰻は、古くから日本で親しまれている料理です。 そして、地域によって食べ方も様々あります。 例えば、伊勢ではご飯とタレを混ぜてうな丼やうな重を食べています。 地域によって、蒲焼の仕方も変わります。 関東は、鰻を焼いた後に蒸します。 これによって、ふっくらとした食感に仕上がります。 関西では、鰻を焼くだけで済ますことが多いです。 関東の鰻よりも、パリっとした食感に蒲焼が出来上がります。 名古屋では、ひつまぶしが名産です。 ひつまぶしは、明治以降に生まれた、名古屋発祥の鰻の食べ方です。 基本的に使用されている食材はうな重とうな丼と一緒です。 ひつまぶしがは、切り分けた鰻の蒲焼とご飯をお鉢に入れます。 茶碗に取り分けて食べる方法で親しまれています。 ひつまぶしをそのまま鰻飯として食べることもありますが、ワサビや刻み海苔を好みに合わせて加えることもできます。 また、鰻とご飯の残りにお茶を加え、お茶漬けとして食べることもできます。 うな重やうな丼と比較して、一度に異なる食べ方を楽しむことが出来ます。 まとめ 以上、この記事では「うな重」と「うな丼」の違いについて説明しました。
次のContents• gnavi. 多くの人はうな丼やうな重として食べられるかと思いますが、お店でウナギを買って自分の家でご飯を炊いてうな丼やうな重にして食べるという人もいるかと思いますが、お店で食べられる人も多いですよね。 そのうな重、うな丼ですが、平均価格は大体どれくらいになるのでしょうか。 やはり使用されているウナギが国産かそうでないのかなどによって値段に違いはありますが、 大体うな重だと2000円から3000円、うな丼だと1000円から2000円程となっているようですね。 高いところだと5000円~6000円の価格となっているお店もあるようですので、ちょっと奮発したいという時に食べられるのもいいかもしれませんね。 一人だと奮発して食べられる価格ではありますが、家族で行かれるとかなり高額になってしまうためウナギだけ買って家でうな丼などにして食べるようにしてるという人も多いようですね。 sukiya. どちらもウナギをタレで食べる、調理方法にほぼ違いがありませんよね。 大きな違いと言えば器が重箱なのか、丼なのかという違いがあります。 この他の違いとしてウナギの肝の吸い物がうな重に付いている、乗ってるウナギの量がうな重の方が多いといった違いがあるそうです。 ただ、うな丼でもたくさん乗ってるお店もありますので、明確な違いというのは無いのかもしれませんね。 どちらかと言えばうな丼よりもうな重の方がより高級感を味わえるというのも違いの一つかもしれませんね。 うなぎを多く食べられだした江戸中期にはうな丼、うな重というものが無かったそうですが、芝居小屋でもウナギを食べるようになったことで、冷めないようにと丼に入れて出されたのが始まりであると言われています。 最初は蓋が無い丼だけだったそうですが、明治時代になると蓋つきの丼になり、大正時代になると陶器の器ではなく漆塗りの器に入れるうな重が出始めたそうです。 重箱を使うことによってうなぎは高級であるとアピールされたとも言われています。 乗ってるウナギの量が違ったりと違いはありますが、どちらも同じ食べ物であることには違いないようですね。
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