若鮎 俳句。 季語/鮎(あゆ)を使った俳句

若鮎 の俳句 : 575筆まか勢

若鮎 俳句

俳句は、日本の伝統文芸で、江戸時代の俳諧や発句がもとになっています。 大政奉還を経て、日本は江戸から明治へと大きく転換。 国の仕組み・人々の暮らし・文化・あらゆることが変化しました。 江戸時代、俳諧や発句として親しまれていた短型詩を近代化させたのが、 正岡子規という文学者です。 不幸にして若くなくなりましたが、短い人生を駆け抜けた彼の業績は今なお高く評価されている人物です。 今回は、そんな正岡子規の詠んだ 「 若鮎の二手になりて上りけり」という句をご紹介します。 若鮎の 二手になりて 上りけり (読み方:わかあゆの ふたてになりて のぼりけり) この句の作者は 「正岡子規」です。 子規は明治時代の俳人、歌人にして研究者でもあります。 俳句という言葉を定着させたのも、正岡子規です。 季語 この俳句の季語は 「 若鮎 」、季節は 「春」です。 鮎という魚は川の下流域に産み付けられた卵からふ化し、一度は海に出て海で育ちます。 そして、 春 2~3月ごろ から群れをつくって川をさかのぼります。 この時期の鮎を「若鮎」と言います。 川をさかのぼった鮎は、中流から上流域でなわばりを作って生息。 このころは単に「鮎」といい、夏の季語です。 秋になると鮎は産卵のために下流へと下っていきます。 体の色も黒やオレンジに変化します。 この時期の鮎を「落ち鮎」、「錆び鮎」といい、これらは秋の季語となります。 下流域で産卵をした鮎はその後死んでしまいます。 意味 この句を 現代語訳すると・・・ 「若鮎の二手になりて上りけり」が詠まれた背景 こちらの句は、「獺祭書屋俳句帖抄 上巻」「寒山落木」の句集に所収されている句になります。 つまり、 石手川の出合の渡し船で詠んだ句という意味です。 「石手川」というのは、正岡子規のふるさと、愛媛県松山市を流れる川のこと。 「出合」で、「重信川」と合流します。 現在は橋が掛かっていますが、正岡子規が若い日を過ごした時代には渡し船で往来していました。 また、この句は、初案が句集にのる形とは異なっていたようです。 公私ともに深い縁を持った。 )に送った書簡には・・・ 「若鮎の二手になりて上りけり」の表現技法 切れ字「けり」(句切れなし) 切れ字とは、一句の感動の中心を表す言葉のことで、代表的のものとして「かな」「や」「けり」などがあります。 切れ字は主に「…だなあ」のような意味に訳されることが多いです。 この句では「上りけり」の「けり」が切れ字に当たります。 「けり」は、代表的な切れ字「かな」「や」「けり」の中では最も強い表現となり、 言い切りの形で使われます。 つまり、 作者は鮎が遡上する姿に強く感興を催してこの一句を詠じたのです。 また、一句の中で、意味上・リズム上大きく切れるところを句切れと呼びます。 普通の文であれば句点「。 」がつくところ、「かな」「や」「けり」などの切れ字がつくところで句切れとなります。 この句は結句の「上りけり」まで切れるところはありませんので、 「句切れなし」の句となります。 若鮎が一直線に川をさかのぼる勢いそのままに、切れることなく言葉が連なる句となっています。 「若鮎の二手になりて上りけり」の鑑賞文 【若鮎の二手になりて上りけり】は、 生き生きとした鮎の姿が目に浮かぶような写生的な句となっています。 「二手になりて」とあるのですから、当然鮎は一匹ではありません。 群れをなす魚なので、たくさんの魚影が作者の目には映っています。 鮎たちは石手川と重信川の合流地点で二手に分かれ、さらに遡上を続けていくのです。 透き通った清流の流れや、魚を映し出す柔らかな春の日光が降り注ぐ様子もまざまざと浮かび上がってきます。 若々しい生気があふれる一句です。 作者「正岡子規」の生涯を簡単にご紹介! (正岡子規 出典:Wikipedia) 正岡子規は1867年(慶応3年)、愛媛県松山市に生まれました。 本名は常規(つねのり)です。 旧松山藩士の家柄で、幼い頃から漢詩、戯作、書画なども学びました。 松尾芭蕉や与謝蕪村の書もよく読み、江戸時代までの俳諧、発句を近代的な俳句として確立しました。 若いころから結核菌におかされ、たびたび喀血に見舞われながら、文学の道をつきすすみました。 子規、という雅号は、血を吐いて鳴くといわれるホトトギスという鳥の異名です。 1902年(明治 35年)に34歳という若さで世を去りましたが、正岡子規の名は日本の文学史上に燦然と輝き、後世に多大な影響を与えました。 正岡子規のそのほかの俳句 (前列右が正岡子規 出典:Wikipedia).

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季語・若鮎

若鮎 俳句

川で産まれ、海で育ち、桜が咲く頃川を遡ってくる体長四~六センチメートルの小さな鮎のこと。 日本で最も早く鮎解禁になるのはで四月十五日、大体は六月一日なので俳句に若鮎の詠まれる期間は短い。 「鮎」とだけいえば夏。 「渋鮎」「下り鮎」は秋。 若鮎のはつらつとしたさまは清例そのものである。 うまい、うまい!「空青い」は龍馬の心のさま。 大空の落とし物かな竜の玉 (埼玉県)池田光子 【評】この句も「大空の落とし物」というたとえがとてもうまい。 「野を焼いた匂いの男女、君と僕」は、たとえを使った私の句。 寒さに負けない犬の足跡が、霜の道を歩く私たちにも、冬の楽しさを教えてくれているようです。 ひとり居の冬の小さな息づかひ ()表いさお 【評】外出がおっくうになる冬。 ひとりのゆたかな時間を満喫しています。 助詞「の」が二つ重なることで「息づかひ」の静けさが効果的に伝わります。 はく息の白さの先にビワの花 ()迎八重子 の花の音の響く庭 (千葉県)美知子 歳晩や背伸びして干す濯ぎ物 (東京都)阿部カオル スッピンもいけるじゃないか初鏡 ()中島貞男 年賀状ストックケースや六センチ (埼玉県)関根清志 投稿規定 選者指定の上、はがき1枚に3首(句)まで、未発表の自作に限ります。 短歌と俳句を併記しないよう、また、他社とのにならないよう、ご注意願います。 掲載に際し、選者が添削する場合があります。 宛先は〒160-8070 編集局「歌壇俳壇係」。 住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記。 メールで投稿する際は、〈kadan-haidan@seikyo-np.jp〉まで。 件名に選者名(1人のみ)を明記。 採用分には全国共通図書カードを贈呈。 掲載された原稿が当社のウェブサイトに掲載されることもご了承ください。 清流の如く。 真心の題目こそ最高の追善。 良き社会へ「できる事から行動」と。 進学した職業訓練校でも、心ない仕打ちを受ける。 体験を赤裸々に語り合う姿に温かさを感じ、後日、誘ってくれた友人に、人生の来し方を打ち明けた。 目を潤ませ話を聞いた友人は、しばしの沈黙の後、言った。 「よく頑張ったね」。 彼の幸福を祈り続けてきた誠実さが、一言に詰まっていた。 人に心を閉ざした彼が、励まされる喜びを知り、今は自分が励ます側に立つ。 思いの深さは、弁舌の巧みさに勝る。

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春の季語:水牛歳時記

若鮎 俳句

こんにちは。 お豆大好きの名畑です。 季節を彩る和菓子はたくさんありますよね。 春から夏にかけて、和菓子屋さんで並ぶのは、若鮎という和菓子です。 場所によっては稚鮎、登り鮎、かつら鮎などと呼ぶところもあるようです。 でも、鮎を包んでお菓子にしたものではありませんよ。 うなぎパイのように粉末にしたものが入っているわけでもありません。 鮎の形に似せた和菓子です。 薄めのどら焼きの皮に餡や求肥が入っている和菓子です。 この和菓子の若鮎の発祥は、京都や名古屋、また、岐阜などいろいろな説があります。 もとの原型は薄皮に包まれた求肥が包まれた「調布」という和菓子だったようです。 時代を超えて手をかけて作られるようになり、いつしか鮎の形になったとか。 初夏になると、和菓子屋さんの店頭にはこのお菓子が並びます。 それは5月から6月にかけて川を上る鮎を、川岸などでいただくと言うなんとも風情のある食べ方を、和菓子で表現したからです。 日本の初夏の風物詩のひとつでもあります。 若鮎の中身も皮もいろいろ 京都の若鮎には必ず求肥が入っていて、関西でも求肥が一般的です。 求肥とは、白玉粉や餅粉など、もち米をひいてできた粉に水分を加え軟らかく練り、そこへ砂糖や水飴を加えた後に加熱をしながら練られたお餅の事を言います。 そして関東では餡子などを使っていて、名古屋では味噌餡入りのものがあるようです。 さすが八丁味噌の文化の名古屋ですね。 味噌餡というのも魅力的です。 今回私が購入したのは、餡子を求肥でくるみ、それを薄めのどら焼きの皮で包んでありました。 求肥とあんこ、皮がマッチしていて最高に美味しく頂けました。 京都の若鮎の皮は、やはりお店により違います。 パリパリした煎餅風の干菓子のものや、どら焼きやカステラ風のものがあり、2種類に分けられます。 どら焼き風のしっとりしたものはよく見ますが、パリパリの煎餅風のものって見たことがないです。 ちょっと探して食べてみようと思います。 岐阜には若鮎のゆるキャラが存在していた 調べていくと、若鮎のゆるキャラがいました、そのなも残念ながら画像は勝手に使ってはいけないようなので、興味のある方はひあゆ丸のホームページをご覧ください。 食べ方もいろいろ 若鮎はそのままでももちろん美味しいですが、体が冷えたな~~と思うときは軽く焼いて、そして体が熱いな~~と思うときは冷凍して食べてみてくださいね。 焼いて食べればふっくらいただけますし、冷凍すれば、軟らかいアイスのようになるんですよ。 また、お店によってあんの種類も、形も、表情も違うので食べ比べるのもいいですね。 デパートなどでは、若鮎の食べ比べ!なんて企画もあるようです。 食べ比べ、行ってみたいな。 Love 和菓子• 山形県庄内町出身、横浜在住。 病院で医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 健康にまつわるたくさんの仕事に関わらせていただいています。 Simple is best!がモットーで、食べ物も無添加のものを応援! サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ちます。 sapurican. 関連する記事• 2018. 22 こんにちは。 お豆大好きの名畑です。 春先になるとイライラしたり、なんとなくだるかった […][…]• 2018. 22 こんにちは。 無添加食品大好きの名畑です。 私は実はケーキなどの甘いものは苦手です。 […][…]• 2018. 27 こんにちは。 お豆大好きの名畑です。 もうすぐ4月ですね。 4月という響きは、新しいことにチャレンジし […][…].

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