エヴァ 冒頭。 ★最新!エヴァンゲリオン新劇場版:Q(3.0) 解説!【エヴァンゲリオンFANさいと】

★最新!エヴァンゲリオン新劇場版:Q(3.0) 解説!【エヴァンゲリオンFANさいと】

エヴァ 冒頭

0 YOU CAN(NOT)REDO あの破のから14年が経過した世界。 このQでは、この破でのサードインパクトを、"ニア・サード・インパクト"と呼んでいる。 冒頭シーンからの解説。 これはミサトが艦長であるの指示によるもので、作戦名は"US作戦"。 ここで、「自動防衛システムの質量兵器」、「コード4A」と呼ばれるものがと判断されています。 これらは、ヴィレが戦う使徒のようなもので、""と呼ばれていた。 詳細は不明ですが、ヴィレに殲滅されたときには使徒と同じような十字架形の爆発が起きていましたね。 アスカはマリのことを 「コネメガネ」、マリはアスカのことを 「姫」と呼んでいますが、どこの組織の"コネ"なのかも明かされていません。 アスカが"目標物"と呼んでいたのが、初号機が入っていた十字架の入れ物。 初号機をワイヤーで確保したところで、次は「コード4B」が妨害する。 アスカの左目に突然強い光がさす。 その痛みに耐えながら、改弐号機が初号機の入れ物を蹴る。 「なんとかしなさいよバカジンジ!」とアスカが叫ぶと、 十字架の入れ物から強い光線が上下左右何重にも放たれ、使徒を殲滅した。 驚いているアスカの顔がUPになる。 初号機と改弐号機は地球へ帰還する。 カヲル: 「おかえり、碇シンジ君。 トウジの妹である鈴原サクラの誘導で、葛城ミサト、赤木リツコのもとへ連れて行かれる。 ヴィレのメンバーがつけている"青いバンダナ"はトレードマークのようなもの。 ここで碇シンジは 「検体BM-03」、「コード第3の少年」と呼ばれている。 リツコ: 「生後の歯の治療跡など身体組織はニアサージを100%再現している」 という言葉から、初号機の中で眠っていたシンジをサルベージされたようです。 この時点でニア・サード・インパクトからは14年経過しており、ミサトやリツコたちも14歳老けていました。 DSSチョーカーがシンジの首につけられている。 これはエヴァが覚醒した場合にパイロットの首を爆発させることでインパクトを起こさないようにするもので、人類のための保険。 詳しくは下のほうに。 シンジは、14年前にニア・サードインパクトを起こしたトリガー(引き金)として周りから冷たい視線が送られる。 は包囲され、リツコが撤退をすすめるがミサトは応じず、主機での空中戦を決意。 このヴンダーは、まだ実戦も未経験で、点火システムの未設置であったため、改弐号機が直接点火を行うこととなる。 ミサト: 「神殺しの力、見極めるだけよ」 シンジが初号機でのアスカのサポートを申し出るものの、ミサトには 「碇シンジ君。 あなたはもう・・・何もしないで」と冷たくあしらわれてしまう。 このヴンダーについてはを参考に。 ヴンダーへの接触まであと35秒のところで、改弐号機が水中にて点火する。 コアブロックを偽装コクーンから引きずり出し、ヴンダーが回転することで目標同士を衝突させる。 主機から放たれたエネルギー貫通弾にて殲滅した。 高雄コウジ: 「加持の話より面白い艦長だ」とミサトのことを言っているので、 加持と面識があるようです。 ゆえにパイロットは不要です」 本艦というのはヴンダー。 仮に搭乗しても深層シンクロテストの結果では"シンクロ率は0. 00000000%"とリツコに言われている。 そして、のとき初号機でシンジが助けたはずの綾波レイはサルベージされなかった。 レイが持っていたシンジのSDATのみ復元された。 00000000%なのはなぜか? 詳しい記述がないのでわかりませんが、綾波レイが復元されていないままであるとすると、現在も初号機の中にあると思います。 破でも 「碇君がもうエヴァに乗らなくてもいいようにする」と言ってたし、このレイの気持ちがシンクロ率を0%にしている原因なのかもしれません。 DSSチョーカーについては・・・ リツコ: 「私たちへの保険。 覚醒回避のための物理的安全装置。 私たちの不信と、あなたへの罰の象徴です」と言っている。 左目に眼帯を付けている以外外見の変化がないことから、シンジは不思議に思う。 アスカ: 「エヴァの呪縛」のせいだという。 また、このQの終盤でアスカが口にするセリフにも、この答えが隠されていると思います。 エヴァのパイロットは、外見は14歳のまま成長しない。 精神だけが成長していく。 原因は、リリスから作られたに長期間浸かっていたから・・・ でもこれだけではリツコが言う「人間に戻れなくなる」発言には繋がらない。 原因としてはプラグ深度がマイナス状態での活動、そしてエヴァとの暴走や覚醒が関係しているのだと思います。 突然の爆風とともに(仮称)アヤナミレイが搭乗するがシンジを迎えにくる。 レイの声に反応してMARK9のほうへ行こうとするシンジに、引き留めるミサト。 でも、依然事情が説明されることはない。 ミサト: 「ネルフのエヴァはすべて殲滅します」 シンジ: 「ここもネルフじゃないですか!」 ミサト: 「私たちは『ヴィレ』ネルフ壊滅を目的とする組織です」 ちなみに、ヴィレとはドイツ語で "意思"を意味する。 ネルフがドイツ語で"神経"であることに対抗して命名されたものか。 ヴィレの目的については、の阻止、ネルフのエヴァ壊滅。 鈴原サクラ: 「エヴァにだけは乗らんでくださいよ」とシンジに念を押し、シンジはMARK9の手の中へ。 マリが搭乗する8号機がMARK9の頭部を撃つが頭なしでも動けているMARK9。 マリ: 「アダムスの器か?!」と言っている。 シンジを初号機よりも優先して、奪還しにきたネルフ。 そのことをリツコは"トリガーとしての可能性があるということ"とミサトに勧告するが、ミサトはDSSチョーカーの起爆スイッチを押すことができなかった。 アスカ: 「あれじゃバカじゃなく、ガキね」 ここからアスカはシンジをバカシンジじゃなくてガキシンジと呼ぶ。 そしてアスカの目が使徒封印用呪詛文様の形に青く光る。 これについて詳しくはへ。 ネルフのその光景は、以前のものとはくらべものにならないほどの廃墟化したような状態で、これを見てシンジは本当にあれから14年経過していることを実感する。 14年前初号機があった場所で、渚カヲルがピアノを弾いている。 気にしながらもそのまま通過するシンジ。 ゲンドウのところへ。 ゲンドウ: 「エヴァンゲリオン第13号機。 これって、あのキールを象徴しているものでしたよね。 このバイザーがゲンドウに付けられているということは、ゲンドウは既に人ではないのか。 キールが化するとき、身体の大半が機械のようなパーツだったことがわかります。 このバイザーをゲンドウもつけているということは、ゲンドウは既にキールのような状態に身体がなっているとうことか、もしくはただ単にキールがいたような立場に、ゲンドウがいることの位置づけとしての演出か・・・。 そしてなぜ、エヴァンゲリオンなのに、"第"がつけられているのか。 これについてはに詳しく記載しています。 完全に以前の綾波レイとは違う人物である。 カヲルにSDATの修理を頼むシンジ。 そして星を眺めるシーンも。 トウジは生死不明となっている。 サイズが大きいことからすぐ変化に気付いたシンジ。 シンジに、現実を見せるためにゲンドウが仕組んだ、これもシナリオなのかもしれません。 カヲル: 「リリンの言うニアサードインパクト。 全てのきっかけは君なんだよ」 シンジがトリガーとなって起こしたサードインパクトの結果がこの世界であることを話すカヲルに動揺を隠せないシンジ。 ここで、赤く染まった大地に、崩壊した建物らしきものと、エヴァの形に似た人型の生物の死体がたくさんありました。 これは、この先のリリスの結界の中でも見られます。 ここでカヲルがこのことについて発言していますので、そこを読んでください。 この発言の31分後にカヲルが13号機の中でDSSチョーカーによって死ぬ。 "三十一手先で積み"="31分後に罪"ともとれる。 将棋をしながらでないと話がしにくかったのか。 冬月はシンジの母親、のことを語る。 シンジに母親の写真を見せる。 その写真にはマリらしき人物も写っている。 これについてはを参考に。 冬月: 「旧姓は『綾波ユイ』大学では私の教え子だった」 ここで大きく設定変更でしょうか。 それともまたこのQは別次元的なものなのか、シンジの母親は"碇ユイ"であったのに、ここでは"綾波ユイ"との設定らしいです。 冬月: 「今は、エヴァ初号機の制御システムとなっている」 「ヱヴァのごく初期型制御システムだ。 ここでユイ君が発案したコアへのダイレクトエントリーを自らが被験者となり試みた」 「結果、ユイ君はここで消え、彼女の情報だけが綾波シリーズに残された」 「君の知っている綾波レイはユイ君の複製体の一つだ。 その娘も君の母親同様、初号機の中に保存されている。 すべては碇の計画だよ」 ということで、ここで綾波レイが何者だったのかが判明しました。 シンジにとって衝撃の真実であり、その後心ここにあらず状態。 アヤナミレイ(仮称) 「命令にないから」 ここでも、ゲンドウの命令に忠実な部分は同じです。 なぜかは不明ですが、新劇場版のようなリンゴのデザインもなくなっています。 どちらかと言うと、旧ロゴに近いですよね・・・ これは、Qが新劇場版の続きではなく旧からのストーリーってことでしょうか。 この"リリンの呪い"とは、DSSチョーカーによるシンジへの脅迫。 カヲル: 「元々は僕を恐れたリリンが作ったものだからね。 」 シンジに対して、カヲルはシンジに対して、セントラルドグマの2本の槍だけが君の希望だと話す。 その槍を2人で手にすることによって、" ネルフもフォースインパクトを起こせなくなるし、第13号機とセットで使えば世界の修復も可能だ"と。 第13号機のダブルエントリーシステムにより、2人で槍を抜きに行くことに。 カヲルがそもそもこれまでのカヲルと同一の能力を持っているとすると、シンジの生体と同じような情報に自分のパターンを似せることができたためか。 弐号機とのシンクロ率を自由に設定できるシーンが過去にあったので、シンジの識別に合わせた情報をDSSチョーカーに送ることも可能だったのでは・・・。 また、なぜ自分の首につけたのか。 外して捨てることもできたわけですが。 罪は償うことでしか、逃れることはできない。 過去に犯した罪を捨てることでは、シンジが再びエヴァに乗ることはできない。 設定的にも、シンジが償わなければならない罪を、捨てることではまたエヴァに乗らせることができなかった。 これによりシンジが背負うはずの罪を捨てるのではなくカヲルが代わりに背負うことで、シンジは再びエヴァに乗ることができる。 これはシンジに安心や信頼を与える役割もあり、同時にもしゲンドウの思惑で第13号機でフォースが起きたときの保険にもなると考えたのでは。 ダブルエントリーシステムということは、どちらか1人でもかければトリガーとなったときでもフォースを止めることが出来るとまで見抜いていた。 ですが、この行動は罪を償うことをしなくても、槍で世界を修復すれば罪が消えるというシンジが成長できる方法ではない選択肢を与えることとなります。 シンジもまた自分の犯した 罪を償うことではなく共有してもらう道を選択してしまう。 あくまでも考察です。 ですが結果的にはこの方法そのものがだった。 ドグマへと降下していく第13号機とMARK9。 シンジの 「綾波じゃないのに・・・」という言葉から、自分が誰なのかに疑問を持ち始めるアヤナミレイ。 降下していく途中の壁には、カヲル曰く "インフィニティのなりそこない達"がいた。 (ガフの扉ではありません。 破の画コンテでもこの名称は書かれています) バラルの扉が開いたことで人類は新しい生命体、 究極の生命体への強制的に進化したのではないか。 そしてこのときリリスも一度目覚めた。 これが、ゲンドウの人類補完計画。 これについてはを参考に。 このインフィニティのなりそこないの形が、エヴァや使徒に酷似していることから、 エヴァとは人類の究極体そのものの形だったのではないか。 このインフィニティのなりそこない達が、リリスのドグマの中にも群がっていることから、エヴァ(使徒)となった人間達が、リリスへと戻ることによって究極の生命体へとなるためリリスを目指した。 とすると、この時点でシンジとカヲルは「インフィニティ=究極の生命体」となっているということでしょうか。 または、13号機が究極の生命体であるということの暗示かもしれません。 では、ストーリーに戻ります。 よってインフィニティ=究極の存在のなりそこないが生まれた。 人類の大半がこのインフィニティのなりそこないとなったため、残された民間人でヴィレを結成。 そのため、 ヴィレには民間人もメンバーの中に含まれている。 降下していく際、カヲルがリリスの結界のことを 「13年間誰の侵入も許していない」と言っていることから、「破」から14年経過しているのに、13年・・・ ということはシンジが起こしたのがニア・サードインパクトで、このインフィニティのなりそこない達がリリスに群がりMARK6が阻止した間が1年ほどあったということか。 要するに、このゲンドウの目的であった人類補完は、旧劇でいう人類補完計画が全ての魂がひとつになり(して)リリスへ還ることだったことと、全く逆の人類が究極の生命体へと進化することだったようです。 簡単にいうと、 過去(原始)に還ろうとした人類補完と、未来(進化)を作ろうとした人類補完の違い。 詳しくはへ。 セントラルドグマの最深部。 サードインパクトの爆心地だ」 ニア・サードインパクトはシンジが起こしたので地上であるはず。 カヲル: 「自律型に改造され、リリンに利用された機体のなれの果てさ」とMARK6のことを話す。 おそらく、初号機に槍を刺したあと、ゼーレによってドグマへMARK6を投下。 役目そのものがによってつくられ、シナリオにそって停止させられたことから"リリン(人間)に利用されたなれの果て"ということなのでは。 二本の槍を持ち帰るには魂がふたつ必要なんだ。 そのためのダブルエントリーシステムさ」 1つの槍に1つの魂が必要。 カシウスの槍も、まだ名前が出てきただけなので詳細は不明です。 魂の場所が違うからね。 さ、始めるよ」 「おかしい・・・二本とも形状が変化して揃っている・・・」 この時点で初めて2本の槍がロンギヌスの槍とカシウスの槍ではないことに気付くカヲル。 なぜ槍がロンギヌス2本になっているのかはで詳しく考察しています。 そこへ、改二号機に乗ったアスカと8号機に乗ったマリが阻止に現れる。 アスカとシンジが言い合いをしている間、ただ考えことにふけるカヲル。 これはアヤナミレイに対して言われたものではなく、MARK9がアダムスの器となる前に、という意味だと思う。 のときの光の巨人が4体いたことから、その中の1体のアダムから製造されたエヴァのことを言っているのか、それともアダムとなる可能性のある入れ物ということか。 逆にどちらも正解かもしれませんね。 首が吹っ飛んでも何の支障もなく全身がコアであることから、すでに普通のエヴァではないことは判明している。 マリ: 「堅物だなー。 あんたのオリジナルはもっと愛想があったよん」とアヤナミレイに言う。 普通に考えれば、アヤナミレイのオリジナルということはこれまでに登場していた綾波レイのことと連想しやすいですが、綾波レイ自体オリジナルではないですよね、クローンですので。 となると"オリジナル"の表現として正しいのは "碇ユイ(Qでは綾波ユイ)"ではないか。 碇ユイから綾波レイができ、アヤナミレイも綾波レイのコピーなら、オリジナルの表現にふさわしいのはやはり大元である碇ユイなのでは。 もし仮に「愛想があったオリジナル」のが、破で爆発するとき二号機を後方へかばった綾波レイのことを言っているとすると、このときの綾波レイは3人目の綾波レイであり、3人目をオリジナルというのにはちょっと無理がある。 何かしら内部事情を知っているマリが、このときの綾波レイがクローンであることを知らないはずもなさそう。 でも、そうするとここで疑問が生まれますよね。 なぜ碇ユイのことをマリが知っていたのか。 これについての考察はへ。 ですがカヲルは何もしないまま。 カヲル: 「・・・やめようシンジ君。 嫌な予感がする・・」 止めるものの、シンジは完全に槍があればやり直せると思いこんでいるためまったく聞き入れず操作系を切る。 これはAnti AT fieldの略、対ATフィールド用の兵器で、ATフィールドに当たった場合、ATフィールドの強制解除ができるものです。 この虎の子AA弾を打っても、強制解除が発生しなかったため、第13号機には ATフィールドがないということ。 シンジ: 「ヱヴァマーク6・・・?パターン青って・・・どういうことだよ!?」 アスカ: 「まずい!第12の使徒がまだ生き残ってる!」 アヤナミレイ: 「これが命令」 アヤナミレイがMARK6の首を狩ると、MARK6の中から第12の使徒が飛び出す。 第12使徒が第13号機を浸食する。 まず、カヲルはQではという設定ではなく、第1使徒という設定。 ですが、テレビ版でも第1使徒であるアダムから作られたという部分に変わりはないと思うので、"第1使徒の僕が"と言っていますが、カヲル自身がアダムということではなく、第1使徒のアダムからつくられた僕がってことだと思います。 すべての使徒の源、神の子でもあるアダムからつくられた存在なのに、第13番目の使徒となるということは堕ちた。 もしくは、セカンドインパクトのときの巨人、ADAMSの4体のうちの1体。 カヲル: 「始まりと終わりは同じというわけか・・・さすがリリンの王。 シンジ君の父上だ・・・」 使徒を作り出す源、神の子であったアダムからつくられたカヲルを13番目の使徒に降格させた、このシナリオもゲンドウによるものでした。 前者だと、シンジがリリンの王だということになるし、後者だとゲンドウがリリンの王ということになる。 シンジがリリンの王だとすると、シンジは既にアスカ達と同様にリリン(人間)ではない可能性が高いと思うので、リリンたちの運命を握っている者として、リリンの王なのか、ただ単にゲンドウを指した表現なのか。 ですが、この先でゲンドウが 「人類を代表し、感謝します」とゼーレのモノリスに対していうことから、ゲンドウが人類(リリンの王)であるという線が強いかも知れません。 つまり、魂がなかった第13号機のコアの役割をしていたのが、この渚カヲルであったということ。 第12使徒に浸食されたことで、コアであったカヲルもまた使徒となってしまったのではないか。 これも、ゲンドウが計算していたこと。 要するに、第13号機はエヴァでもあって第13使徒ともなったのです。 だから、使徒の名称につく"第"が、このエヴァにもつけられていたのではないか。 となると、第13使徒となるところまでゲンドウは計画していた・・・ もはやこの人リリンじゃないんじゃないかってくらい非道です。 これでお別れです」 「あなた方も魂の形を変えたとはいえ、知恵の実を与えられた生命体だ」 「人類を代表し、感謝します」 「死をもって、あなたがたの魂をあるべきところへ帰しましょう」 「宿願たる人類補完計画と、定款された神殺しは私が行います。 "改定"の意味は「以前のものを改めて新しく定めること」。 死海文書の契約改定ということはこれまでゼーレのキールがすすめてきたことがゲンドウの手に移行される。 ここでいう"神殺し"とは何のことか。 神殺しとはヴンダーのことを連想させますが、「神」とは誰を指すのでしょうか。 このQにおいて一番"神"の名前に近い存在だったのは 覚醒した第13号機のことのように思えますが・・・。 そしてゼーレのモノリスは電源を落とされる。 地上へと出る第13号機(第13使徒)、その中で自分が槍を抜いたからこうなったのかと自問自答するシンジ。 カヲル: 「フォースインパクト。 その始まりの儀式さ」 ミサト: 「ATフィールド最大!このままエヴァを封じ込めて!主砲斉射用意!極射弾装填!なんとしてもフォースの発動を食い止めるのよ!撃てー!」 第13号機をヴンダーの先端で突き刺す。 そこへアヤナミレイから操作系を奪ったMARK9がヴンダーの主機乗っ取りを開始する。 ヴンダーの本来の主が初号機ではなくてMARK9であったということなのか。 このセリフの前に、アダムスの器とMARK9のことを言っているということは、アダムスからつくられたもの、もしくはを起こした4体のADAMSの生き残りであるとすれば・・・ たとえばヴンダーの主機が初号機でも、このヴンダーが何でできているかを考えてみる。 "神殺し"と呼ばれるヴンダー。 神をも殺すことができるもの。 こう聞いて私の頭に重い浮かぶのはロンギヌスの槍しか 思いつきませんでした。 神に近い存在となったエヴァでさえ、ではデストルドー、死となる。 となると、"神殺し"と呼ばれるヴンダーは、実はロンギヌスの槍からつくられたものなのかもしれない。 そう考えると、ヴンダーの中心を通る螺旋状の骨的な形はどこかロンギヌスの槍の形にも見えてくる。 使徒にも見えますが。 このヴンダーがロンギヌスの槍から出来ているとすれば、ロンギヌスの槍の本来の持ち主(主)はアダム。 アダムスの器であるMARK9が奪いにきた、ということも納得できます。 ですが正解はわかりません!あくまでも考察です。 なぜMARK06とMARK09だけ英語なのかって点でも、この2体はセカンドインパクトのときの4体の光の巨人の生き残り、もしくはそれからつくられたものなのではないかと思います。 光の巨人の名称は "ADAMS"という点からも。 アスカ: 「コネメガネはガキのエヴァを!ヴンダーは改2で助ける!」 着々と主制御システムの乗っ取りを行うMARK9。 リンクが回復しないMARK9の中にはアヤナミレイが。 アスカの左目の眼帯の下が青く光っている。 ここでアヤナミレイの 「誰?!」に対してアスカは 「アンタこそ誰よ」と言っているのは、アスカがレイではないと気づいていたからだったのか、本当にわからなかったのか。 不明です。 ここで、MARK9が全身がコアになっていることがわかり、弐号機を自爆させるアスカ。 アヤナミレイはエントリープラグごと脱出、アスカもまた脱出。 これは君の望む幸せではなかった。 ガフの扉は僕が閉じる。 シンジ君が心配することはない」 自分が第13使徒におちたことで使徒となりこのフォースインパクトのトリガー(引き金)となったカヲル。 希望を持たせているような言葉にも思えますが、また繰り返しのストーリーが始まるということを暗示しているようにも思える。 DSSチョーカーが爆破し、カヲルの血がで見えなくなる。 しかし、カヲルが死んでもフォースインパクトが止まることはなかった。 もし、カヲルをトリガーとしてフォースインパクトが阻止されることになったとしても、 シンジの精神崩壊というトリガーも用意されていたということ。 そのためのダブルエントリーシステムでもあった。 そして、シンジがもし既にリリンではないとすると、この考え方も。 詳しくは。 結界まで降りていく途中には、インフィニティのなりぞこない達の壁になっていた。 ガフの扉が空一面に現れて、それと同時に第3新東京市の跡のがれきや リリスの黒き月も、ガフの扉へと引き上げられていく。 それでもシンジが保険になっていたため、ガフの扉は閉まらなかった。 第13号機からシンジのエントリープラグを強制排出するマリの8号機。 葛城大佐の動きも計算内だ。 今はこれでいい」 やはりゲンドウの企みはゼーレの少年・カヲルを消すこと。 ミサト・・・今はそれで良しとしましょう」 マリがシンジを第13号機から出したことによりフォースが止まる。 私を」「また自分の事ばっかり。 黙ってりゃ済むと思ってる」 それでも沈黙のシンジに、一度は離れて歩きだすものの、また戻って 「まだ甘えてる!いつまでたっても・・・手間のかかるガキね!」と立ち去るふりをしてからちゃんとシンジを助けにくるところがアスカの心境を表しているように思えます。 自分から立ち上がらせることを促す一面もあり、シンジに対する怒りの部分と、交じりあっているような。 「立ってるくらい出来るでしょ!」なんて言ってるこのシーン、すごい好きです。 アスカ: 「綾波タイプの初期ロットか」 綾波タイプということは 他にもいる可能性がありますね。 この綾波レイがクローンであることを当然のように口に出しているところから、アスカ自身もそういった経緯で生まれたのかもしれません。 「ここじゃあL結界密度が強すぎて助けに来れないわ。 すなわち人間のこと。 自分たちもリリンであったなら、この言い方はしない。 ではない"ということ。 エヴァに近い存在となっているのか、あるいはまた他の生命体なのか、もしくは使徒やクローン。 アスカがリリンではないのか?について詳しくはへ。 アスカに手を引かれ歩きだすとき、シンジが持っていたSDATプレーヤーを落とす。 これをアヤナミレイが見つめる。 拾ったんだと思います。 そして、アスカとシンジについていくアヤナミレイ。 歩いていく3人。 次回予告。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:

エヴァ 冒頭

エヴァのテーマであるアンチテーゼの中の一つです。 シンジは空白の四年間の頃の庵野監督の分身 アスカも同様 であり、観ている視聴者を模写した存在です。 つまり二次元の美少女をオカズにして抜くというオタク像を表しているわけですね。 作品の要所でシンジとアスカを使いトランジスタシスを促しているのは、シンジとアスカがチャイルドではなく、チルドレンだったから。 親離れによる自立・二次元逃避への批判等々…。 冒頭 病室のシンジはホメオスタシスの塊であり、トランジスタシスをまだ達成できていません。 ちなみにラストのアスカの『気持ち悪い』発言も二次元オタクに向けたメッセージですが、ラストのシンジ アスカも同様 はトランジスタシスを達成した状態です。 よって『気持ち悪い』とはシンジに向けた台詞ではなく我々に対してのみ発信させているアンチテーゼです。 アスカは二次元オタクを突き放しトランジスタシスへ向かわせる為の役割を担っているが故に補完計画の際に唯一、LCL化を免れた人物です。 アスカがLCL化されてしまえば作品の根幹が崩れてしまうからですね。 アスカのみ溶けた姿が無かったのはその為であり、アスカはLCL化による補完ではなく、あくまで心の補完によって、トランジスタシスを達成させ、ラストシーンに再登場しているわけです。 今記載した内容は全て、97年のアニメ雑誌・ラジオ番組での発言・インタビュー・書籍インタビュー等で庵野監督・大月プロデューサーが明言されています。 この作品の真実を知るには作品の基本設定・裏設定・エピソード・分野学 聖書学・精神学・生物学 の知識が必須です。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:

エヴァ 冒頭

7月6日、アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の冒頭10分40秒の映像を上映するイベント。 2020年公開予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2007年の新劇場版『序』の公開から数えて14年目の完結作とうたわれており、現在も鋭意制作中の作品の冒頭部分の公開にファンは沸き立った。 今回の記事ではレビューや評価というよりは、約10分の映像から順を追ってできる限りの情報を拾い、解析していきたい。 固有名詞や設定は公式未発表のものが大多数なので、正式版と異なる可能性も大きいことをお断りしておく。 映像については期間限定で公開されているなどを参照していただければありがたい。 まずは東宝に続いて東映、カラーのロゴ。 今回『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の配給は東宝、東映、カラーの3社となった(『序』と『破』はクロックワークスとカラーの、『Q』はティ・ジョイとカラーの共同配給)。 国内映画配給の大手2社が手を組み、東宝と東映のロゴが並ぶのは、観客には直接関係ない興行上の話題だが、やはりサプライズだ。 『序』の頃は配給・宣伝も小規模だったが、作品を重ねるごとに映画興行としての存在感を示し、東宝や東映と手を組むコンテンツにまでステージを上げてきたことがわかる(「製作」は本作もカラーのみ)。 冒頭はマリの歌から。 『破』では「三百六十五歩のマーチ」、『Q』では「ひとりじゃないの」が同様に冒頭で使われ、昭和歌謡を口ずさむマリからつかみのアクションという流れは3作連続でおなじみとなった。 今回の選曲は水前寺清子の「真実一路のマーチ」と佐良直美の「世界は二人のために」の2曲。 前者は危機にもポジティブに立ち向かうマリの気分を示すものとして、後者は結婚式でも歌われる美しい曲だが、曲名も歌詞も深読みすると途端に不穏さが漂う。 主人公の運命が世界の運命に深く関わる物語を指す「セカイ系」のはしりと言われる『エヴァ』だけに「二人のために世界はあるの」という歌詞は何を暗示するのだろうか? 映像を見ていくと、東京タワーのように赤く染まったエッフェル塔から、赤いパリ市街、赤い凱旋門へと移り、凱旋門のかたわらに巨大な黒い円柱が突き刺さっている。 戦艦の船底に4枚ずつ装備されている盾状のものは『序』のヤシマ作戦で零号機が使用した「ESVシールド」に近い形で、真横から見るとシールド部分が波のように見えるのも面白い。 テレビシリーズや新劇場版、『シン・ゴジラ』でも実在する重機やメカが魅力的な脇役として登場していたが、本作でもそれは踏襲されている。 DSRVから柱の頭頂部に降り立ったのはグリーンのプラグスーツ(と同じものかは不明)に身を包んだリツコ。 ヘルメットも装着しており大気成分も通常とは異なるらしい。 720秒という作戦時間もアナウンスされて、『エヴァ』には欠かせないタイムサスペンスへとなだれ込んでいく リツコが言う「L結界密度」は『Q』にも登場した用語で「L結界」の詳細は不明だが人類(リリン)を拒む赤い大地の特異性を示すもののようだ。 それを無効化するものとして「アンチLシステム」という用語も登場する。 リツコからはこのミッションが「ユーロネルフ第一号封印柱復元オペ」であると語られ、720秒という作戦時間もアナウンスされて、ここから『エヴァ』には欠かせないタイムサスペンスへとなだれ込んでいく。 ヴィレの整備長を務めるマヤと『Q』から登場したオペレーターの北上ミドリ、ほか3人の若手男性オペレーターが堅牢で知られるTOUGHBOOKに似たパソコンを広げ、小気味よくキーを叩いて復元オペを進めていく。 作戦のメインがエヴァパイロットではなくオペレーターたちであり、直接の敵は制限時間という状況は新劇場版には盛り込まれなかったテレビシリーズ第拾参話「使徒、侵入」にもあったシチュエーションだ。 ここでは明確には描写されていないが、さらに高空を飛ぶヴィレの母艦「AAA ヴンダー」(本作版の正式名称は不明)から吊り下げられて、バンジージャンプのロープが伸びた状態、またはマリオネットのように空中展開されていることがうかがえる(『Q』でも同様の描写はあった)。 このあとマリが「長良(ながら)っち、操演よろぴく」と言うように、もともと特撮には、テグスやピアノ線で飛行機のミニチュアなどを吊って飛行しているように見せる技術「操演」があり、完成映像で糸は見えてはいけないものだが、デジタル修正もない時代の特撮映像では時々それが見えてしまう、というのが「特撮あるある」だ。 ここではそれを逆手にとって、飛行シーンで糸をわざわざ描く必要がないアニメに操演的なギミックを追加し、あえて特撮らしいユニークな見せ方をしている。 「長良っち」は映像では姿を見せていないが、上空のヴンダーにいるオペレーター「長良スミレ」だろう。 ヴィレの復元オペを阻止すべく「エヴァ44A(フォーツーエー)航空特化タイプ」の大編隊が単縦陣を組んで飛来。 第4の使徒を背中合わせにしたような頭部からはロンギヌスの槍状のものが突き出し、ボディはクワッドローター(4枚翼ドローン)のような、キメラ的な異形となっている。 『Q』でも「EVANGELION Mark. 04」として「コード4A」「コード4B」「コード4C」という敵が登場したが、4という数字は同系統を示すのかもしれない。 慣らし運転中にマリが言う「ヨー、ロール、ピッチ」は航空機などの回転を3つの軸に分けて示したもので、ヨーは上下方向が軸の左右回転、ロールは前後方向が軸の時計&反時計回転、ピッチは左右方向が軸の前転&後転回転のこと。 フィールドを貫き撃墜していく。 一方で封印柱での復元オペは制限時間が半分を切り、時間が足りないと弱音を吐く若い男性オペレーターたちをマヤが叱咤する。 『Q』にも似たシーンがあり、マヤは2作連続で「若い男」に苛立つ面が強調されている。 最終的にはエヴァ44Aをまとめて蹴り飛ばして一蹴する。 ここでもマリが「使徒もどき」と言い放つように、敵が使徒ではないことがあらためてわかる。 撃退したエヴァ44Aの群れは囮にすぎないことに気づくマリ。 出現した地上部隊はオペレーターのミドリ曰く「ボスキャラ」で、さらにリツコ曰く「エヴァの軍事転用を禁じたバチカン条約違反の代物」。 4機のエヴァ(?)が騎馬戦か神輿のように組み合わさった「陽電子砲装備の陸戦用4444C(フォーフォーシー)」を中心に、そのお付きとして胴体と足のみのエヴァ(?)を並べた「電力供給特化型44B(フォーツービー)」が左右にズラリと出現。 イメージソースは『風の谷のナウシカ』の巨神兵よりは『新造人間キャシャーン』のアンドロ軍団が近いだろうか。 4444Cは4機のエヴァ、44B(と先ほどの44A)は2機のエヴァを組み合わせた形なので「4」の数は構成するエヴァの数を示すようだ。 以前ようなネルフ対使徒の構図ではなく、『Q』からヴィレ対ネルフの戦いが続いている さらに続くリツコの「冬月副司令に試されているわね」というセリフから、以前ようなネルフ対使徒の構図ではなく、『Q』からヴィレ対ネルフの戦いが続いていることがわかる。 冬月と言えば、今回の冒頭は『ふしぎの海のナディア』のクライマックス、パリ上空決戦のセルフオマージュという文脈はよく語られるが、『ナディア』で敵首領ガーゴイルの声を演じていたのは冬月役の清川元夢。 さらに冒頭では登場しなかったが、『Q』と同様ヴンダーに「高雄コウジ」が乗っていれば、声は大塚明夫(『ふしぎの海のナディア』のネモ船長)であり、ビジュアル以外にも様々な部分でパリ上空決戦の再演が行われているのがわかる。 このあと真っ二つに破壊されるエッフェル塔は『ナディア』でも折れこそしなかったが大破したので、やはり作り手にとっては壊しがいのある建造物らしい。 居並ぶ44Bはエネルギーチャージを開始。 4444Cから放たれる陽電子砲に耐えるべく、リツコはシールドを装備した8隻の戦艦を「米」の字のようにして束ねた「地対地防御シフト」を敷き、『序』のヤシマ作戦を敵味方逆転させた攻防戦となる。 ほどなく4444Cの陽電子砲が放たれ、吹き飛ばされた戦艦が直撃して、エッフェル塔は第一展望台と第二展望台の真ん中あたりから真っ二つに。 第1射は防いだものの、予想以上の速さで第2射の充電と発射体制に移行する4444C。 マリの要請を受けたヴンダーの長良は陽動として地上に落下した戦艦の一隻を引き上げ4444Cに向けて投擲。 フィールドを貫いてエッフェル塔の先端を陽電子砲にねじり込むことに成功する。 一連の元ネタはやはり『宇宙戦艦ヤマト』でガミラスが波動砲封じとして使った「ドリルミサイル」だろう。 ここでも敵味方を逆転させるアレンジが効いている。 残り時間の「11. 03」秒は11月3日の公開を指すのではと予測する人もいるが、逆に読めば「3. 凱旋門を中心に半径数キロに渡ってパリ旧市街地区が元の鮮やかな姿を取り戻し、凍結されていたユーロネルフのシステムが再起動することで武装要塞都市が出現していく。 残り時間の「11. 03」秒は11月3日の公開を指すのではと予測する人もいるが、逆に読めば「3. 11」は『Q』の展開にも影響を与えたとされる東日本大震災の日付でもあり、どういう思惑があっての数字なのかは考察しがいのある部分だ。 大気が通常に戻ったことを示すように、ヘルメットのバイザーを上げたリツコが「かちこみ」の完了をミサトに報告。 上空からヴンダーが降下し、ユーロネルフが残したエヴァの予備パーツや武器弾薬の補給に取り掛かる。 テレビシリーズで登場した「ジェットアローン」の2号機的なものが本作で登場するのか、このシーンだけのサービスかはわからないが、想像を刺激してくれるサプライズだ。 「どこにいても必ず迎えに行くから待ってなよ、ワンコ君」というマリのセリフでひとまず幕となる。 『Q』のラストでアスカ、レイともに赤い大地に置き去りになったシンジはどうなるのか、ヴィレとネルフの戦いに決着がつくのか、予告で触れられた「ファイナルインパクト」は描かれるのか、ひとまずは2020年の公開を待つとしたい。 かなりストレートな『Q』の続編だったのは逆に意外かもしれない。 全体を通して見ると、2012年に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で『破』のあと『Q』の冒頭約6分が放送された時と同様、幕開けのアクションシーンがいち早く公開された形だ。 大きなストーリー上の進展はないので、このあとを想像するヒントも少ないが、パリという実在の場所を舞台が描かれた点は興味深い。 とくに新劇場版では第3新東京市の外側の世界がどうなっているかは(北極や月などの例外を除いて)テレビシリーズ以上に注意深く伏せられていただけに、パリ以外の場所も登場するのかは気になる。 また世界の状況や時間も『Q』のラストからさほど変化していないようで、かなりストレートな『Q』の続編だったのは逆に意外かもしれない。 長年待っていたファンと作り手の両方が納得できる幕引きとはどんなものか? 『破』から『Q』にかけて大きく変化したことを踏まえると、シリーズと長年付き合いよく訓練されたファンにとっては『シン・エヴァンゲリオン劇場版』がまったく違う世界観だったり、あるいは突然実写パートから始まってもおかしくない、というぐらい幅のある妄想はしていたわけで、そうした変化球に比べるときっちり物語を畳みにかかっている印象を受ける。 もしそうならすでに世界が崩壊した後の物語をどこまで畳めるのか。 世界は冒頭のパリのように「復元」できるものなのか。 テレビシリーズと旧劇場版では外側の世界は維持されず、シンジの内面の救済という方向に流れたわけだが、今回の新劇場版がもう「サブカルチャー」という呼ばれ方には収まらない、幅広い年齢層や全世界から注目されている状況を考えると、旧劇場版のようにグロテスクかつ露悪的な、ひりつく青臭い展開はやはり難しいのではないか。 そもそも同じ結末を目指すなら、わざわざ新劇場版をやってきた意味もなくなってしまうだろう。 だとすれば長年待っていたファンと作り手の両方が納得できる幕引きとはどんなものか? 個人的に気にかかっているのは「使徒」や「父親」や「他者」といったシンジを取り巻く不安が以前ほど強烈なプレッシャーを放っていないように見えることだ。 周囲の女性たちも冷たい面を見せはするが「死んでも嫌」、「気持ち悪い」という拒絶ではない。 時代の移り変わりや作り手の気持ちの変化もあるかもしれない。 そうした状況で何が「敵」や「危機」となって現れ、少年がそれをどう乗り越えれば終われるのか。 そこが盛り込まれなければ、映像的には派手なアクションになるかもしれないが、流れでなんとなく出てきた障害を排除してとりあえずの結論で時間切れ、となるかもしれないわけで(それはそれで名作になるかもしれないが)、物語がどう畳まれるかへの興味は尽きない。 庵野秀明総監督は『序』のスタートにあたり所信表明文のなかで、 「エヴァ」はくり返しの物語です。 主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。 僅かでも前に進もうとする、意思の話です。 曖昧な孤独に耐え他者に触れるのが怖くても一緒にいたいと思う、覚悟の話です。 とつづった。 テレビシリーズの頃から庵野秀明総監督=シンジという見方がされ、作り手もそれを否定することはなかったが、『Q』のラストから続くシンジと、(前ほど孤独でないように見える)いまの庵野秀明総監督に共通する心情があるとすれば「自分で始めたことにケリをつける」ではないか。 拍子抜けするほどありきたりな結論だが、どんな物語になってもそこは実現してほしいし、それを目指して作られていることを、いち観客としても信じていまは待ちたい。

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