カシューナッツ アレルギー。 ナッツアレルギーの症状や原因と対処法

種実類

カシューナッツ アレルギー

食品の特徴と除去の考え方• 種実(ナッツ)類(クルミ、カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ココナッツなど)は、ひとくくりにして除去をする必要はない。 個別に症状の有無を確認する。 ただし、カシューナッツとピスタチオ、クルミとペカンナッツの間には強い交差抗原性がある。 どちらかにアレルギーがあれば、両者を除去する必要がある。 クルミとカシューナッツは、アレルギー表示の推奨品目であり、表示されない場合があることに留意する。 他のナッツ類は推奨品目にもなっていない。 栄養食事指導のポイント• アーモンドやココナッツなどは洋菓子類の粉体材料(パウダー)として使用されることが多い。 製品の外見だけではわかりにくいため、必ず原材料の確認を行うことが必要である。 ただし特定原材料ではないので、表示されない可能性もあることに留意する。

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カシューナッツ0.1gでアナフィラキシー直前のアレルギー症状!経口負荷試験の記録

カシューナッツ アレルギー

ナッツアレルギーとは ナッツアレルギーとは、その名の通りナッツを食べることによって様々な症状がでる食物アレルギーの1種です。 一口に ナッツアレルギーと言っても、様々な種類があります。 有名なのがピーナッツアレルギーですが、アーモンドアレルギーもくるみアレルギーも存在しています。 勘違いしないでいただきたいのですが、仮にピーナッツアレルギーであっても、アーモンドアレルギーやくるみアレルギーがあるとは 限りません。 また、ナッツアレルギーはアナフィラキシーショック等の 重篤な症状を引き起こすリスクが高いという特徴も有しており、乳幼児は特に注意が必要です。 乳幼児が発祥するケースが多いですが、近年では大人になってから発症する人も少なくありません。 ナッツアレルギーの種類 一口に ナッツアレルギーと言っても、様々な種類があります。 ピーナッツアレルギーが有名ですが、ピーナッツは厳密にいえばナッツではなく「豆」ですので、ナッツアレルギーとは言えません。 ナッツに近い特徴を持っている為、便宜上ナッツとして扱われています。 厚生省が表示義務及び表示推奨している代表的なナッツアレルギーの種類をご紹介します。 代表的なナッツアレルギーは以下の通りです。 ピーナッツアレルギー• クルミアレルギー• アーモンドアレルギー• ヘーゼルナッツ(ハシバミ)アレルギー• カカオアレルギー• ココナッツアレルギー• ブラジルナッツアレルギー• カシューナッツアレルギー ナッツアレルギーの原因 ナッツアレルギーを含む食物アレルギーは、乳幼児などの 子供の有病率が非常に高いです。 近年では大人の患者も増えていますが、それでも子供の患者が圧倒的に多いです。 この理由は、消化器官が未成熟であり、 アレルゲンであるタンパク質を上手に消化することが出来ないのが大きな原因の一つであると考えられています。 ですので、成長と共に消化器官が発達すると、食物アレルギーの症状が治まる子供が多いのです。 しかし、ナッツアレルギーは 耐性を獲得することが困難であり、大人になっても直すのは非常に困難です。 ナッツアレルギーの症状 ナッツの種類によっても多少は異なりますが、ナッツアレルギーの 代表的な症状は以下の通りです。 口や唇や喉の痒み• 皮膚の乾燥・かゆみ• 蕁麻疹• 腹痛・下痢• 吐き気や嘔吐• アナフィラキシー反応 特に注意が必要な症状が「 アナフィラキシー反応」です。 アナフィラキシーショックとも呼ばれている症状であり、アレルゲンを摂取してから15分以内に起こると言われています。 生死にかかわる危険な症状ですので、症状が出たらすぐに病院で診察を受けて下さい。 ナッツアレルギーは食物アレルギーの中でも 特に重篤な症状を引き起こしやすいアレルゲンと言われており、皮膚や呼吸器、消火器に重大な症状を引き起こす危険があります。 ナッツアレルギーの対処法 ではナッツアレルギーになった場合、どのような対処が必要となるのでしょうか。 ナッツアレルギーは子供の方がなりやすく、大人になるにつれて耐性を獲得する子もいますが、 耐性を獲得しにくいアレルギーと言われています。 ですので、ナッツアレルギーが一度始まってしまえば、一生付き合っていくことが必要となるケースも考えられます。 そこでナッツアレルギーになった際の 対処法を記載しますので、参考にしてみて下さい。 ナッツ類を食べない ナッツアレルギーを発症してしまった場合、まず重要となるのは「 食べない」ことです。 これは当たり前ですが、アレルゲンを食べることによって様々な不快な症状が巻き起こり、最悪の場合アナフィラキシーショックで命を落とすことも考えられます。 判明しているナッツ以外にもナッツアレルギーを持っているケースもある為、 ナッツ類全般を食べないことがおすすめです。 体調管理 バランスの良い食生活と規則正しい生活をすることによって、免疫力の向上と自律神経を整えることが可能となります。 それによって、 免疫の過剰反応を抑えることが可能ですので、アレルギー症状の予防と緩和に効果的です。 薬の服用 ナッツアレルギーの主な症状である「喉の腫れ」や「じんましん」に効果的な薬「 抗ヒスタミン薬」の服用もおすすめです。 ナッツアレルギーの症状はすぐに悪化することとが多く、軽い症状でも油断しないでください。 少しでも症状が出たら、すぐに服用して症状を抑えるように努めて下さい。

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カシューナッツのアレルギー症状、原因について

カシューナッツ アレルギー

ナッツアレルギー 我が国の即時型食物アレルギーは、長年、鶏卵、小麦、牛乳が3大アレルゲンとして知られており、次いでピーナッツが原因食物として報告されています。 これらに加えて、最新の平成30年度調査ではナッツ類アレルギーが著しく増加したことが判明しています。 ナッツ類の中ではクルミ、カシューナッツ、アーモンドの報告が増え、中でもクルミは食品表示法の義務項目であるピーナッツよりも多くの症例が報告されています。 これは健康志向の高まりや、国内消費量の増加が背景として考えられます。 ナッツ類は、菓子類やドレッシングなど様々加工食品に使用されており、ナッツそのものを食べるだけではなく、知らず知らずのうちに摂取してしまうことが多い食品です。 また、微量でも重篤症状を引き起こしやすい食品であるため、ナッツ類にアレルギーを持つ患者さんでは、誤食による症状誘発にも注意が必要です。 ナッツおよびピーナッツのアレルギーは症状が比較的重篤で、耐性を獲得しにくく、近年その発症率が上昇しています。 耐性が獲得しにくいということは なかなか大きくなっても食べることができるようにならないということです。 「過去に血液検査で陽性となったため除去している」と言う患者さんも少なくありません。 厚生省アレルギー物質を含む食品に関わる表示義務より以下のものが示されています。 クルミ、アーモンド、ハシバミ、カカオ、ココナッツ、ピーナッツ、ブラジルナッツ、カシューナッツなどが適応になります。 植物学的にはピーナッツはマメ科であり、クルミ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツはそれぞれ別の科に分類されます。 アーモンドはバラ科の種実でリンゴや杏の仲間に入りますが、果肉ではなく、種を食べるという点でナッツ類に分類されます。 カシューナッツでは他のアレルギー疾患を併発せず、単独でアレルギーを認めるケースも多い特徴があります。 個別に診断する必要があります。 科 種 ウルシ科 カシューナッツ、ピスタチオ クルミ科 クルミ、ペカンナッツ バラ科 アーモンド カバノキ科 ハシバミ(ヘーゼルナッツ) サガリバナ科 ブラジルナッツ ヤオギリ科 カカオ ヤシ科 ココナッツ マメ科 ピーナッツ 診断 食物アレルギーの確定診断には 経口負荷試験が有用ですが、 ナッツおよびピーナッツは誘発症状が重篤で負荷試験を実施することが困難であることから、接種後の誘発症状を予測できる検査法としてCRD(component Resolved Diagnotics が注目されています。 CRDとはアレルゲンをアレルゲンコンポーネント(構成蛋白)単位に分解し、これに対する特異的IgEを測定することで診断をおこなう方法です。 菓子などによく使用されるヘーゼルナッツの種々のアレルゲンコンポーネントに対する特異的IgEを測定した結果、ヘーゼルナッツアレルギー患者と耐性獲得患者では特異的IgEが陽性を示すコンポーネントのプロファイルに大きな違いが認められたことが報告されています。 治療 最近では食物アレルギーに対して経口免疫療法が試みられるようになってきました。 ヘーゼルナッツアレルギー患者を対象に、ヘーゼルナッツアレルゲン抽出液を舌下に留め、はき出す舌下免疫対症療法を8-12週間実施した結果、良好な成績が得られたと報告されています。 将来的には食物アレルギーの診断および治療における選択肢になる可能性があるようです。 花粉症との関係 クルミ、ヘーゼルナッツなどのナッツは果物、野菜と共にカバノキ科(ハンノキ、シラカンバ等)花粉症に合併する口腔アレルギー症候群(OAS の原因食物としても知られています。 これは花粉、果物、野菜とナッツ類に存在する共通抗原が原因と考えられています。 ナッツを含む食品の1例 主食 パン、和え物、カレー 菓子 チョコレート、杏仁豆腐、アイスクリーム、ケーキ、クッキー、リキュール その他 シリアル、食用油、担々麺 ピーナッツアレルギー ピーナッツ(落花生)は日本語で地豆(じまめ、ジーマーミ)、英語でgroundnutと呼ばれます。 地下で実をつけるため厳密的にはナッツと異なり、植物的には大豆やエンドウ豆と同じマメ科に分類されます。 学童で約6%あり、幼児期から次第にその頻度が増えてきます。 生涯耐性を獲得しにくい(食べられない)特徴があります。 そのため学童期以降の発症例では生涯にわたって食べることができないことになります。 ピーナッツの主要アレルゲンは貯蔵タンパク質のAra h 1 7sグロブリン)、Ara h2 2sグロブリン)、Ara h 3 11sグロブリン)他のピーナッツコンポーネントと比較して、Arah2特異的IgE抗体価の診断効率が高いとされています。 1) 海老澤らはArah 2特異的lgE抗体価について4. また、本邦小児においてAra h 2 と同時にAra h 1 とAra h 3が陽性であれば、陽性的中率が100%とな芯との報告もあります1。 2014年8月より保険診療でのArah2特異的lgE抗体価測定が可能となりました。 しかし、Ara h 2が陰性であってもピーナッツアレルギーは否定できません。 Ara h 6 は、Ara h 2と同じ2Sアルブミンですが,Ara h 2特異的lgEが陰性であっても、Ara h 6陽性である場合は重篤な症状が誘発される可能性があります2。 また,汎アレルゲンのBet v l ホモログであるAra h 8 はおもにシラカンバ花粉症の多い地域において口腔粘膜症状を3 、LTPであるAra h 9は地中海地方の患者において重篤な誘発症状をもたらすことが報告されています。 この児のピ-ナッツ特異的IgE抗体はクラス4で、ピーナッツを食べたことがないことから外用から食物抗原が侵入し、感作されたと考えられました。 カシューナッツアレルギー カシューナッツは勾玉のような形をしており、殼に包まれています。 果実の外部先端になる種子で果実と異なりますが、歴史的にナッツとして扱われてきました。 この殼には毒性をもった油分が含まれており、安全に食べられるように加工するためにはローストなどの行程を経て処理する必要があります。 インド、タイ、中国などにて消費量が多いです。 消費者庁が行った調査でアレルギー症状を起こして医療機関を訪れた約3000例の内、カシューナッツによるものが18例、アナフィラキシー5例あったと報告されました。 加工食品としてアレルギー物質として表示を推奨する品目にごまとカシューナッツが加えられる方針となりました。 今までは表示推奨品目になっていなかったので、食品に含まれていても原材料として表示されていない場合が多く、注意が必要でした。 加工食品に含まれることが多いので注意が必要です。 カシューナッツの主要抗原は、Ana o l (7Sグロブリン)、Ana o 2 11sグロブリン 、Ana o 3(2sアルブミン)です。 カシューナッツは同じウルシ科に属するピスタチオと血清学的にも臨床的にも高い交差反応性を示すことが知られています。 その他のナッツとも同時に感作が証明されることも多いのですが、カシューナッツ自体への感作は一時的と考えられています。 カシューナッツアレルギーでは、アナフィラキシーを含めた重篤な症状を呈することが多く、ピーナッツと比較してもリスクが高いと言われています。 従来から使用されているカシューナッツ特異的IgE抗体検査 以下、f202カシューナッツ は、臨床的感度は十分であるものの、臨床的特異度が十分ではないことが指摘されていました。 これは検査陽性者の中にカシューナッツを摂取可能な患者さんが含まれることを意味します。カシューナッツアレルゲンは複数の種類のタンパク質 アレルゲンコンポーネント、以下コンポーネント で構成されており、患者さんによってどのコンポーネントに感作されているかは異なります。 中には、他の食品にも類似したコンポーネントが含まれており広範囲な交差反応を示すものの、症状発現との関係は強くないコンポーネントもあります。 こうしたコンポーネントにのみ感作されている患者さんもf202カシューナッツでは陽性として判定されますが、実際にはカシューナッツを摂取可能な非カシューナッツアレルギーである可能性があります。 カシューナッツ由来のコンポーネントAna o 3は、Ara h 2 ピーナッツ由来 やJu9 r l クルミ由来 と同じ2Sアルブミンに属しており、カシューナッツアレルゲンの中でも熱や消化に対して高い耐性を示し、 全身性の症状発現に強く関与していると報告されています。 Ana o 3に感作されている患者さんは、実際にカシューナッツの摂取でアレルギー症状を誘発する可能性が高いと考えられます。 ピスタチオ:ピスタチオはカシューナッツと同じウルシ科に属する近縁の種にあたり交差性が高いため、カシューナッツアレルギーの患者さんはピスタチオの摂取にも注意が必要です。 くるみ(juglandaceous) 食用のくるみの品種は多数ありますが、問題となるのは、Juglans regia(亜種も含めてペルシャグルミ、イングリッシュグルミ、テウチグルミ、シナノグルミとよぱれる品種などがこれに該当する)と Juglans nigra(クログルミ、ブラック・ウォルナットなどとよぱれる)の2種類とされています。 特に本邦では、分類される政府統計の総合窓口(e-Stat)によれば流通するくるみのほとんどがカリフォルニアからの輸入品であり、これはJuglans regiaです。 くるみJuglans regia の主要アレルゲンは、Jug r l(2Sアルプミン)、Jug r 3(LTP)、Jug r 2(7Sグロプリン)、Jug r 4 (11Sグロブリン)です。 これらのアレルゲンは、他の植物中のホモログタンパクとアミノ酸配列において高い一致率を示し、特異的lgEの交差反応性が強くでます。 LTPはその強い耐熱性・耐消化性より経腸管的に感作され、 クラス1食物アレルギーを引き起こすといわれますが、イタリアからの花粉症を有さないくるみアレルギー患者を対象とした報告では,LTPの感作源はモモであり,くるみへの感作は二次的であると示唆されています。 また、地中海地域におけるくるみ特異的lgEの反応性はLTPの感作と強く関連すると報告されており、くるみのアレルゲンコンポーネントヘの感作パターンは地域によって異なる可能性があります。 ピーナッツの主要蛋白質の一つで、臨床症状発現と強い関係性が報告されているコンポーネントです。 イムノキャップ特異的IgEf13ピーナッツに対する特異的IgE検査の結果と組み合わせて判定することで、より安全でより正確なピーナッツアレルギー、非ピーナッツアレルギーの判定に有用です。 また、危険を伴うピーナッツの経口試験を減少させることが可能となります。

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