途方 に 暮れる 意味。 暮れる/眩れる/暗れる(くれる)の意味

暮れる(クレル)とは

途方 に 暮れる 意味

足が重く、地面ばかり見てしまう。 途方 とほうに暮れるというのはこんな感じなのかと、子供ながらに気が 鬱 ふさいだ。 … 喬林知『今日からマ王 第12巻 外伝 「息子はマのつく自由業!?」』 より引用• その話しぶりを聞いてゐると、左門はただ途方に暮れるばかりであつた。 左門は詮方なく前田医師に別れをつげた。 … 坂口安吾『吹雪物語』 より引用• ようやく四角い小さな階段のある穴を見つけた男は、そこへ逃げ込むが、階段を登るほどにその幅が狭まっていき、ついには体がはまってしまう。 男はこんな場所で誰にも知られず死んでしまうのかと途方に暮れる。 一体、この数年間、わたしは何をやっていたのだろう、と途方に暮れる。 自分自身の存在まで消え去るような喪失感をあなたは味わうに違いない。 … 梅田みか『愛人の掟2』 より引用• 落ち着かない気分だった。 これから自分がどうしたらいいのか、途方に暮れる思いですらあった。 … 綾辻行人『殺人方程式 切断された死体の問題』 より引用• しかし「いったい、何をどう研究したら、答えが出せるのかがそもそも分からない」といった困難さは、こうした研究にはない。 つまり基本的な方法論の部分で途方に暮れるといった困難さがこうした研究にはない。 その意味において「物質としての脳がどのように情報を処理しているのか」といった問題はイージーな問題へ区分される。 乗合馬車の中でも、店先でも、彼女は誰彼かまわずつかまえては、話を自分の息子や、息子の論文へもっていき、息子が学生を援助したことや、火事で火傷をしたことなどを話しだすのだった。 ドゥーネチカは母をどうおさえたらいいのか、途方に暮れるほどだった。 このように病的にたかぶった気分も危険にはちがいないが、それよりも恐ろしかったのは、誰かがこの間の裁判事件でラスコーリニコフという名前をおぼえていて、それを言い出しはしないかということだった。 … ドストエフスキー/工藤精一郎訳『罪と罰』 より引用• バリ人の従業員が休んでしまいますから人手不足になるんです。 ニュピを知らない観光客がやって来て途方に暮れるのを毎年見ます。 ニュピが明けると街はやっと通常に戻ります。 … 田口ランディ『オクターヴ』 より引用• どうやらこの学校は3人が訪れる前日に倒産し、スタッフも全員逃げてしまったようだ。 そんな時日系人の松原レナという女性が途方に暮れる3人の前に現れる。 彼女は別の語学学校を彼らに紹介する。 二人が帰った後は、ボクはもう途方に暮れることしかできなかった。 宮谷シュンジ『絶望の世界 2希望の世界』 より引用• 彼はどこにいても若干の居心地悪さと、どこか無垢な図々しさを醸し出す。 日向 ひなたにいても闇にいても濃い陰影の落ちる横顔に、私は途方に暮れる。 できるだけ血の味がするようにと祈りながら、ウォッカとトマトジュースのカクテルを頼んだ。 … 岩井志麻子『楽園(ラック・ヴィエン)』 より引用• 居候先の家に着いてみると、第一次世界大戦後の恐慌の影響のため、売り家になっていた。 行く当てもなく途方に暮れる正崇はふと、1枚の名刺のことを思い出す。 その名刺を頼りに、正崇は斎木家の門を叩く。 傍らには黄色いカバーの剥ぎ取られたフリッツヘルメットが転がっていた。 それ以上は声もかけられず、日差しを 孕 はらむ髪の白さに浅羽は途方に暮れる。 伊里野が何もせずにただ座り込んでいるわけではなくて、どうやらゲームをやっているらしいことはすぐにわかった。 … 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その3』 より引用• さもあらうと思ふ。 さて、かういふ作品の日本での上演となると、まつたく私は途方に暮れる。 現代の国際人の型は、わが俳優陣に最も欠けたものゝひとつだからである。 … 岸田国士『ジイクフリードについて』 より引用• でも、ぼくのその気合はがらくたを見た 瞬間 しゅんかんすぐに 萎 なえ、 途方 とほうに暮れる。 沖田雅『先輩とぼく 05』 より引用• 彼は隣人たちを軽蔑していたし、彼らは彼らで彼の父を軽蔑していたのである。 しかし彼女は途方に暮れるようなことはことはなかった。 … ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』 より引用• 本勤になるまで何年掛かることやらと龍之進は思った。 将来のことを考えると途方に暮れるような気がした。 廊下から荒い足音が聞こえた。 … 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』 より引用• 彼女はパンを口へ入れるのにも体じゅうの神経の震えるのを感じた。 ましてナイフを落とした時には途方に暮れるよりほかなかった。 けれども晩餐は幸いにもおもむろに最後に近づいていった。 … 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』 より引用• 想像の中の彼の死を悼んでいる訳ではない。 彼を失って途方に暮れる自分に同情しているのだ。 恋の楽しみには、セックスやら何やらあるけれど、自己憐憫というゲームの快楽もそのひとつ。 … 山田詠美『姫君』 より引用• 秘書オルスンが彼の妻に事実を暴露し、離婚することになったからだ。 何も言えないバドは、昇進のしるしである個人オフィスで途方に暮れる。

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暮れる(クレル)とは

途方 に 暮れる 意味

足が重く、地面ばかり見てしまう。 途方 とほうに暮れるというのはこんな感じなのかと、子供ながらに気が 鬱 ふさいだ。 … 喬林知『今日からマ王 第12巻 外伝 「息子はマのつく自由業!?」』 より引用• その話しぶりを聞いてゐると、左門はただ途方に暮れるばかりであつた。 左門は詮方なく前田医師に別れをつげた。 … 坂口安吾『吹雪物語』 より引用• ようやく四角い小さな階段のある穴を見つけた男は、そこへ逃げ込むが、階段を登るほどにその幅が狭まっていき、ついには体がはまってしまう。 男はこんな場所で誰にも知られず死んでしまうのかと途方に暮れる。 一体、この数年間、わたしは何をやっていたのだろう、と途方に暮れる。 自分自身の存在まで消え去るような喪失感をあなたは味わうに違いない。 … 梅田みか『愛人の掟2』 より引用• 落ち着かない気分だった。 これから自分がどうしたらいいのか、途方に暮れる思いですらあった。 … 綾辻行人『殺人方程式 切断された死体の問題』 より引用• しかし「いったい、何をどう研究したら、答えが出せるのかがそもそも分からない」といった困難さは、こうした研究にはない。 つまり基本的な方法論の部分で途方に暮れるといった困難さがこうした研究にはない。 その意味において「物質としての脳がどのように情報を処理しているのか」といった問題はイージーな問題へ区分される。 乗合馬車の中でも、店先でも、彼女は誰彼かまわずつかまえては、話を自分の息子や、息子の論文へもっていき、息子が学生を援助したことや、火事で火傷をしたことなどを話しだすのだった。 ドゥーネチカは母をどうおさえたらいいのか、途方に暮れるほどだった。 このように病的にたかぶった気分も危険にはちがいないが、それよりも恐ろしかったのは、誰かがこの間の裁判事件でラスコーリニコフという名前をおぼえていて、それを言い出しはしないかということだった。 … ドストエフスキー/工藤精一郎訳『罪と罰』 より引用• バリ人の従業員が休んでしまいますから人手不足になるんです。 ニュピを知らない観光客がやって来て途方に暮れるのを毎年見ます。 ニュピが明けると街はやっと通常に戻ります。 … 田口ランディ『オクターヴ』 より引用• どうやらこの学校は3人が訪れる前日に倒産し、スタッフも全員逃げてしまったようだ。 そんな時日系人の松原レナという女性が途方に暮れる3人の前に現れる。 彼女は別の語学学校を彼らに紹介する。 二人が帰った後は、ボクはもう途方に暮れることしかできなかった。 宮谷シュンジ『絶望の世界 2希望の世界』 より引用• 彼はどこにいても若干の居心地悪さと、どこか無垢な図々しさを醸し出す。 日向 ひなたにいても闇にいても濃い陰影の落ちる横顔に、私は途方に暮れる。 できるだけ血の味がするようにと祈りながら、ウォッカとトマトジュースのカクテルを頼んだ。 … 岩井志麻子『楽園(ラック・ヴィエン)』 より引用• 居候先の家に着いてみると、第一次世界大戦後の恐慌の影響のため、売り家になっていた。 行く当てもなく途方に暮れる正崇はふと、1枚の名刺のことを思い出す。 その名刺を頼りに、正崇は斎木家の門を叩く。 傍らには黄色いカバーの剥ぎ取られたフリッツヘルメットが転がっていた。 それ以上は声もかけられず、日差しを 孕 はらむ髪の白さに浅羽は途方に暮れる。 伊里野が何もせずにただ座り込んでいるわけではなくて、どうやらゲームをやっているらしいことはすぐにわかった。 … 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その3』 より引用• さもあらうと思ふ。 さて、かういふ作品の日本での上演となると、まつたく私は途方に暮れる。 現代の国際人の型は、わが俳優陣に最も欠けたものゝひとつだからである。 … 岸田国士『ジイクフリードについて』 より引用• でも、ぼくのその気合はがらくたを見た 瞬間 しゅんかんすぐに 萎 なえ、 途方 とほうに暮れる。 沖田雅『先輩とぼく 05』 より引用• 彼は隣人たちを軽蔑していたし、彼らは彼らで彼の父を軽蔑していたのである。 しかし彼女は途方に暮れるようなことはことはなかった。 … ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』 より引用• 本勤になるまで何年掛かることやらと龍之進は思った。 将来のことを考えると途方に暮れるような気がした。 廊下から荒い足音が聞こえた。 … 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』 より引用• 彼女はパンを口へ入れるのにも体じゅうの神経の震えるのを感じた。 ましてナイフを落とした時には途方に暮れるよりほかなかった。 けれども晩餐は幸いにもおもむろに最後に近づいていった。 … 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』 より引用• 想像の中の彼の死を悼んでいる訳ではない。 彼を失って途方に暮れる自分に同情しているのだ。 恋の楽しみには、セックスやら何やらあるけれど、自己憐憫というゲームの快楽もそのひとつ。 … 山田詠美『姫君』 より引用• 秘書オルスンが彼の妻に事実を暴露し、離婚することになったからだ。 何も言えないバドは、昇進のしるしである個人オフィスで途方に暮れる。

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途方に暮れるの意味,例文,類義語,同義語とは?

途方 に 暮れる 意味

「途方に暮れる」は、ある問題への対処法が尽きて困惑している状態を表す言葉ですが、使用者がおかれている状況は、「絶望する」というほど切羽詰まったものではないことが多いです。 つまり、「どうしていいかわからない」とはいえ、まだ「困惑している」段階であることが使い方のポイントとなります。 たとえば、会社から突然にリストラされてしまったら、多くの人は「途方に暮れる」ことでしょう。 当面次の仕事が決まらず、どうしていいかわからなくなるかも知れませんが、打てる手はまだあります。 しかし、もし、家が火事になり、逃げ場を失いそうなときは、「途方に暮れ」ている場合ではありません。 絶体絶命の状況を表すときに、「途方に暮れる」は適切とは言えない言葉です。 「八方塞がり」は、 (はっぽうふさがり)と読みます。 もともとの意味は陰陽道で、東西南北、北東、東南、南西、西北の八方、 どの方向にも障りがあって進めない、という状態を指す言葉です。 転じて、「八方塞がり」は、 とるべき手段、方法がなく事態の解決もできず、活路も見いだせない状態のことを指す言葉になりました。 「八方塞がり」という言葉は、厳密にいえば「とるべき手段がなにもない」という状況を表すのみで、「どうしていいかわからない」という気持ちまでは表現していません。 したがって、「これでは八方塞がりだ、と鈴木君は途方に暮れた」と書いても、重複表現にはなりません。 【文例】起業を目指してクラウドファンディングに挑戦したが、目標額に及ばず、さらに支援を約束してくれていた叔父の気も変わり、八方塞がりになってしまった。

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