川崎 重工 兵庫 工場。 川崎重工業

カワサキバイクの工場見学。人とロボットのコラボが絶賛進行中でした

川崎 重工 兵庫 工場

新たな中期経営計画を発表する川崎重工業の金花芳則社長(20日、東京都港区) 川重は16年度から3年間の中期計画で、撤退基準の明確化をポイントにしていた。 20日に発表した21年度までの新たな中期経営計画では営業利益を1000億円以上と18年度より5割強増やす目標を掲げた。 水素関連技術や医療ロボットなど付加価値が高い分野で外部連携もしながら収益力を高める。 30年度の売上高を約3兆円と9割近く増やす長期目標も示した。 ただ、金花社長は「事業の選択と集中が進んでいないのは事実」としながらも撤退基準は示さず、検討課題にとどめた。 不振部門の筆頭は鉄道車両だ。 17年に新幹線の台車で亀裂の発生するトラブルが発生し、製造段階の不備があったと認定された。 さらに米国鉄道向け車両の採算悪化などで、17年度から2年連続で100億円以上の営業損失を計上した。 撤退も検討したが、最後は同部門出身の金花社長が主導する形で「再建は可能」と判断して見送った。 受注減が続く造船では、13年に三井造船(現)との統合を模索するなど、事業再編の絵を描いたこともあった。 だが統合交渉を主導した当時の社長は、社内の猛反発を受けて更迭された。 結局、川重はこの3年間、大規模な事業再編には踏み切っていない。 市場の評価は厳しい。 例えば三井造船との統合が破談になった13年6月に比べ、株価は直近で2割強下落した。 日経平均株価は同期間に6割上昇したのと対照的だ。 今回、撤廃基準を示さなかったのも「構造改革に消極的な印象を与える」(国内証券アナリスト)。 川重がもたつく間に同業他社は動いている。 鉄道では、15年に中国の大手2社が合併して世界最大の車両メーカーが誕生した。 は15年に伊鉄道車両・信号メーカーを買収。 鉄道システム全体を幅広く提供できる体制を構築しているが、川重は車両の提供にとどまる。 日立はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」事業へのシフトを鮮明にし、など上場4子会社の再編に乗り出した。 独シーメンスも事業の5割を入れ替えるなど事業再編が進む。 IHIも祖業の造船に見切りを付け、航空機事業に活路を見いだそうとしている。 ある外資系証券アナリストは「新幹線の不備のような重大案件は会社を変えるチャンスだった。 川重は決断力が鈍いのではないか」と語る。 なぜ決断できないのか。 事業部門ごとの独立性が高く「本社がコントロールできていなかった」と川重社員は説明する。 川崎重工業の事業の中でも好調を維持しているのが建設機械に使う油圧機器やロボットだ。 自動車工場などに使う高機能ロボットを作れるメーカーは限られる。 21年度までの中期経営計画でも有望分野と位置づけ積極的に育成する方針だ。 油圧機器は増産準備を進めており、ロボットでは手術支援分野への参入を計画している。 だが、これらの得意分野でもいずれは中国勢などの追随が予想される。 川重の連結営業利益は18年度に640億円と、直近の底だった2年前から改善が続く。 それでも3年前に比べると3割以上少ない水準だ。 折しも世界景気は不透明感を増している。 本格的な減速局面でも生き残れる体質づくりが課題になる。 (福本裕貴、西岡杏).

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川崎重工業

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バイクブランド「 カワサキ」として知られている 川崎重工。 重工の名が示すとおり、バイクから船舶、航空機まで大小さまざまなマシンを製造しているメーカーですが、その主力製品のひとつがロボットであることはご存じでしょうか? 川崎重工が生み出しているのは、製造業の現場で働く FAロボットたちです。 フルアーマー、じゃないですよ。 ファクトリーオートメーション・ロボットの略です。 日本では川崎重工が最初に生産したこのロボットたち、いまや世界中の工場で採用されているんだとか。 もちろん、カワサキのバイク工場でもFAロボットを活用しているのだとか。 ロボットと隣り合わせの職場ってどんな感じなんでしょう? 人間とロボットのコラボ現場、とっても気になります。 川崎重工さん、詳しいお話、聞かせてください! 奥にいるのがベアリングがセットされた工具を取り替えるロボット。 手前にいるのがエンジンのパーツを持つロボット。 Video: 武者良太 エンジンはさまざまなパーツの集合体です。 各部をスムースに動かすためのベアリングもその1つ。 これがガタガタのユルユルだとお話にならないので、エンジンブロックを表に裏にひっくり返し、圧入機でギュっとベアリングを押し込む必要があります。 ですが、金属の塊であるエンジンブロックはかなり重く、人力でやるにはツラい作業です。 はい、ロボット先生の出番です。 こちらは、2機のロボットを使ったベアリング圧入工程。 作業者がセットしたエンジンブロックを1機のロボットが持ち、もう1機のロボットがベアリングを入れる場所やサイズに合わせて工具を取り替え、圧入機がムギュッと押し込んでいきます。 エンジンブロックの姿勢を変えながら、横方向も、縦方向も、グッと。 ググッと。 へえ! 面白い! これは 人間+ロボット+ロボットのシークエンス。 お見事です。 流れてきたパーツにあわせて、アームの動きや塗料の色を変更するロボットたち。 奥の壁は常に水が流れていて、余分な塗料を回収するしくみ。 Photo: 武者良太 ロボットが得意なのは力仕事だけじゃありません。 最後に見学した 塗装工場は、有機溶剤を使うので できるだけロボットにまかせたい現場の1つ。 川崎重工の工場では、作業者は現場の管理や製品のチェックに専念して、実際の塗装はロボットがメインで行います。 ロボットたちはハンガーにつけられた RFIDタグから、運ばれてきたパーツの種類と使うべき色を認識。 そのパーツに合わせて、プシューと塗料を吹き付けていきます。 そして仕上がっていく見事なカワサキのライムグリーン! 溶接工程でもそうですが、塗装工程においての ロボットのメリットは技能の伝達がカンタンだということ。 職人はひとりひとり育てていく必要がありますが、ロボットであれば、1台に教え込めば10台でも100台でも同じ作業をマスターするわけで。 今のロボットは身体(アーム)をグイっと動かして教えることができるので、手先の角度やスピードといった、言語化が難しいテクニックも教えこめるんですって。 Photo: 武者良太 日本の少子高齢化はとどまることをしらない状況。 労働力の確保に四苦八苦する現場は、これからも増えていくでしょう。 なので、さまざまな分野で自動化のイノベーションを起こせと、多くの人が取り組んでいるんです。 川崎重工のロボットも、そのイノベーションを担える存在です。 今回はバイクの生産ラインを見せていただきましたが、 ロボットが担当する工程は、今後より増えていく見込みなのだそうです。 具体的には、バイクにカウルやシートを取り付けるなど、「人間が直接パーツを取り付ける工程」をロボットに任せられるようになるかがポイント。 手先がもっと器用になったり、アタッチメントを自動交換できるようになれば、彼らの仕事スキルは大幅にアップすることでしょう。 ヘビーな作業と、完全なルーチンワークはロボットにおまかせして、人間はより繊細な技術が必要な工程や、監督に徹する... 残業も必要なくなるでしょうし、体への負担もいままでよりさらに減るはず。 それはきっと人の幸せにつながるでしょう。 その過程が、川崎重工の明石工場で感じ取ることができました。 人が、人らしい生活を送れるように。 ロボットたちはその手助けをしてくれる存在なんですね。

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「川崎重工業株式会社兵庫工場」(神戸市兵庫区

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バイクブランド「 カワサキ」として知られている 川崎重工。 重工の名が示すとおり、バイクから船舶、航空機まで大小さまざまなマシンを製造しているメーカーですが、その主力製品のひとつがロボットであることはご存じでしょうか? 川崎重工が生み出しているのは、製造業の現場で働く FAロボットたちです。 フルアーマー、じゃないですよ。 ファクトリーオートメーション・ロボットの略です。 日本では川崎重工が最初に生産したこのロボットたち、いまや世界中の工場で採用されているんだとか。 もちろん、カワサキのバイク工場でもFAロボットを活用しているのだとか。 ロボットと隣り合わせの職場ってどんな感じなんでしょう? 人間とロボットのコラボ現場、とっても気になります。 川崎重工さん、詳しいお話、聞かせてください! 奥にいるのがベアリングがセットされた工具を取り替えるロボット。 手前にいるのがエンジンのパーツを持つロボット。 Video: 武者良太 エンジンはさまざまなパーツの集合体です。 各部をスムースに動かすためのベアリングもその1つ。 これがガタガタのユルユルだとお話にならないので、エンジンブロックを表に裏にひっくり返し、圧入機でギュっとベアリングを押し込む必要があります。 ですが、金属の塊であるエンジンブロックはかなり重く、人力でやるにはツラい作業です。 はい、ロボット先生の出番です。 こちらは、2機のロボットを使ったベアリング圧入工程。 作業者がセットしたエンジンブロックを1機のロボットが持ち、もう1機のロボットがベアリングを入れる場所やサイズに合わせて工具を取り替え、圧入機がムギュッと押し込んでいきます。 エンジンブロックの姿勢を変えながら、横方向も、縦方向も、グッと。 ググッと。 へえ! 面白い! これは 人間+ロボット+ロボットのシークエンス。 お見事です。 流れてきたパーツにあわせて、アームの動きや塗料の色を変更するロボットたち。 奥の壁は常に水が流れていて、余分な塗料を回収するしくみ。 Photo: 武者良太 ロボットが得意なのは力仕事だけじゃありません。 最後に見学した 塗装工場は、有機溶剤を使うので できるだけロボットにまかせたい現場の1つ。 川崎重工の工場では、作業者は現場の管理や製品のチェックに専念して、実際の塗装はロボットがメインで行います。 ロボットたちはハンガーにつけられた RFIDタグから、運ばれてきたパーツの種類と使うべき色を認識。 そのパーツに合わせて、プシューと塗料を吹き付けていきます。 そして仕上がっていく見事なカワサキのライムグリーン! 溶接工程でもそうですが、塗装工程においての ロボットのメリットは技能の伝達がカンタンだということ。 職人はひとりひとり育てていく必要がありますが、ロボットであれば、1台に教え込めば10台でも100台でも同じ作業をマスターするわけで。 今のロボットは身体(アーム)をグイっと動かして教えることができるので、手先の角度やスピードといった、言語化が難しいテクニックも教えこめるんですって。 Photo: 武者良太 日本の少子高齢化はとどまることをしらない状況。 労働力の確保に四苦八苦する現場は、これからも増えていくでしょう。 なので、さまざまな分野で自動化のイノベーションを起こせと、多くの人が取り組んでいるんです。 川崎重工のロボットも、そのイノベーションを担える存在です。 今回はバイクの生産ラインを見せていただきましたが、 ロボットが担当する工程は、今後より増えていく見込みなのだそうです。 具体的には、バイクにカウルやシートを取り付けるなど、「人間が直接パーツを取り付ける工程」をロボットに任せられるようになるかがポイント。 手先がもっと器用になったり、アタッチメントを自動交換できるようになれば、彼らの仕事スキルは大幅にアップすることでしょう。 ヘビーな作業と、完全なルーチンワークはロボットにおまかせして、人間はより繊細な技術が必要な工程や、監督に徹する... 残業も必要なくなるでしょうし、体への負担もいままでよりさらに減るはず。 それはきっと人の幸せにつながるでしょう。 その過程が、川崎重工の明石工場で感じ取ることができました。 人が、人らしい生活を送れるように。 ロボットたちはその手助けをしてくれる存在なんですね。

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