林 先生 の ことば 検定。 グッド!モーニング検定

ことば検定とは (コトバケンテイとは) [単語記事]

林 先生 の ことば 検定

5月15日は平成3(1991)年に ジュリアナ東京がオープンした日です。 は40代以上の人にとっては懐かしい音楽のはず。 ジュリアナ東京はバブル経済の象徴のように言われますが、実際はオープンした時にはバブル崩壊が始まっていたのだそうです。 ジュリアナ東京はバブルというロウソクの最後の輝きだったのかもしれないと林先生はおっしゃっています。 そして、お立ち台で踊っている人たちは 「ジュリ扇」という大きな扇子を振っていました。 振り回すのは扇子本来の使い方とは違いますが、実は扇子とはそもそも扇いで涼をとるものではなかったのだそうです。 で、この日は「扇子、元々の使い道は?」という問題が出されました。 ということで、扇子や団扇について、木簡・竹簡、どうしてメモ帳だったのかなどを調べていきます。 問題 「扇子、元々の使い道は?」 青 メモ帳 赤 禅の修行 緑 足立区南部 緑のボケ 今日の緑は扇子ではなくて 千住だそうです。 「いやぁ、 センスが感じられないボケでしたね」という林先生のセリフまでセットでのボケなのだそうです。 楽しんでいただけたでしょうか?と林先生もまんざらではない様子笑 答えは? 正解は 青 の「メモ帳」でした。 扇子って 日本生まれだとご存じでしたか? 私はなんとなく中国から入って来た文化だと思っていました。 扇子の起源は今から1200年前の平安初期にまで遡ります。 扇子の起源は 檜扇という薄いヒノキの板を重ねて綴じたもの。 この檜扇は宮中の儀式に参加する当時の役人たちには欠かせないアイテムでした。 京都大学総合博物館所蔵の公家檜扇(壬生家旧蔵)は重要文化財に指定されていて、鎌倉時代に実際に使われていたものです。 その扇子には木地に 黒いシミのようなものがいっぱい付いていますが、決して汚れではありません。 檜扇をアップで見ると、墨でぎっしりと何か書いてあります。 何が書いてあるかというと 儀式の式次第なのだそうです。 檜扇とは、このように作法や式次第を書き留めておくものでした。 当時は紙が貴重でしたから木の板をメモ帳代わりに使っていたのですね。 平安中期には数本の細い骨に紙を張った扇子が登場しました。 和歌を書き付けるなどと同時に涼をとる道具としても使われるようになったと言われています。 扇子をメモ帳代わりにすることは「今だと逆に新しくて斬新な発想だ」と新井恵理那アナが言っていました。 紙が貴重だったころのメモ帳 古い時代、文字などを書いて保存するために使われたことでパピルスや羊皮紙が有名です。 楔形文字が書かれた 粘土板が人類最古の文書と言われますが、重くてメモ帳には適さないでしょう。 紙が貴重だった頃、いったいどんなものがメモ帳代わりだったのか、興味があります。 竹簡 中国などの古い文書は 竹簡が多いようです。 竹簡は竹を長さ約23cm、幅約1cm、厚さ0. 2~0. 3mmに加工したものです。 この幅に一文字ずつを書いていたようで、20字から40字が書かれています。 本を書こうとすると40字で終わるわけないので、竹簡が たくさん必要になるのですが、バラバラだと次にどれを読めばよいかわからないため、竹簡と竹簡は紐で編んであります。 これが「編集」なのだそう。 編んだ竹簡を「一冊」と言っていたそうです。 「冊」という字は竹簡を並べて編んだ 象形文字です。 今でも本の数え方は一冊ですが、ここからきていたのですね。 編んだ竹簡がクルクル巻いてあれば、それを「一巻」と言っていたそうです。 今でもシリーズ物の本など一巻二巻と数えていますよね。 因みに、竹簡が出土してその文書を解読したけど、編んであった紐が解けていて竹簡の順序が入れ替わり、文章が前後したため意味が違って解釈されていた!という事態もあります。 時々論争の元になったりしています。 木簡 竹以外に木でも簡は作られていました。 サイズはたぶん竹簡と同じくらいでしょう。 日本で出土されている竹簡はないそうですので、紙がない時代の日本では木簡が書き留める媒体だったのでしょう。 中国から日本に文字が伝来された当時、中国では既に紙というものが出来ていたそうで、そうすると製紙の技術にも取り組みたくなるというもの。 ただ、中国からの製紙技術ではなく日本で紙を漉く技術が出来たとされる説もあるそうで、正確なところはわからないようです。 いずれにせよ、貴重であっても紙が存在していたので、日本には木簡を編むということにはならなかったようです。 長い文章なら紙に書けばいいってことですものね。 木簡を纏めるという発想 新井恵理那アナが扇子をメモ帳にするのは 「斬新な発想だ」と言うように、儀式の式次第カンペがどうしても必要だった宮中の役人にとって斬新な発想が不可欠だったのかもしれません。 木簡の一か所に穴を開け、それを何枚か重ねて木釘や紙縒りなどで纏めれば持ち運びが容易なメモ帳になります。 間違えたり訂正があったら小刀で削れば書き直すことができますし。 というようなことを発見した当時の役人は「これは使える!」と思ったことでしょう。 思うに、中国から伝来した 笏からヒントを得たのではないでしょうか。 笏は中国で儀式のときに式次第を書いて持っていた細長い板で、日本でも カンペとして使われていたそうです。 発祥はカンペなのですが、現在の日本では束帯の着用時に持つべきものとして決まっていたり、神職の正装の一部になっています。 もしかしたら、私たちからは見えなくても今でも笏の裏には式次第が書いてあるのかもしれませんね。 笏は宮中行事で束帯の天皇が持っていたり、歴史の教科書で公家などが持っていたりしますが、一番わかりやすい例は、NHKの おじゃる丸ではないでしょうか。 おじゃる丸が持っているあの板が笏です。 笏の存在を知っていた役人なら 「一枚に書ききれないから束ねちゃおう」と思いついたとしても不思議はありません。 斬新な発想のようですが、当時は誰もが思いつくアイデアだったのかもしれませんね。 扇子と団扇の違い 現在では「涼をとる」ということで同じジャンルの品として扱われそうな扇子と団扇ですが、形状も歴史も違います。 扇子はカンペ(メモ帳)として発明されたもので、開いたり折りたたんだりすることができますが、団扇は柄がついていて折りたたむことができません。 団扇の語源 団扇は 権威の象徴としての面もあったそうです。 と、これだけ読むと笏と似てないか?と思いますが、たぶん本人が団扇を持つというより、脇で 小姓に持たせていたということなのではないかと思います。 何しろ古い時代の団扇は大きく、重かったはずですので扇子のように持って扇ぐというのはしんどいような気がします。 団扇は元々「翳」と書いて、「さしば」とか「さしは」と読みました。 木で出来ている翳や羽を取り付けた翳もありました。 エジプトの壁画などが有名ですよね。 その頃は風を送るだけではなく、 ハエや 蚊などの虫を追い払ったり、病魔など 邪気を祓ったりする目的もあったそうです。 団扇の「団」は「丸い」とか「集まる」という意味で、団扇は昔から丸い形が主流だったのだとわかりますね。 軽い団扇で庶民化 軍配団扇などの鉄製で重いものがあったりもしますが、室町時代や戦国時代あたりから軽量化され始めて、江戸時代には庶民が涼をとる道具として活躍しています。 使い勝手と携帯性 扇子と団扇のどちらが好きかは個人の好みによりますが、気軽に使えるのは団扇でしょう。 ただ携帯するのに便利なのは扇子で、電車の中などで扇子をパタパタさせている方も見かけたりします。 現在の茶道や儀式などで扇子の代わりに団扇は使えませんが、逆に酢飯の粗熱を取ったりするのに扇子では扱いにくいかもしれませんし、浴衣で花火大会などに行ったら団扇のほうが断然雰囲気出ますよね。

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ことば検定 語彙編 : テレビ朝日グッド!モーニング

林 先生 の ことば 検定

ことば検定プラスとは ことば検定プラスとは、毎週月~金04:55-08:00にテレビ朝日系列で放送されている「グッド!モーニング」という番組内で、林修先生が出題する問題に視聴者がデータ放送を利用して答えるミニコーナーです。 正解者にはポイントが付与され、同番組内の別のミニコーナーのクイズと正解ポイントを合算してプレゼントに応募することができます。 青・赤・緑の3択になっていますが、緑の回答はダジャレになっていることが多く、まずは緑のダジャレを考えてから正解を思案する二重構造のクイズと言っていいでしょう。 林先生の解説には細かい雑学も散りばめられており、雑学好きにはたまらないコーナーです。 あまりに好きすぎるので、復習を兼ねて週毎にまとめてみることにしました。 選択肢において言及されない部分など、個人的な注釈や豆知識も加えてあります。 【5月18日】新幹線「のぞみ」の命名の決め手は? 青:命名者の名前 赤:大和言葉 緑:僕じゃないよ ~以下、正解は反転してください~ 【 正解】 赤・大和言葉 【林先生の解説】 青:言及なし 赤:もともと、命名候補の中に「希望(きぼう)」という候補がありましたが、命名委員の1人だった阿川佐和子さんが「希望」の大和言葉である「のぞみ」を発案して決まったそうです。 同じく作家である父、阿川弘之氏から「日本の列車はみんな大和言葉から命名されている」と教わっていたそうです。 緑:「僕じゃないよ」は、「のぞみ」ではなく「Not me(のっとみー)」なんだそうです。 個人的な注釈 当時最速だった「ひかり」よりも早い新型新幹線の名称として、選考は難航したようです。 あやうく開発段階の仮称だった「スーパーひかり」が本採用に至る寸前までいったとか。 阿川弘之氏は今でいう乗り鉄で、列車旅行のエッセイを出しているほどですから、自身のアドバイスから新型新幹線が命名されたことはうれしかったでしょうね。 【5月19日】明治43年、ハレー彗星の接近前に売れたものは? 青:めがね 赤:自転車のチューブ 緑:アテネと北京の北島 ~以下、正解は反転してください~ 【 正解】 赤・自転車のチューブ 【林先生の解説】 青:言及なし 赤:当時ハレー彗星接近のニュースが流れた際に、ハレー彗星の尾が地球を通過する。 その際に5分ほど酸素がなくなり地球上の生き物は皆窒息死するというデマが流れました。 そのため、その5分をやり過ごすために自転車のチューブが爆発的に売れたんだそうです。 何を馬鹿なと思いますが、現在のコロナウィルスの影響で様々な商品が店頭から消えたことを考えると、当時の人々を笑えませんね。 緑:「アテネと北京の北島」は、「ハレー彗星」ではなく、「はえー水泳」なんだそうです。 個人的注釈 ハレー彗星は75年周期の楕円軌道で周回しており、次回地球に接近するのは、2061年夏だそうです。 命名者はエドモンド・ハレーというイギリスの天文学者です。 【5月20日】「ジャンボ」の由来は? 青:象 赤:プロレスラー 緑:かばんから甘い香り ~以下、正解は反転してください~ 【 正解】 青・象 【林先生の解説】 青:19世紀後半に流行っていたサーカスに、バーナムという興行師がロンドン動物園から買い取った象を連れてきました。 体重6,5tもある巨大な象で、スワヒリ語で酋長を意味するJambeという単語からジャンボと名付けて人気を博したそうです。 赤:ジャンボ鶴田というプロレスラーや、ジャンボ尾崎というプロゴルファーがいました。 緑:「かばんから甘い香り」は、「ジャンボ」ではなく、「ジャムポシェット」だそうです。 全然ちがいますね笑 個人的な注釈 今でも「Jambo」といえば「巨大な」という意味で使われています。 身近なところではジャンボ宝くじであったり、もう就航を終えましたがジャンボジェットなどに使われています。 【5月21日】野口英世の改名の理由は? 青:海外で覚えられやすい名前に 赤:小説の登場人物と似た名前が嫌 緑:聞くに堪えない不満 ~以下、正解は反転してください~ 【 正解】 赤・小説の登場人物と似た名前が嫌 【林先生の解説】 青:言及なし 赤:坪内逍遥の「当世書生気質」に、医学志望で浪費家の野々口清作という人物が登場します。 野口英世の改名前の名前は野口清作。 全くの偶然ですが、野口清作自身も医学志望でかつ浪費家でした。 そこで、清作自身がモデルであるかのように思われることを嫌がった野口清作は改名を決意したそうです。 緑:「聞くに堪えない不満」は、「野口英世」ではなく、「その愚痴ひでーよ(そのぐちひでーよ)」だそうです。 個人的な注釈 子供向けの伝記だと、改名の理由を「海外で覚えられやすいように」とか、「もっと立派な名前に」といった風に変更していることが多いようです。 なお、野口英世の浪費と借金癖は、小説の登場人物の野々口清作をはるかに上回ります。 詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 【5月22日】作家、コナン・ドイルが経験したことは? 青:選挙に落選 赤:オリンピックに出場 緑:難しい技は必要? ~以下、正解は反転してください~ 【 正解】 青・選挙に落選 【林先生の解説】 青:人気作家だったコナン・ドイルは与野党双方から立候補の誘いを受け、戦争支持を訴えることでより難しいと判断された与党から立候補し、落選しました。 赤:1908年のロンドンオリンピックに、競技委員として参加したそうです。 緑:難しい技は必要?は、「コナン・ドイル」ではなく、「高難度いる?(こうなんどいる?)」だそうです。 以上、5月3週の言葉検定プラスのまとめでした。

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【寿の由来】 寿という言葉は平安時代から使われていて、「源氏物語」にも登場します。 実は、この言葉が生まれた背景には、日本古来の言霊思想が関係しています。 寿の語源は、「ことほき」という言葉です。 「ことほき」は、「こと」「ほき」と分けることが出来ます。 「こと」は言、「ほき」は祝く ほく という動詞が変化したもので、祝福することを指しますが、祈って幸福を招くという意味が強い言葉です。 そこで「ことほき」も祈りの言葉によって幸福を招き入れるという意味になります。 ことばで現実を操る言霊思想が反映されているのです。 現代でも結婚式は、「切る」「終わる」など、別れや不幸を連想する言葉は忌み言葉として避けられます。 まさに言霊思想です。 前回の「ことば検定プラス」.

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