殺し 屋 イチ 無料。 「殺し屋1(イチ)」のラストを考察【kindleなら全巻無料】

映画アニメ化でも話題!漫画 殺し屋1(イチ)[山本英夫]全巻スマホで無料立ち読みする方法

殺し 屋 イチ 無料

「新のぞき屋」と「殺し屋イチ」 実は私は「新のぞき屋」よりも先に「殺し屋1」を読んでいた。 しかし、殺し屋1の方は感想を書くのが困難だった。 というもの殺し屋1の作中にはあまりに複雑で理解しがたい人間模様が描かれており、分かりやすく言語化するのは容易いことではなかったからだ。 しかし、初めて殺し屋1を読んでから1年が経ったのでこの前再び読み返してみたところ、やはり面白かった。 そして今度はなんとかそれについて何かが書けそうだと思った。 タイトルからも分かるようにこの漫画は「 殺し」のシーンがたくさん出てくる。 殺しだけでなく、ヤクザ、暴力、脅迫、強姦、拷問、ドラッグ、異常性愛、等々、およそこの社会で 害悪とされているもののオンパレードである。 特に拷問のシーンは壮絶だ。 殴る蹴るは当たり前で、腕を腕力で引きちぎったり、股間をハサミでちょん切ったりと見ているだけ体がブルブルしてくる描写ばかりだ。 映画化もされたが、その際に映倫初の 性描写ではなく暴力行為に対してR18指定ということだから、原作がいかに暴力的な描写に溢れているのかが分かる。 一言で言えば 教育に悪い漫画である。 しかしながら90年代後半 〜2000年代前半の歌舞伎町のリアルな風景、とりわけヤクザ間の抗争はとても興味深い。 はっきり言ってたった十数年経った 今とは全く別の街と言える。 以前ネイキッドロフトでバイトしていた時に「以前はビルのトイレに注射器があった」という話を聞いたことがるが、今の歌舞伎町は平和そのものだ。 あらすじ 歌舞伎町のど真ん中にある「歌舞伎町サンライズマンション」は8割の住人がヤクザ関係の人間である。 ある時、はぐれものの4人組(ジジイ、昇、龍、井上)がマンションにある「安生組」の組長室の金庫の中の3億円を盗む計画を立てる。 彼らは「 1(イチ)」というコードネームの殺し屋が組長とその愛人を殺した後の部屋に忍び込み、無事金庫の3億円を盗むことに成功する。 しかし安生組の若頭であり、性的異常者(マゾヒスト&サディスト)でもある垣原雅雄ははぐれもの4人組を見つけ出し、凶悪な悪者を交えて筆舌に尽くし難い拷問で一人一人なぶり殺していきながら主犯格であるジジイとイチに近づいて行こうとする。 その過程で究極のマゾヒストである垣原はイチのサディスト性を「自分が探し求めていたもの」として強く求めるようになる。 ここまでがざっくりとしたあらすじだ。 かなり短くまとめてみた。 やはり実際に全巻読んで欲しい。 感想(ネタバレ) ここからは完全にネタバレになる。 つまりストーリーを全て知っていることが前提だ。 まだ読んでない人はここで一旦ストップしてもらいたい。 3人の重要な登場人物 この漫画には多くの魅力的な登場人物がいるが物語が進むうえで中心的な役割を果たすのはこの3人しかいない。 すなわち、 イチ、 ジジイ、そして 垣原である。 イチ(城石一 イチの本名は城石一(しろいしはじめ)である。 ちなみに年齢は22で工場勤務である。 元々いじめられっ子(イチめられっ子)であったが、日々空手の稽古に明け暮れているうちにいつの間にか人を死に至らしめるほどの脚力が鍛え上がる。 そして高校一年の時についに自分をいじめていた同級生を殺して少年院に入れらえてしまう。 殺し屋イチが誕生する過程はこちらを参照。 ちなみにKindleunlimitedならこれも無料で読める。 つまりは相手に暴力を振るうことに性的興奮を覚えるのである。 特に殺した後には必ず射精する。 イチは作中では常にジジイに利用されている殺人マシーンである。 後述するがイチには中学生の時にいじめられていた過去があり、ジジイはその記憶をあの手この手で自分の都合の良いように作り変え、ターゲットがあたかもその時のいじめっ子のように仕立てあげていた。 ジジイ この物語を全て裏で操っている、見た目はジジイだが整形をしており、実際は30代前半という謎の男である。 ジジイがどのようにしてイチと出会ったのか不明である。 しかしジジイが何らかの殺し屋ブローカー的なことをしているのは確かだ。 事実イチに殺された金子の息子であるタケルはこのジジイによって次の殺人マシーンに育て上げられている様子が最終話でほのめかされる。 ジジイは「 イチによる平和の新宿(ハイキョ)計画」なるものを実現する為に組長の金庫から3億円を窃盗、情報操作によってヤクザの抗争を勃発させたりしているが、その本当の目的・動機は「 自分を魅了するものを全て消す為」である。 私にとってはこの動機はストンと腑に落ちるのだが多くの人にとっては曖昧すぎて何が何だかわからないだろう。 これも後述する。 垣原 垣原は性的異常者のヤクザである。 基本はマディストであるがサディスティックな一面もあり、針で吊るし上げた相手の背中に沸騰した油をかけたり、細い針で滅多刺しにしたりと残虐性は計り知れない。 垣原の拷問のポリシーは「 思いやりを持たないこと」だ。 中途半端な思いやりを持って相手を痛めつけてはいけないのだ。 痛みを与える時は痛みを与える喜びを噛みしめること、これが相手に対する最高の思いやりになる、垣原はこう考える。 だからこそ徹底的に相手を痛めつけ、自分が拷問を受ける時も徹底的に痛みつけられることを要求する。 つまりSとMは互いに 絶対的でなければならない。 自分がSであれば絶対的に相手を痛めつけ、自分がMであれば絶対的に相手に痛めつけられる。 柿原はこの必然性に 性的興奮を覚えるのだ。 つまりは垣原にとってみればSでもMでもどちらでも良いとも言える。 彼にとって重要なのか「Sであれば相手を徹底的に痛めつけ、Mであれば徹底的に痛めつけられる」という必然性だけだ。 事実として垣原はマディストだが、それはたまたまそうであるということに過ぎない。 故に垣原がイチを追い求めるのは、イチが 絶対的なサディスト(殺人マシーン)だからである。 思いやりなどなくただ人を殺し、それに性的興奮を覚え射精する 究極的なサディストであるイチに殺されたくない垣原は、殺されない努力をしなければならない。 この「イチに殺される」という恐怖は垣原を究極的なマディストに駆り立てる。 この 必然性が重要なのだ。 イチの洗脳 イチはジジイによって殺人マシーンと化したのだが、その洗脳方法には2パターンあった。 まずはターゲットのヤクザたちをイチの記憶の中のいじめっ子に仕立てあげることである。 イチは ジジイの巧みな話術によってこのターゲットたちがイチの記憶のいじめっ子とリンクしていることを印象付ける。 幸いターゲットたちはみんな悪そうな顔をしているので、イチは迷いもなくターゲット(いじめっ子)を殺す。 しかし、イチがひょんなことから行きつけのピンサロ嬢を殺してしまいスランプに陥ってしまう。 イチがピンサロ嬢を殺した経緯は、たまたま彼女がイチに「いつも暴力を振るう旦那を殺してほしい」と呟いたことをイチは本気にしてしまい、彼女の旦那を本当に殺してしまったところをピンサロ嬢に見られたからである。 その後イチはスランプに陥る。 その時にジジイはかつてイチを助けようとしたことで逆にいじめられ、いじめっ子たちに強姦された女子生徒(そしてイチはその現場にいた)を利用しイチを復活させようとする。 イチを復活させる方法は多少強引だが巧妙だ。 ジジイはカレンというホステスを使いイチにテレクラ電話をかけさせ、「実はあの時いじめっ子たちに強姦されたあの女の子はあなたにも犯されたかった」ということを信じ込ませるのである。 その理屈は 垣原の必然性と同じである。 つまり「 中途半端な思いやりを持つな」ということだ。 女子生徒がいじめっ子たちに強姦されているところでイチはどうすることも出来ずに見ているだけだった。 だが、その「ただ見ているだけ」という思いやりが逆に女子生徒を惨めにさせているのだ。 つまり彼女は本当はイチにも犯されたかったのだ。 そうすることで本当に救いようのない人間になれたのだ。

次の

「殺し屋1(イチ)」のラストを考察【kindleなら全巻無料】

殺し 屋 イチ 無料

「新のぞき屋」と「殺し屋イチ」 実は私は「新のぞき屋」よりも先に「殺し屋1」を読んでいた。 しかし、殺し屋1の方は感想を書くのが困難だった。 というもの殺し屋1の作中にはあまりに複雑で理解しがたい人間模様が描かれており、分かりやすく言語化するのは容易いことではなかったからだ。 しかし、初めて殺し屋1を読んでから1年が経ったのでこの前再び読み返してみたところ、やはり面白かった。 そして今度はなんとかそれについて何かが書けそうだと思った。 タイトルからも分かるようにこの漫画は「 殺し」のシーンがたくさん出てくる。 殺しだけでなく、ヤクザ、暴力、脅迫、強姦、拷問、ドラッグ、異常性愛、等々、およそこの社会で 害悪とされているもののオンパレードである。 特に拷問のシーンは壮絶だ。 殴る蹴るは当たり前で、腕を腕力で引きちぎったり、股間をハサミでちょん切ったりと見ているだけ体がブルブルしてくる描写ばかりだ。 映画化もされたが、その際に映倫初の 性描写ではなく暴力行為に対してR18指定ということだから、原作がいかに暴力的な描写に溢れているのかが分かる。 一言で言えば 教育に悪い漫画である。 しかしながら90年代後半 〜2000年代前半の歌舞伎町のリアルな風景、とりわけヤクザ間の抗争はとても興味深い。 はっきり言ってたった十数年経った 今とは全く別の街と言える。 以前ネイキッドロフトでバイトしていた時に「以前はビルのトイレに注射器があった」という話を聞いたことがるが、今の歌舞伎町は平和そのものだ。 あらすじ 歌舞伎町のど真ん中にある「歌舞伎町サンライズマンション」は8割の住人がヤクザ関係の人間である。 ある時、はぐれものの4人組(ジジイ、昇、龍、井上)がマンションにある「安生組」の組長室の金庫の中の3億円を盗む計画を立てる。 彼らは「 1(イチ)」というコードネームの殺し屋が組長とその愛人を殺した後の部屋に忍び込み、無事金庫の3億円を盗むことに成功する。 しかし安生組の若頭であり、性的異常者(マゾヒスト&サディスト)でもある垣原雅雄ははぐれもの4人組を見つけ出し、凶悪な悪者を交えて筆舌に尽くし難い拷問で一人一人なぶり殺していきながら主犯格であるジジイとイチに近づいて行こうとする。 その過程で究極のマゾヒストである垣原はイチのサディスト性を「自分が探し求めていたもの」として強く求めるようになる。 ここまでがざっくりとしたあらすじだ。 かなり短くまとめてみた。 やはり実際に全巻読んで欲しい。 感想(ネタバレ) ここからは完全にネタバレになる。 つまりストーリーを全て知っていることが前提だ。 まだ読んでない人はここで一旦ストップしてもらいたい。 3人の重要な登場人物 この漫画には多くの魅力的な登場人物がいるが物語が進むうえで中心的な役割を果たすのはこの3人しかいない。 すなわち、 イチ、 ジジイ、そして 垣原である。 イチ(城石一 イチの本名は城石一(しろいしはじめ)である。 ちなみに年齢は22で工場勤務である。 元々いじめられっ子(イチめられっ子)であったが、日々空手の稽古に明け暮れているうちにいつの間にか人を死に至らしめるほどの脚力が鍛え上がる。 そして高校一年の時についに自分をいじめていた同級生を殺して少年院に入れらえてしまう。 殺し屋イチが誕生する過程はこちらを参照。 ちなみにKindleunlimitedならこれも無料で読める。 つまりは相手に暴力を振るうことに性的興奮を覚えるのである。 特に殺した後には必ず射精する。 イチは作中では常にジジイに利用されている殺人マシーンである。 後述するがイチには中学生の時にいじめられていた過去があり、ジジイはその記憶をあの手この手で自分の都合の良いように作り変え、ターゲットがあたかもその時のいじめっ子のように仕立てあげていた。 ジジイ この物語を全て裏で操っている、見た目はジジイだが整形をしており、実際は30代前半という謎の男である。 ジジイがどのようにしてイチと出会ったのか不明である。 しかしジジイが何らかの殺し屋ブローカー的なことをしているのは確かだ。 事実イチに殺された金子の息子であるタケルはこのジジイによって次の殺人マシーンに育て上げられている様子が最終話でほのめかされる。 ジジイは「 イチによる平和の新宿(ハイキョ)計画」なるものを実現する為に組長の金庫から3億円を窃盗、情報操作によってヤクザの抗争を勃発させたりしているが、その本当の目的・動機は「 自分を魅了するものを全て消す為」である。 私にとってはこの動機はストンと腑に落ちるのだが多くの人にとっては曖昧すぎて何が何だかわからないだろう。 これも後述する。 垣原 垣原は性的異常者のヤクザである。 基本はマディストであるがサディスティックな一面もあり、針で吊るし上げた相手の背中に沸騰した油をかけたり、細い針で滅多刺しにしたりと残虐性は計り知れない。 垣原の拷問のポリシーは「 思いやりを持たないこと」だ。 中途半端な思いやりを持って相手を痛めつけてはいけないのだ。 痛みを与える時は痛みを与える喜びを噛みしめること、これが相手に対する最高の思いやりになる、垣原はこう考える。 だからこそ徹底的に相手を痛めつけ、自分が拷問を受ける時も徹底的に痛みつけられることを要求する。 つまりSとMは互いに 絶対的でなければならない。 自分がSであれば絶対的に相手を痛めつけ、自分がMであれば絶対的に相手に痛めつけられる。 柿原はこの必然性に 性的興奮を覚えるのだ。 つまりは垣原にとってみればSでもMでもどちらでも良いとも言える。 彼にとって重要なのか「Sであれば相手を徹底的に痛めつけ、Mであれば徹底的に痛めつけられる」という必然性だけだ。 事実として垣原はマディストだが、それはたまたまそうであるということに過ぎない。 故に垣原がイチを追い求めるのは、イチが 絶対的なサディスト(殺人マシーン)だからである。 思いやりなどなくただ人を殺し、それに性的興奮を覚え射精する 究極的なサディストであるイチに殺されたくない垣原は、殺されない努力をしなければならない。 この「イチに殺される」という恐怖は垣原を究極的なマディストに駆り立てる。 この 必然性が重要なのだ。 イチの洗脳 イチはジジイによって殺人マシーンと化したのだが、その洗脳方法には2パターンあった。 まずはターゲットのヤクザたちをイチの記憶の中のいじめっ子に仕立てあげることである。 イチは ジジイの巧みな話術によってこのターゲットたちがイチの記憶のいじめっ子とリンクしていることを印象付ける。 幸いターゲットたちはみんな悪そうな顔をしているので、イチは迷いもなくターゲット(いじめっ子)を殺す。 しかし、イチがひょんなことから行きつけのピンサロ嬢を殺してしまいスランプに陥ってしまう。 イチがピンサロ嬢を殺した経緯は、たまたま彼女がイチに「いつも暴力を振るう旦那を殺してほしい」と呟いたことをイチは本気にしてしまい、彼女の旦那を本当に殺してしまったところをピンサロ嬢に見られたからである。 その後イチはスランプに陥る。 その時にジジイはかつてイチを助けようとしたことで逆にいじめられ、いじめっ子たちに強姦された女子生徒(そしてイチはその現場にいた)を利用しイチを復活させようとする。 イチを復活させる方法は多少強引だが巧妙だ。 ジジイはカレンというホステスを使いイチにテレクラ電話をかけさせ、「実はあの時いじめっ子たちに強姦されたあの女の子はあなたにも犯されたかった」ということを信じ込ませるのである。 その理屈は 垣原の必然性と同じである。 つまり「 中途半端な思いやりを持つな」ということだ。 女子生徒がいじめっ子たちに強姦されているところでイチはどうすることも出来ずに見ているだけだった。 だが、その「ただ見ているだけ」という思いやりが逆に女子生徒を惨めにさせているのだ。 つまり彼女は本当はイチにも犯されたかったのだ。 そうすることで本当に救いようのない人間になれたのだ。

次の

映画アニメ化でも話題!漫画 殺し屋1(イチ)[山本英夫]全巻スマホで無料立ち読みする方法

殺し 屋 イチ 無料

ヤクザが蔓延るビル、通称「ヤクザマンション」の中で起こる殺し屋イチとヤクザたちの抗争の物語です。 ストーリーも面白いのですが、この作品の最大の魅力は超アクの強い登場人物達です!主人公イチは気弱な性格で典型的ないじめられっ子ですが、自分の中のスイッチが入った途端、容赦なく人を殺しまくる超サディストに変身します。 またイチを探し求めるヤクザ「垣原雅雄」は体中に空けたピアスや口裂け女のように裂けた口が特徴で、拷問を受けたり、ボコボコにされることに快感を得る超マゾヒストです。 「SMとはプレイではなく生活」「待っていた……オマエのような変態を……」など登場するたびに名言連発です。 様々な伏線の積み重ねを経た後の、ドSのイチとドMの垣原が邂逅した瞬間のカタルシスは必見! 映画化、OVA化もされた名作です。 ネタバレ 購入済み 難しい! tubo 2018年05月03日 深く考えてはいけないんだろうな!と、思いつつも、キャラクターが濃いので、生い立ちとか成り行きとか考えてしまう。 10巻もあるので情も湧いてきてしまう。 こいつらクレイジーだ!特に主人公のイチがやべー!つええー!とか、そんなノリで読むべきか、ヤクザの抗争やら、ジジイの思惑やら、イチがなんでこうなっ たかとか…、考えながら読むべきか… 私は、どうしたらイチを救えるかずーっと考えて読んでましたが、(転がされても殺しはするし、救い用がないけど、根は優しいし、カワイイのでなんだかんだ見捨てられないのでした。 )スイッチがどうあっても入るし様だし、笑顔は変えられても、イジメのトラウマはどうしても消えないようで無理でした。 この場所は毒にも薬にもなっているようなので、まあまあの都会に引っ越ししてください。 あの見た目ならたぶん意味なくイジメれないはず… とりあえずジジイは何者?あ、タケシ君は可哀想でした。

次の